TLM
現在、アメリカ合衆国を中心に拡がりつつあるBLM(Black Lives Matter)ですが、私は「Tibetan Lives Matter」を推奨します。
チベットが中国共産党による侵略と、民族浄化という弾圧で黒人以上に苛烈な圧政下にある事実は無視できません。
また東トルキスタン(ウイグル)が「人間牧場」として臓器移植の為の養殖場になりつつある現状にも憂いています。
チベットは二次大戦中、連合軍の要請を断って「援蒋ルート」の経由地を拒否しました。また「同じ仏教国だから」という理由で我が国に毛布を寄贈するなどの慈愛溢れる行動も忘れてはなりません。
その独立国チベットには軍隊がありませんでした。
そこへ中国共産党が友好を掲げて進入を始めたのが1949年頃と言われております。
翌年には人民解放軍がチベット東部に侵略し、ここを占領して国土を侵奪しました。
更に共産党に従わないチベット人を何万人も虐殺し、改革と称して宗教を弾圧、多くの文化財を滅却する蛮行を実施しました。
そしてついに1956年に圧政からの解放を目指して住民が武装蜂起して「チベット動乱」が始まります。
しかし、軍隊ではないチベット人と、正規軍である人民解放軍では練度や装備の違い、また圧倒的な物量作戦によりチベット人は敗北を重ね1959年3月17日、ダライ・ラマ猊下はチベット臨時政府の樹立を宣言して、インドへ亡命しました。
この時、ダライ・ラマ猊下を慕う8万人のチベット人も行動を共にする姿は、曹操の圧力に退避を余儀なくされた劉備を髣髴とさせます。
こうしてチベット全域を支配下に置いた中国共産党は更に弾圧政策を強め、比丘尼も含めた女性への強姦を行い、男性は断種手術で生殖機能を奪って、純血のチベット人が増えないよう民族浄化を進めました。
共産党に従わないチベット人は拷問を受け、トイレの紙には経文や仏画を使わせるなど残虐行為の限りを尽くし、現在に至ります。この間に虐殺されたのは数千万人と言われ、虐殺を主導したのは共産党でした。
このような国が国連の安全保障常任理事国という国際社会を仮に物語にしたとして、読者からの反発は尋常ではないでしょう。
しかし、これは現実です。私は極力穏やかに表現しています。
『雪の下の炎』というドキュメンタリー映画に、私は涙しました。
今も国を失い、圧政下にあるチベット人に独立国と安寧が戻るよう願ってやみません。
そしてこれは現在の香港、明日の沖縄の姿かもしれないのです。




