美丈夫は妻を心赴くままに誘う
ガウスは笑い
「良いでしょう」
「ほんと嬉しそうに」
芽衣が憤る
「私も怜奈とデートしたい!!」
武はそうそうにこの人達
常に微妙なコントしてないと気が済まない種族
何だなと理解しつつ
「セトナゲームよして花見に行こう」
武は思い付きを言葉にする
「そうですね」
セトナは迷う
「綺麗だ」
「来いよ花見」
ガウスは笑いカウンター前の椅子に座り
胸を反らし伝える
「綺麗よ私も終わったら行こうと」
芽衣が言いながら立ち上がり
「ゲーム内の私は<愛嬌無双>に戻るわ」
「皆の衆また」
出口に向かい手を振りながら歩く
「また今回も有難う芽衣さん」
ガウスは背に声をかけ
「またな」
理仁も少し後に声をかける
「「また」」
最後にほぼ同時に武とセトナが伝える
「皆ありがと」
「お二人さん末永くお幸せにね~」
そんな言葉を残し消える
「俺達もセトナ」
「そうね武さん」
「「皆さんまた」」
二人は立ち上がり並んで立ち微笑み
「「また」」
ガウスと理仁は揃って返事
「直ぐに会うかもな私も」
「本体は妻と花見中だ」
理仁は笑い伝える
「はい」
武は威勢良く返事をし
「行きましょう」
にっこりと微笑むセトナに
引きずられるように武とセトナは消える
残った二人は
「実に惜しい」
理仁はしみじみ呟く
「まあ弱すぎるからね武は」
「セトナは九郎さんのお弟子さん」
「どっちも理仁さんの」
「直弟子には」
「向かない」
ガウスは出口を見つめたまま述べる
「はあ残念」
「でどうするガウス君」
背を向けるガウスに理仁は尋ねる
「様子見だね」
「接したみた感じ」
「水の飲み場には連れていけるけど」
「飲むかどうかは微妙だね」
理仁は腕を組み
「是非飲んで欲しい」
「彼も彼女も実に興味深い」
「そうだね」
「特に武は俺の探り推量から」
「大幅にずれる逸材」
ガウスは言いながら
「俺は道場で鍛錬してる」
カウンター直ぐ脇の扉に歩みを進める
「なら私はログアウトするよ」
「「また」」
ガウスと理仁は同時に声をかけ
理仁は消えガウスは道場に・・・・
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