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朝型さんと夜型さん

作者: もか

朝型さんと夜型さんのラブコメです。

お互いの正体は?


「ふぁ~、おはよう」


ねぐせのついた髪をかきながら夜型さんが起きてきた。


「こんばんはだろ、ほら、ブラシと着替え」


「朝型さんはもう寝る時間?」


「そうだよ、ほら、晩御飯もできてるぞ」


かつ丼とみそ汁とおしんこと便秘気味の夜型ようにはちみつ入りヨーグルト。


着替えをすませた夜型がいただきますといってもりもりと食べる。


その様子を見ると朝型はとなりの部屋へと帰っていった。


「……いっつも律儀に朝型さんは俺の面倒見てから寝るよな、俺のこと好きなのかな? ははは、まさかな」




「夜型と会えるのはこの時間だけだからな、明日の晩御飯は何にしよう?」


「でも、何の仕事してるんだろう?」ばささっ


「よ、夜型!?」


「朝型さん、今夜はあなたの血をいただきにきました」


「ドラキュラだったのか?」


「ははは、まあいいじゃない」かぷっちゅー


気絶する朝型。


「これで朝型とはお別れだな、さよなら」


「わたしも隠していたことがあるんだ、夜型」


「? 聞いていい?」


「満月の夜だけは変身するんだ」


朝型がみるみる大きくなり、ごわごわとした虎柄の毛に覆われる。


「実はわたし、ワータイガーなんだ」



読んでいただきありがとうございます。

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