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僕と猫又  作者: 冬野ゆすら
7/7

7 紙芝居

妖怪と人間は、共存しているのが当たり前だと思う。

「あーつーいー……」

「そうかぁ?」

 今日は夏休みまっただ中でお盆前の晴天の日と来たら、暑くないわけがあるか? いや、ない!

 …はずなんだけど、薄墨は平気な顔で、アイスキャンデーを嘗めている。暑くないなら別に氷とかいらないじゃんって思ったけど、押し切られてしまった。…迎えにきたのか、アイス集りにきたのか、どっちだよもう…。

 あ、そうそう、格好は人間だよ。服はどうしたんだろうとか思ったけど、兄さんの服を母さんが貸したらしい。道理で見覚えがある服だと思ったよ。


「よく覚えてるよな、あいつ」

「あいつって…お爺さん?」

「ああ。…だってさ、戦争の話なんて、覚えてたいか?」

「それは…」

 …言葉に詰まる。そんなこと、考えたことがなかったから。


「戦争の話って、すごく大切な気がするよな。けどさ、他人の話を聞くだけで辛くて、聞きたいないって奴もいるだろ。話してる当人はどうだと思う? 本人じゃないからわからねぇけど、…楽しくは、ないよな」

「……そう、だね」

 好き好んで興した戦争なら、それは本人にとっての武勇伝だよね。でも自分が知らないところで引き起こされて、巻き込まれて、反対することすらも出来なかったそんな記憶を、…他人に話すためには、覚えていなければ出来ない。幸せな記憶に埋もれてしまってもいいような、そんな出来事を。


「何があったかを紙芝居にして、ただ読み上げるだけ。すげぇよ、人間って」

 それは、…僕もすごいと思う。たぶん人間がってわけじゃない、それをやれるあのお爺さんが。

 戦争中に、何があったか。それを、お爺さんは紙芝居にして読み上げる。

 機銃掃射を荷馬車の影に隠れて助かった女学生と、間に合わずに倒れた女学生の話。二人は同級生で、同じ場所で。

 勉強ではなく、飛行機を作らされた女学生の話。

 竹槍を持って空を突け、敵国の飛行機を落とせと教育された女学生の話。

 明日は特攻と覚悟を決めた次の日に戦争が終わった学生の話。

 …少しだけ笑ったのは、疎開先が裕福な農家で、もぎたてのトウモロコシを大釜で茹でて食べた話かな。

 ちょっと笑い声が聞こえて、子供たちは満足したみたいだ。

 けど、その後が。


「イナゴの味噌汁……?」

 その話をここで入れますか、お爺さん。子供たちは想像できなくて平気みたいですけどっ!?


「…たしか、貴重な蛋白質源らしいよ?」

「いや、そうじゃなくてさ。なんで味噌汁に入れる? 炙るとかさ、佃煮でよくねぇ?」

「うん、僕も思う」

 食べるものがないからというだけじゃなくて、害虫だからってこともあるらしいけど…取れすぎたからって、味噌汁の具はないよね。つまり、見た目が茶色いバッタにしか見えないものの土●衛門なわけで。

 …食べられないよね、それ。幾ら食糧難ったって、一応、食べるものはあるんだし。


『戦争はね、大きな嵐なんだ。逃げられるかも知れないけれど、巻き込まれるかも知れない。そういう、ものなんだよ』


 それが、お爺さんの締めの言葉だった。

 戦争をなくそうとか、そういうことはいっさい言わない。ただ、それだけ。子供たちがどう考えるのか、それが重要だって。

 けど、イナゴの味噌汁のインパクトがすごくて、なんかいろいろ台無しな気がします!


「ま、それが狙いだろ。子供たちが変に考えすぎないようにってことで」

「…そうかもねー」

 どちらかというと、周囲の大人にダメージが入るんだけどね、この話。あ、僕はイナゴ、食べたことないから。炙ってチーズ醤油かけるとおいしいみたいだけど。


「あとな、間違えてバッタ食うと不味いから気をつけろよ? 糞出しも忘れないようにな?」

「え、薄墨知ってるの?」

 確か猫だったよね…あ、そういや猫ってバッタ捕るよね。


「化け猫になってからだよ、食ったのは」

「えー」

「てか猫だった頃のことなんか覚えてねぇっ!」

 え、そうなの? 十年生きたら御山へ修行に行くって聞いたけど。


「あー…まあ、その辺はまた、そのうちで」

「…かまわないけど」

 なんかあるのかな?


