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ハッハッハッハッハ!
読者諸君、よくぞ来てくれた!
俺は白豚という者だ!
え?知ってる?あ、そうですか。
なんかすみません。
でね!でね!
ちょっと思いついたから書いてみたんだけど!
中々ないような感じになったんで投稿することにしたよ!
不定期更新だけどな!
出来たら上げてく方針なので不定期なのだ!
ついでに朝6時にもう1話出すつもりだぜ!
楽しみにしててくれ!
それでは本編をどうぞ!
《キャラメイクに際してメイキングルームへと移動します》
ゲームを起動して、
すぐこんな機械っぽくて抑揚のない声が聞こえた。
そうすると一瞬目の前が白く染まり、
数秒後には壁があるかどうか分からない黒で染められた部屋にいた。
どうやら無事に起動は出来たらしい。
さっきまで俺の部屋の天井が見えていたんだが……。
これがVRMMOなんだな。
五感……と言っても味覚は分からないけど他の五感が働いているなら、大丈夫だろう。
それにしても、キャラメイクか。
このゲームの名前は別名ASW。
正式名称はAnother Skill World。
このゲームは、数百種類ある職業とそれを大きく超えるスキルがある。
俺はベータテストに応募。
見事当選した……。
なんて旨い話はなく、当然のごとく落選。
まあ、なんとかサービス開始に間に合ってるからいいんだけどな!
悔しくなんてないぞ!ホントだかんな!?
いいや、キャラメイクしよう。
それで気を紛らわそう。そうしよう。
《リアルの容姿がデフォルトとなります。
大きな変更は出来ませんのでご注意下さい。》
あ、はい。ご丁寧にどうも。
大きな変更は出来ない……。
チビッ子が背高くしたら動きにくいとかそんなんかな?
まあ、リアルで魔法使いになる寸前まで行ってる俺には関係無いな。
デフォルトを軸に、髪の毛と目の色だけ変えるか。
髪の毛を黒から白に、目の色は両目とも黒だったのを左目は緑、右目は赤のオッドアイにする。
ゲームの中でくらい厨二病解放したっていいだろ!
さて、厨二病みたいな容姿に変わった訳だが。
これで終わりでいいや、めんどいし。
さーて!いよいよ職業選択の時間だぜ!
一応サービス開始前にどんな職業があるか確認はして来たし、大丈夫だろう。
スクリーンがブゥンという音がしつつ出てきた。
こいつをスクロールしたり、タップしたりすればいいんですね、分かります。
30分後。
決まらねえ。
大体なんだよ、744個って。
多すぎだろ。決められねえよ。
ベータテスターもよく言ってたよ。
正確には書き込んでたよ、既に出来てた掲示板に!
『743個から1つ選ぶのって意外に大変なんだよ!』ってな?
ん?あれ?おかしくね?
743個ってなんだよ?
スクリーンの右上には744/744
ってしっかり書いてるぞ?
どっちが間違えてるんだ?
俺、一通り職業は見たんだぜ?
一応全部覚えてるんだけど?
数えるのは無理だな。
仕方ない、1つずつ調べていくか。
更に30分後。
なんとか調べ終わった……。
長いわ、長かったわ!
1つだけ公開されてない職業が、あったわ。
『封印術士』
万物を封印出来るとされている特殊なスキルを持つ。
封印はスキルレベルが上がるほどより強いものを封印出来るようになる。
また、封印した力を操ることができ、操る力の数もスキルレベルに依存する。
高い魔力を持ち、魔法を扱う事もできる。
よし!これにしよう!そうしよう!
これしかねえだろ、他のやつはピンと来ねえしな。
とりあえずこれでキャラメイクは終わりかな?
やっとだ。やっとできるぞ。
長かった。
でもこれで俺はASWの世界に行くことが……。
《キャラネームが入力されていません。》
出来ないのかよ!
俺、抜けてんな!おい!
後書きは基本無しだな。
あ、ステータスとかは入れることあるかもー。
断言は出来ん!何故なら白豚だからだ!
理由が酷いが知ったこっちゃねぇ!
はい、すみません。深夜テンションって怖いですね。
情緒不安定っぷりが半端ないです。
それではまた、次の話でお会いしましょう。
感想とか待ってるよ!