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戦闘………。戦闘ってなんだっけ?
ま、まあ!次回こそは……。
ジャイアントビー達がとめどなく出てくるこのトラップ。なかなかウザイ。
だってもう既に視界が赤いマーカーで埋まったんだぜ?しんどいよ……。
まあ、モンスターの『解印』を試すにはちょうどいい相手か?………やっぱり初めてなんでお手柔らかにお願いします。モンスターに言っても意味無いけど。
『初心者の短刀』を右手で順手に持ち、左手は無手のままだ。『初心者のロッド』はまだ持たない。……いつでも持てるように、準備だけはするけど。
そして今こそ『封印術士』の本領を発揮する。……本領かどうかは知らん。雰囲気だけで言った。後悔はしてない。
脱線したけど、殺ろうか。
「『モンスター解印・竜王』!」
『解印』するためにはキーワードを唱える必要がある。大体キーワードの傾向はこんな感じ。
『スキル解印』→スキル名を唱える。自身がそのスキルを持っている場合、『封印』のストックから外れるので問題は無い。
『モンスター解印』→『モンスター解印・(モンスター名)』の形で唱える。これはモンスター名=武器のモンスターが居るかららしい。運営……そこんとこちゃんとしようぜ。
『武器解印』→『モンスター解印』と同じ理由で『武器解印・(武器名)』の形で唱えるらしい。どの道今は使えないからどうでもよし。
まあ、こんな感じだ。ついでに全てヘルプを見た。『職業専用ヘルプ』なんて作ってる時点で、運営はチュートリアルで教える気がないと思う。
なんのためのチュートリアルなのか。
ついでにMP消費は上から3割・5割・7割である。しかも固定。………燃費悪いな!?
あと『モンスター解印』は自身のステータスにモンスターのステータスを上乗せする効果なんだが……。なんで見た目まで変わっていやがります?
肘から下に竜のような鱗がつき、爪が伸びて硬くなる。さらに後ろには羽と尻尾が生えた感触がある。ワー、スゴーイ。シッポガ、オモイドオリニ、ウゴクヨー。
いやいやいやいや!?アホなの!?服がビリビリじゃねえか!?もうお婿に行けねえよ!?いや、こんな奴と結婚なんて誰でもお断りだけどさぁ!?自分で言ってて悲しいわ!?
「フ…フフフ……。」
この恨みはらさでおくべきか。
いや、はらさねばなるまい!
「俺の鬱憤をはらすのに付き合いやがれ、くそ蜂どもォォォーー!!」
俺は大きな球のようになった蜂の大群へと突っ込んで行った。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~通りすがりの自宅警備員と愉快な仲間たち~
………どうなってんだろうか。
ウルフがなんか察知したみたいだから、偵察に来てみたら変な光景が広がっていた。
ジャイアントビーの大群(推定200匹)VS1人のヤバい格好をしたプレイヤー。
……うん、自分で何言ってんのか分かんなくなってきた。
ヤバい格好がなんなのか聞く?後悔しない?なら言うけど。
服がほとんどビリビリに破れていて、爪も伸びまくっている。
羽や尻尾は生えてるし、肘から下とか脛から下に鱗付いてるし。
まあ、変態であり変体である。
……いや、やっぱりおかしいでしょ!?
服なんか羽と尻尾の生えてるところは完全にアウトだし、ズボンに関してはもうないよ!?それとも元々履いてないの!?パンツだけでも生き残ってるのは僥倖だろう。
……やっぱり変態である。
よし、見なかったことにしよう。
ウルフやドッグ、ホークが名残惜しそうに見ている。
でも、ダメだからね?あれは関わらない方がいいから。
「どうかあの人にはもう会いませんように。」
そう言って、働き者の『自宅警備員』は去って行った。
因みに、サンタは全く気づかなかった。
名前:?
種族:人間Lv?
職業:自宅警備員
Lv:?
STR:?
VIT:?
DEX:??
AGI:?
INT:??
MND:??
LUK:??
スキル:???
同行者:ウルフ・ドッグ・ホーク・?・?




