予定決定!!
霧城鳴也:大学一年生。両親は他界。妹と叔母がいる。大学に行くためマンション住まい。
美澪:猫耳尻尾あり巫女服姿の美少女地縛霊。詳しくが知らないが鳴也の家によくいる。
4
「っし、今日は何をしようか」
朝食に使った皿を洗い部屋着を洗濯し終わった。
今日は日曜日。大学は休み。やることが特にない。
「ん〜なにしよう…」
「どこか行かないの?」
「ここらへん何があるか一切知らない。てかお前まだいたのか」
この部屋には今俺以外の人がいる。
「うん。この家が一番落ち着くの」
そう、飛びながら言った。
訂正しよう。この部屋には俺以外に幽霊がいる。
名前は美澪。猫耳巫女服の美少女地縛霊だ。
「そういうお前はどこか行かないのか?てかこのマンションから出れるのか?」
「ん〜一日程度なら出れるよ。それにいったとしても特にできることもないからどこにも行かない」
「そうか…。この街のこと色々知ってるか?」
「だいたいのことはわかるよ。だてに三百年生きてるし」
「ほぉ…て、え?三百年?サンビャクネン!?」
彼女は不思議そうに目を首をかしげながら、
「うん、そうだよ?ここらでだいたい三百年は生きてたよ」
「ま、マジか…」
まあ地縛霊なんだしそれぐらいは生きてるかと自己満足させて俺は一つ思いついた。
「じゃあさ、美澪、お前が案内してくれよ」
俺がそう言うと彼女は見上げるように俺の顔見て、
「それってデートのお誘い?」
「は!?」
思わず素っ頓狂な声を上げてしまった。
その声を聞いて美澪はいたずらっぽい顔をして、
「ま、冗談だけど」
「からかうな!!」
「えー、君の恥ずかしがってる顔かわいいよ?」
「うるせー。用意するから外で待ってろ」
俺は話を強制的に切り準備に取り掛かった。
愛用の黒いバックに財布など諸々を詰めて家から出た。
家から出ると美澪が待っていた。
「遅いよ〜」
「すまない」
「まあ、いいよ。それじゃレッツゴー!!」
「ちょっと待て、家の鍵を閉めさせろ」
俺はそういい家の鍵がかけマンションから出た。
〜次回〜
美澪とお出かけ
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