79
本当は2日連続で一時間一本投稿するつもりだったのに、半日行くか行かないかで終わってしまった。
それもこれもスマホが急に初期化し出すとかいう怖い場面に遭遇したせいだわ。
分かるか?全部書き終えてスマホでゲームしてたら急に再起動&初期化をし出して、書き終えてたものが全て消えた時の気持ちが!
なんとか半日分は書いたものの、学校もあるし部活もあるしで書けなかったわ。
……来年は受験だから無理だろうし、次やるとしたら再来年かなー。
みんなもスマホの急な初期化には気をつけろよ!
それではお詫びの意味を込めた本編をどうぞ!
「あっぶないなー。」
『ガァ!?』
ブレスを撃ったあと、相手はそう軽い口調で言って伸びをしながら土煙から出てきた。
俺の渾身の竜の息吹を受けて平気……だと!?
こいつ、AGI特化かDEX特化の暗殺者系かと思ったんだが……。
少なくともVITは低いと踏んで、攻撃力の高い技を選んだんだぞ?
なぜそれでやられないのか……。
「いや、そんな『どうしてまだ生きているんだ!?』って顔されても困るんだけど?」
『ガ、ガァ!?』
「まあ、生き残っているのはギリギリ避けれたからなんだけど。」
『ガァ……。』
あの超広範囲の攻撃で、しかもめちゃくちゃ発動が速かったあのブレスを避けた…?
それって化け物じゃね?
俺には到底勝てるビジョンが見えないんですが?
「うーん、これが『完全竜化』かー。本当に竜だね。これを倒すのは無理っぽいなー。弱点とか分からないし。いや、ゲームなら逆鱗系とか?いや、でもその逆鱗がどこにあるか分からないし、そもそもあるかも分からないし。竜にも分かりやすい急所があれば一発なんだけどなー。首とかだとなおよし。」
目の前で相手が腕を組んで急にブツブツと言って考察のようなものを始めた。
あのー、敵の目の前なんですけど?
いや、別にこっちも勝てるって思ってないからいいんだけどさ。
一度落ち着いて相手を見てみる。
中性的ながらも整った顔をしており、その声の高さや若干のくびれから女性であることが分かる。
また、服装は身体にピッタリと張り付いた黒い服を上下共にしており、昔のスパイ映画に出てきそうな格好となっている。
なお、スタイルはあまりよくない模様。
武器はさっき見た通り短剣で、装飾なんて全くされていない。
実用性だけを求めた短剣のようだった。
柄の部分が黒いのは、暗い場所でもできるだけ見つからないようにという配慮だろうか?
刃で光が反射するから意味ない気がするのは、俺だけか?
そうやってこちらが相手を観察していると、相手も考察の時間は終わったのか組んでいた腕を下ろした。
「……なんで攻撃しなかったんですか?自分自身で言うのもなんですけど、今わたし無防備でしたよね?」
『ガァ……ガァガァ。』
「あ、その姿だと喋れないんですね。」
『ガァガァ。』
「……戻るときって自分のタイミングですかー?」
『ガァガァ、ガァ。』
「うん、なに言ってるか全く分かりませんねー。」
ちなみに俺がなんて言っているかというと、上から。
「それは……あーこの姿じゃ喋れねえんだったー。」
「そうだよ。」
「いやいや、時間制限だわ。」
と言っている。
……竜語だからって律儀に答える必要がないことに今気づいたわ。
やることが多すぎて手が回らない上に、やったときのこっちへの精神的ダメージが大きすぎてつらい。
半年投稿がなかったら俺が死んだと思っててくれ(笑)




