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VRMMOで『封印術士』始めてみました!  作者: 自信だけはある白豚
五日目
25/89

23

クリスマス企画始動!

ただ、主人公がサンタという名前だと言うだけでこの企画は現れた!

その企画内容は、1時間毎に一本投稿!

意味の分からないことを考えたものだ!

確認。

周りは、骨、骨、骨、時々腐肉。

………なるほど、ふざけんな!?


馬鹿なの!?何度も何度も思ったことだけど、運営は馬鹿な子しか居ないの!?

いや、こんなゲーム作れるくらいだから馬鹿ではないんだろうけど!

強いて言うなら、馬鹿な天才?

何その矛盾。


……はぁ。ここでツッコんだところで意味ないんだよなぁ…。


とりあえず、【識別】しようか。


スケルトン Lv8

モンスター アクティブ


ゾンビ Lv8

モンスター アクティブ


ゴースト Lv7

モンスター アクティブ


×(かける)いっぱい。


……なんか(スケルトン)腐肉(ゾンビ)だけかと思ったら、精神体(ゴースト)まで居るんですけど?


《【識別】のスキルレベルが上がりました。》


………なんか【識別】のスキルレベルが上がるくらい、いっぱい居るんですけど?


俺は静かに呪文を選択する。

そして詠唱。

不死者(アンデッド)たちは、アクティブだから気づいてるとは思う。

だが襲ってこない。

不死者(アンデッド)を警戒しながら、詠唱を続ける。


詠唱完了、同時に発動。


「『フラッシュライト』!」


【光魔法】の一つ。頭上に明かりを灯す便利魔法である。

次の呪文を選択。

『初心者のロッド』を両手で持ち、正眼に構える。

不死者(アンデッド)の波の中へと、駆けだす。

瞬間、不死者(アンデッド)は動き始める。


目の前の動き出したスケルトンに、『初心者のロッド』を叩き込む。

ダメージは期待していない。

だが骨以外がないスケルトンなら、中身がスカスカで軽いから、吹き飛ばすことは出来る。

その間に魔法の詠唱が終わった。


「『フィジカルアップ・ファイア』!」


もうすっかりお世話になっている魔法だ。

一番使っている魔法は断トツ【火魔法】だろう。

それもほとんどバフ魔法だけど。

おっと、更に呪文選択。詠唱しながら、なお突っ込む。


目の前にはゾンビ。

腐ってもこいつらには肉があり、中身がしっかりとしている。

いや、腐ってるからしっかりとじゃないけど。

とりあえず何が言いたいか。

スケルトンみたいに吹き飛ばすことが出来ない。

ならばと、こっちのSTRを上げて、吹き飛ばそうという魂胆である。


近づいて、バットを持つようにコンパクトにフルスイング。

矛盾してるけど、それを目指してるだけだから問題なし。

その時、詠唱が終わるがまだ撃たない。

フルスイングされた『初心者のロッド』は、ゾンビに当たる。


同時に飛び散るゾンビの腐った肉片と内臓。

どうやらスケルトンとは別の意味で吹き飛んだようだ。


おっと、詠唱が終わっていたのを忘れてた。


「『ファイアボム』!」


適当な所に撃ち込む。

なんとなく半透明な所に向かって撃ったし、耳が痛くなるような高音が出ていたので、おそらくゴーストに当たっただろう。

狙い通りだぜ!


さあ、ここからが本番だ。

どんどんかかって来やがれ、死に損ないめ!

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