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美丈夫と妻は気持ちを通じ合わせて幸せに眠る

 此処は<ヒガン>の第六特区<威風異端>の王の間


 其処は質実剛健な質素な執務室


 芽衣はビジネススーツ姿で

威圧感漂う机を前に椅子に座り

芽衣の少し前には灰色のマントの人形が

セトナの人形符に背を向ける形で座っている


 「芽衣代表有難う御座います」

セトナの人形符は伝えながら

水の様な影の様な不定形になり

「長い間待たせて悪かったわね」

「私も聞きたい事があったから丁度良かったわ」

芽衣はにこりと笑いつつ

セトナを威圧する


 セトナは多数の人形符を有し同時に複数操れる

ゲームで芽衣と会った時には人形符を向かわせ

面会の許可を求めてていた



 人形符はセトナに服装は男物に似た貴族服

「どちらから」

セトナも微笑みで負けじと相対する

「セトナさんどうぞ」

「芽衣代表有難う御座います」

芽衣の言葉にセトナはお礼を述べ

「武さんに何をさせたいのですか?」

「それ私も聞きたいと思ってたの」

「九郎さんは本当に何もしてないの?」

セトナの質問に芽衣は質問で返す


 セトナは考え込む

「・・・・・・・・・」

芽衣はただ待つ



 「九郎さんなら其方の方が」

「最近はお会いしてませんし」

「この<ヒガン>で支配者サイドに知られず事を成すのは」

「不可能ですよね」

セトナは誠意をもって答える



 セトナの回答を聞き

芽衣は威圧を解き

のほほんと喋る

「九郎さんは無色の反逆者の異名を持つ人だから」

「ちょと過剰反応したわね」

「セトナさん、ごめんなさい疑って」

「質問の回答はそうね」

右手の人差し指を額に当て芽衣は考え込み


 そして芽衣は突拍子もない事を言い出す

「二人でコンビ組んでバトルでてっぺん狙って」

「支援は惜しまないわ」

明るく早口に押し強く芽衣は喋る

サッと立ち上がり音も無くササッとセトナの傍に来て

セトナの両手を両手で掴み

「良い話でしょ」

「どう」

セトナは落ち着き

「武さんと相談してみます」

「うんうん」

「お願いねセトナさん」

「あと公以外は代表つけなくていいから」

セトナの答えが何が嬉しいのか

芽衣は上機嫌になりうきうきと朗らかに伝える


 「有難う御座います芽衣さん」

セトナはとりあえずお礼を述べ

「うんうん此れからも公私共々宜しくね」

芽衣はより一層上機嫌に

「芽衣さんでは此れで今日は有難う御座いました」

「何か有れば何卒宜しくお願いします」

セトナはお礼とお願いを言いぺこりと丁寧にお辞儀

「うんうん絶対助けるから何でも言ってねセトナさん」

ほわわんともうサイコーにヘブンに上機嫌に

芽衣は伝える

「有難う御座います」

セトナは朗らかに伝え後ろに振りむき歩き去る

「うん本当に何でも相談してねー」

芽衣は朗らかに伝え手を振り見送る


 セトナの式は王の間から出ると

グニャグニャと人形符に戻り


 「一応後でナガレ様に・・・」

「ちがうちがう九郎さんにも会わないと」

しかしやっぱり九郎さんこっちでも有名か


 私セトナは別の世界からの転移者

此処に来た理由は快楽を満たす為

聖女と名乗り人助けに奔走していた


 困る人が居れば助け


 悪を懲らしめ


 好い男が居れば即夜の秘め事に誘う


 そんな生活を送って来た

ただ其れでは駄目なのだと痛感させられた


 狂気ともいえる愛其れが無ければ救えない


 九郎いやナガレ様には其れが有る

私は無いうん無い

 

 だから諦めた捨てては勿論ない

だってどれも大切な大切な私だ


 「ながれ・・・くろうだれ・・・」

武はぬぼーと喋り

「恩師です」

「聞かないといけない事が出来て」

セトナは武を探り

「まだですね」

「武さん安心して」

「もう心も何処にもいきません」

「だから」

セトナは微笑み心から伝える

「・・・・う・・・・ん」

武は再び深い眠りに落ちる間際

「せ・・とな・・ありがとう・・・」

セトナに感謝を伝える

「はい♪」

「おやすみなさい武さん」

そしてセトナも眠りにつく


 

 セトナは武のエナジーを感じる

セトナを想う武の気持ちがセトナに力を与える


 武もセトナのエナジーを感じ力を増す


 二人は気持ちを通じ合わせ幸せに眠る・・・・



 

お読み頂き有難う御座います。

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