「思い出したくねぇ……」

 ……ごめん、なんかトラウマ刺激したっぽいね。ほんとにごめん。

それきり、薄墨は黙ってしまった。別に沈黙は嫌いじゃないから、そのままにしておいたけど。


「毎年いるんだっけか」

「うん、八月中は毎日いるってさ」

 少し大きな楠があって、その根本にお爺さんがいる。子供たちみんなと、お爺さんも日陰にはいるように、影に合わせて移動するちょっと不思議な紙芝居は、みんなに知られてる。

 だから実は、暇人な振りしてる大人が結構いる。お爺さんと同年代だったり、僕らの親世代だったり、いろいろだけど。

 …ま、お爺さんたちは実際に暇なんだっていってたけどね。ほんの二時間くらい、散歩がてらに長居したって何もないからって。

 今はもう紙芝居が終わって、それ以外の話を子供たちにせがまれてる。ちょっと不思議な、ほんわかする話。

 …あれ? そう言えば、…なんか…もしかしてそういうことなのかな?


「子供たちにとっては、ただの絵物語かね」

「違うよ」

 寂しそうに呟く薄墨に、僕は力一杯否定した。


「分かってない子もいるだろうけどさ、みんな、お爺さんが好きなんだよ。だから、辛かった思い出ばっかりじゃなくて、違う思い出も聞きたがる。今の子ってドライだからさ、聞きたくなかったら来ないよ。アイスキャンデーなんて、どこでも買えるもん」

 と、僕は目の前の大型スーパーを指した。このアイスキャンデーはお爺さんの奥さんが造ってる、手作りの果汁アイス。だから果物が凍ってるだけの味で、もっと甘いお菓子もアイスクリームも、いくらでもあるんだ。

 素朴とかそんなんじゃないけど、美味しいとか美味しくないとか、そんなのでもない。ただお爺さんの紙芝居とお婆さんのアイスキャンデー、その両方が目当てで、僕たちもここにいる。


「そっか」

 夢が、と薄墨が呟いた。


「夢が夢じゃなくなったとき、…何が起きるんだろうな」

 その声に感情がなくて、でも冷たいとか感じるわけでもなくて、薄墨はそのままお爺さんを見て黙っていた。

 家に帰ろうという雰囲気にならなくて、僕はラムネを二本、お爺さんから買って来た。


「はい」

 僕は何も言わずに、蓋を開けてもらったラムネを渡した。ちなみに瓶のラムネは中にビー玉が入ってて、見た目がすごくいい。…けど。


「………ン?」

 一口飲んだくらいで、じーっと瓶を見る薄墨。

 ぶふふ…やっぱり、これ呑んだことないんだ。多分そうじゃないかと思ったけど。


「……む」

 何とかして飲もうと四苦八苦。傾ける角度を変えてみたり、ゆっくり傾けてみたり。でも何をしても、すぐにビー玉は落ちて来て、飲み口を塞いでしまう。


「だああああ、人が真面目に考え事してるときになんなんだこれはっ!」

 叫ぶ薄墨に、子供たちが楽しそうに笑う。僕も笑いながら教えようとしたら、子供たちが我先にと駆け寄ってきた。


「お兄ちゃん、こうやって飲むんだよー」

 そう言って実践する子がいるけど、実は教えられないと分からないコツがあったりする。

 いくら真似をしても出来ない薄墨に教えようかと思ったけど、子供たちがあんまり楽しそうなんで、やめることにした。そのうちに出来ると思うんだけど…。


「こうするんだよ」

 いつの間にか、紙芝居のお爺さんがそこにいた。

 ラムネの瓶のくびれた部分より上の内部には、実は突起が二つある。そこに上手にビー玉を乗っけると、落ちて来なくて上手に飲めるっていうそれだけのことなんだけど、これがけっこう気づかないんだよね。それをお爺さんに教えてもらって、薄墨はようやく飲み干すことができたっぽい。

 子供たちはまたおじいさんと遊び始めた。でも飲み干した薄墨や僕もそれにまきこまれて、おいかけっこが始まって、しばらくはそうして子供たちとも遊んで、やがてみんな、親が迎えに来て帰って行った。

