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エピローグ
世の中は紙一重、光と影は表裏一体、一枚下は地獄...僕らの世の中にはそんな言葉があるがそれそれを実感する日が来るとは思っていなかった。
ー吹く風は乾き血の匂いが混ざって息がしずらい。汗は全身から吹き出し足は体を支えるのがやっとになっている。その体も切り傷、擦り傷だらけでもはや無事な箇所を探すほうが難しほどだ。
誰が悪いのか、どうしてこうなったか、そんなことを考えても意味がないことは知っている。だが、それでも俺は思わずにはいられい・・・
ー何故、こうなってしまったのだろうと・・・