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猫妖怪とまったり生活  作者: 咲耶
第一章 春
6/6

お出かけ(後編)

霧城鳴也(きりじょうなるや):大学一年生。両親は他界。妹と叔母がいる。大学に行くためマンション住まい。主人公。

美澪(みれい):猫耳尻尾あり巫女服姿の美少女地縛霊。詳しくが知らないが鳴也の家によくいる。

ヤバい。現在非常にヤバい。

簡単に言ったら真隣に猫耳妖怪、しかもタオルを巻いているだけのすごく目のやり場に困る姿の美澪がいるからだ。

うん、何故こうなったんだあああああっ!


〜6時間前〜


「うんっ、美味しい!」

 俺は正直に思ったことを口にした。

 今俺は美澪と街を見て回っている最中お昼頃になったから美澪に教えてもらった評判がいいカフェに来ている。

 内装はかなりよく雰囲気が結構いいお店だ。

 それよりグラタンおいしい……。

「そんな顔だらしなくなるぐらい美味しいの?」

 隣から呆れながらも可愛らしい声でそう言われた。

「マジ?俺の顔だらしなくなってる?」

「面白いぐらい」

「そ、そうか…。でも、結構これ美味しいぞ」

「ふ〜ん」

 そこで会話は終わり俺はグラタンに集中した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ふぅ〜…。美味しかったぁ…」

 見た目に反して量が多かったグラタンを数十分かけて腹に送った俺はかなりの幸福感に浸っていた

「そんなおいしいのなら私も食べてみたかったな〜」

 俺はその言葉に疑問を覚えた。

「あれ?お前、今日俺の作った朝ごはん食べてたよな?」

「うん。おいしかったよ」

「じゃあ、なんでここの料理食べないんだ?」

「なんかね〜、君の住んでる部屋の中の物だけ触ったり食べたりできるんだ」

「なんだよその設定…」

「まあまあ、お腹満たされたなら次行こ次!」

「はいはいわかった」

 俺はそう言うと席から離れレジに向かった。

 お金を払い終え外に出ると美澪が待っていた。

「次はどこ行くんだ?」

「またそこらへんぶらぶらしよっか」

「わかった」

 それからまた数時間ぶらぶらと街を探索した。

 かなり日が落ちてきたので俺は美澪の提案でマンションに一旦戻り着替えを持ってちょっと遠め(言うて歩いて30分程度)の場所にある温泉に行った。

 温泉の中は少ないが人がいた。

 俺たちは脱衣所に行き服を脱いだあと洗い場に行き体を洗い湯船へと向かった。

 その間俺はずっと思っていた。

 何故隣に美澪がずっといるんだ?っと

 今美澪は俺の隣でタオルを巻いただけというものすごい軽装備というか装備とも言えない状況だ。

「ふぅ〜、ここ気持ちいいね〜」

「ああ、そうだな。っじゃねえよなんで一緒に入ってんだよ、ここ男湯だぞ?」

「うん、そうだね」

「そうだねってわかってんだったらなんで隣にいるんだよ。てかそんな姿なのに一切恥ずかしがらないのは何故だ」

「なんかね〜、あなたの住んでる部屋と繋がりにある人の近くにいないと強制的にあの部屋に引き戻されちゃうんだ。だから君のそばにいるの。で、この姿で恥じらわないのは君以外私は見えてないしあなたにはもう胸触られちゃったからいいかなって」

「俺が変態だからって理由で許諾をするな」

「まーまー、今はゆっくり温泉を楽しもうよ〜」

 そう言いながら美澪は湯船の中で手足を伸ばし全身の力を抜いた。

 俺はいろいろ思っていたことを頭の端っこに押し寄せて今は美澪の言うとおりに温泉を楽しむことにした。

ーーーーーーーーーーーーーー

 それからとういうと温泉から出た俺と美澪は晩ごはんを食べに近くのラーメン屋に行った。

 そこのラーメン屋もなかなか美味しくお気に入りになった。

 ごはんを済ましたあと俺と美澪はどこにもよらずまっすぐ家に帰った。帰ったとき時計を見ると9時を回っていたから布団を敷いてなんやかんや楽しかった今日に幕をおろした。


お出かけ(後編)-終-

みなさーん、こーんにーちはー。

と、まあまた次話投稿が遅れてしまい申し訳ないのでございまする。

最近夏休みによるぐーたら生活の上物語の構想が思いつかなくて今になります

まあ、今度の次話投稿遅れれないようにがんばります

---------これからのちょっとしたネタバレ注意----------

今頭の中で出来てるものなんですが妹ちゃんを登場させようと考えています。明るくてお兄ちゃん大好きな妹ちゃんがもしかしたら出るかもしれません。

それと独り身主人公くん、なるやくんに大学のお友達ができたりしなくもないかもしれないよ?

設定は現在考えてるけど一応お友達は女の子で幽霊が見えちゃう子、妹ちゃんは幽霊は見えないけど美澪が何故が見えてしまうっていうふうに考えてるよ

なので新しい話をお楽しみに

それではまた

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