 …暑さは、かなり辛くなってる。

 子供たちは薄墨と遊びたいみたいだったけど、この暑さで公園はちょっと危ないから、また今度、ってことにした。…猫って泳ぐの見たことないけど、薄墨は泳げるんだろうか。


「水はあんまり好きじゃないなぁ。ほら、川って冷たいしー」

 泳げるってことかなあ。落ち着いたら連れていくってのも手だけど…。


「猫の体温は人よりも高いから、水は更に冷たく感じるかもしれんなあ」

 へえ、そうなんだ。そういえば猫って温かい…ん……え。


「え、あの、猫って…」

 警戒の表情を見せる薄墨を制止した僕の呟きにお爺さんは答えず、ただ飄々とした顔で言葉を続けた。


「戦争中、徴兵が嫌でなあ。ワシは身体の検査でひっかかり、免除になった。家族は嬉しいが、徴兵にすら応じれらんというのは、非国民と言われる御時世でな。ワシは徴兵に行ったと思わせるために、水隠の山奥で暮らしておったよ。猟師たちに混じってな」

 お爺さんの言う山は、木賊(とくさ)さんの棲む山だと、薄墨が教えてくれた。

 一般の人に、兄さんは姿を見せないはずだけど、と付け加えて。


「徴兵に応じられんというのは、要は身体が弱いということでな。ワシのすることは、山菜取りと釣りと、あとは小屋を片付けて置くことくらいだったかの。よくもまあ、あんな厄介者を受け入れたもんだよ、あの猟師たちも」

 猟師たち、と聞いて薄墨が複雑な顔をした。僕も少し気になった。あの山、…神隠しの伝説が昔からあるはず。そんな山に、猟師小屋なんて、あるんだろうか?


「不思議な日々じゃった。確かにあれは春すぎのことだから、山菜が出ていても何の不思議もない。ただな」

 小屋が見える範囲にしか、お爺さんは出掛けなかったと言った。そこですべて、必要なだけあったということだって。


「おかしいじゃろう。猟師たちも含めてな、五人の大男の食料が揃ってしまうんじゃ。世間では配給制になって、満足に食事を取れぬという話は、麓へ戻ってから聞いた。戦争が終わったことも、猟師たちから聞いてなあ。ワシは帰されて、いつか落ち着いたら会いに行くと言って別れたが、返事はなかった。──二度と会えぬことを、彼らは知っておったんじゃな」

 ベンチに並んだお爺さんの表情は、寂しさと懐かしさと…何かを、噛み締めるような。

 薄墨は、目を細めてそれを聞いていた。話すお爺さんを見ていた。知ってるよ、とでも言いたげに。


「帰って来てからしばらくして、ワシは妙なことにきづいてな」

 くすくすと微笑うお爺さんは、いつもの紙芝居のおじいさんに戻っていた。というより、薄墨を見ながら悪戯小僧のような笑みを見せてる。


「何故かな、人間に猫の耳が見えたり尻尾が見えたり、緑色の翼が見えたりするんじゃよ。──あの当時は気にもせんかった、山小屋の猟師たちと同じようにな」

 お爺さんが笑うと、一緒に薄墨が笑った。満面の笑みを浮かべて。


「わしはそのことを、夢の話ということにして家族に話した。母は都会から来たからか笑い飛ばしたが、父と…この町で育った妹は、唇に指を当てた。内緒だよ、という奴だな。二人は知っておったから、わしが連れていかれるのを黙って見送ったということだ」

 お爺さんが薄墨の頭を軽く撫でる。警戒もせず、薄墨はされるがままになっていた。


「灰色の毛並みが炎に映えて、まるで銀が波打つかのようだった。もう会えんと思っとったよ」

 銀灰色の毛並みそのままの、柔らかい髪。それだけでおじいさんは確信を持った、それだけ大切な思い出だということ。


「…どうして、おれだってわかった?」

 眩しそうな目が、喜びを表してる。戦争が終わって、何十年も経って。まったく違う姿になったはずの薄墨を一目で見分けて。


「さてなあ。…その毛並みが、日本猫にはない毛並みで、連れて帰りたいと思ったからかなぁ」

 ぐす、と自分の鼻を乱暴に擦った薄墨が、へへ、と笑う。


「坊は、よく来てくれる子だな。…友達かい?」

「えっ」

 いきなり僕に振られて、ちょっとその光景に感動していた僕は、さすがに慌てた。えと、どこまで言っていいんだろう?


