表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VRMMOで『封印術士』始めてみました!  作者: 自信だけはある白豚
三日目
14/89

12

《【職業(ジョブ)クエスト】封印結晶を作れ!を受けました。》


オーケー!じゃあジャイアントビーを殺ってくるか。

というか、依頼主:紅葉って先生だよな?

実は先生も【封印術士】説?

それに、忘れ去られた技術ってどゆ事?


……ヤバい、突っ込み始めたら止まらないやつだ。これは絶対そのパターンだわ。


よし!考えるのは止めてサッサと行くか。

……モヒカンズなんて知らんわ。同志は心配だけどガンバレとしか言えないからな。




さあ、俺は戻ってきたぞ!森よ!

……今頃気付いたけど、ここなんて名前?

メニューからマップを開く。(ここもやっぱりヘルプ参照……マジでチュートリアルってなんだっけ?)

どうやら今まで草原って呼んでた場所がは《ノースの草原》らしい。《トータスの街》の北側にあるからなのだろう。安直だな、運営本当に大丈夫か?


で、この森はどうやら《ジャイアントフォレスト》と呼ばれているようだ。なんでも出てくるモンスターの種類がジャイアント系だけだとか。

ちょっと調べてみると、ジャイアントボアやジャイアントマンティスとかが有名らしい。

みんな死に戻りの末に情報を持って帰ってきたとかなんとか。

俺は死に戻りしてないけどな!?やっぱり封印出来たら強いだろ!?

……燃費は悪いけど。


さて、ジャイアントビーを探すか。

というタイミングで寒気がして横に大きく跳ぶ。そのまま勢いを止めずに回転して直ぐに立ち上がり【識別】!


ジャイアントボア Lv4

モンスター アクティブ


ってイノシシかよー!?

しかもいきなり突進された!?

ヤバい、今の避けなかったら状態:気絶で終わってたぞ、おい!?


まあ、いいか。MPはジャイアントビーのために出来るだけ温存しとくべきだな。

というわけで近接戦闘、アタック&アウェイの方針で。


まずは『初心者の短刀』を順手に持つ。

そしてイノシシに向かって一直線に走りだす。

この時に『フィジカルアップ・ファイア』と『フィジカルアップ・アクア』を自身に掛けるのを忘れない。


すると、イノシシもこちらに向かって走りだす。その少し反った牙をこちらに突き出しながらなので、迫力が凄い。ついでに破壊力やその速さも凄い。

まあ、今回はその速さが(あだ)になる訳だが……。


大型トラック並みの破壊力と速度で迫ってくるイノシシ。イノシシに向かって走る俺。

傍から見たら無謀に見えるがそんな事は無い。なんの為に『フィジカルアップ・アクア』までしたと思ってやがる。


ぶつかる直前に詠唱をしつつ、出来るだけ勢いを殺しながらイノシシの牙を掴み、そこを軸にして跳びそのまま、『初心者の短刀』で眉間を三回斬る。

そして牙を離し、イノシシの目に『初心者の短刀』を突き立て詠唱の終わった『ファイアボム』を『初心者の短刀』に叩き込むことで、更に深く突き立てる。


一応弱点っぽいところは斬ったし、目に『初心者の短刀』も突き立てたし、遠近感を失えば木にぶつかるだろうな。


ドォォーーン!!


結構でかい音が出たな。やっぱりぶつかったか。あとは『初心者のロッド』で眉間付近を殴りつつ、隙を見て『初心者の短刀』を抜いて相手が死ぬまで繰り返すだけだな。


それで油断してしまったのか、起き上がったイノシシに一発でかい突進を貰ってしまう。


「グフォッ……!?」

痛ッ…。ヤバい。一発でHP残り五割はヤバい。そう言えば防御力初心者のやつだもんな、当たり前だよな。

これ以上貰う訳には行かねえ。


イノシシの突進を紙一重で躱しつつ、回収を諦めた『初心者の短刀』を『初心者のロッド』で叩くことでより深く突き立て、魔法でダメージを稼ぐ。

『封印』はしない。MPが勿体ないからな。

俺の標的はこのイノシシじゃなくてスズメバチなんだよ。だから通せよ、クソイノシシ。


時間にして二分くらい。イノシシに『ファイアボム』を撃ち込むと、イノシシは悲痛な鳴き声をあげて、光の粒子となった。


あとに残ったのは、目に突き立てられていた『初心者の短刀』と短刀サイズの牙のようなものだった。


【素材】巨大猪(ジャイアントボア)の小さな牙

ジャイアントボアの小さな牙。武器によく利用される。

牙は反りが大きいほど強く見えるらしいが、武器としては反りが小さい方が価値がある。

名前:サンタ

種族:人間Lv4

職業(ジョブ):封印術士

Lv(レベル):4

STR:11

VIT:9

DEX:12

AGI:12

INT:12

MND:8

LUK:10


スキル:【封印Lv2】【鑑定Lv1】

【識別Lv2】【火魔法Lv2】

【水魔法Lv2】【光魔法Lv2】

【本術Lv2】【杖術Lv1】

【錬金術Lv1】【回避Lv2】


ストック:『猛毒液』『竜王(ドラゴンキング)『』(なし)『』(なし)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=426363588&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