「お前そこで口ごもるなよーっ!」

 シリアスモードから一気に戻った薄墨がヘッドロックをしかけてきて、僕は自由な手足でじたばたともがく。


「んなこと言ったって、昨日あったばっかじゃないっ! っていうかそういう意味じゃなくっ!」

「あーひでえ、そんなん理由になるかよっ!」

 僕と薄墨のやりとりにおじいさんは笑ってから、こう告げた。


「確かに、日数は理由にならんな」

 静かな言葉に、僕たちは暴れるのをやめた。


「一緒にいて楽しいなら、それで友達だ。それじゃ足りんかね?」

 ううん、と僕は首を横に振った。それでいいと思う。…まあちょっと強引なところがあるけど、その答えの瞬間の薄墨の表情でチャラでいいや。


「…今、ちょっと厄介事があって…」

 命の危険があるのに『ちょっと』ってのはありかなあ、と思うけど、さすがにおじいさんに言っても解決するようなものでもないし…。

 薄墨が止めるかなと思ったら、そうそう、と頷いて後を強引に引き取った。


「最近この辺りに性質のよくない妖怪がうろついててさ。蒼が狙われちゃってんだ。で、俺その護衛なの」

 ガキ大将の笑顔でそういう薄墨に、おじいさんはそうかそうか、と頷いた。


「あ、それ機関車の格好しててさ、見境なしだから、汽笛とか変な音が聞こえても絶対外、出ないようにしてくれな。こいつ一人で手一杯でさー」

「悪かったねどうせ僕はただの人間ですよっ!」

 かみつきあう僕たちを余所に、おじいさんは何かを思い出そうとするかのように沈黙していた。


「――機関車と、言ったね。ここ数年…時々、同じような夢を見るんだ…聞いてもらえるかな?」

   

 俺たちはだんだんと暑くなる公園の中で、少しでも涼しいところ、と木立の奥の休憩所へ移動した。ずっと木漏れ日の中だったとは言えけっこう喉が乾いていて、蒼が買って来た缶ジュースはあっさり飲み干した。あ、ラムネは売り切れだそうだよ。

 お爺さんが――ヒロ兄が見る夢というのは、機関車に乗る人々の夢だった。自分から乗る人間、連れに無理やり乗せられる人間とさまざまだけど、いつも違う場所で、その度に客車が増えていて。

 ホームじゃなくて改札の向こうからそれを見ているらしい。改札に入ろうとは思わない、それだけの夢。…こんな事件がなければ誰も気に掛けやしない。


「ただ、わしはその中に友人の顔を見た。見覚えのある子供たちの顔を見た。時期が時期だから、敏感になっているだけかもしれんが…」

 そこで言葉は途切れた。

 時期?


「…終戦記念日」

 夏の盛りのこの時期に、第二次世界大戦は終わりを告げた。日本一国が世界を敵に回した奇妙な戦争が、おわったんだ。

 ──ヒロ兄の友人てことは、それなりの年齢だよね。知ってる子供たちって、今の紙芝居見てた子供たち…いや、そんなはずはないか。


「当たりだ、それ」

 薄墨が低い声で呟いた。けど…。


「いいの? ヒロ兄さんも巻き込むことになるんじゃ…?」

「もう遅い。…乗せられたら終わりなんだ。ヒロ兄が乗る前に止めるしか…!」

 いつかその改札をくぐったら、地獄夜行に乗ることになる。…そういうことだと、理解した。

 ……僕はそもそも行き逢ったからターゲットになっただけらしくて、そういう夢を見たことはないんだけど。


「見ない方がいい。…あれは、つらいよ」

 淡々としたその口調が、…怖い。


「今、俺たちが相手してる妖怪。『地獄夜行』って言うんだ。──本来は、彷徨う亡者や恨みの塊を取り込んで、…限界まで取り込んだら一緒に消滅する、そういう妖怪だった。…それは、今もいる。あいつだけ、変わっちまったんだってさ」

 …そのことを、僕は聞いていない。


「今はただ、行き交うもの全てを…生者も死者も構わず取り込んで、ただ彷徨うだけの…亡者列車に成り下がったんだ。木賊の兄さんは、戦争が原因だって言ってた。苦しみや嘆きにふれすぎて、壊れたんだって」

 それは、…戦争が狂わせたならそれは、人間が原因だけど。


「なら…友人たちは…あの子供たちは…」

 逆らえば死ぬ…そんな極限状況で巻き込まれた人たちが、どうしてその付けを払う必要がある?


「──うまく行けば地獄。ほっとくなら永遠に彷徨い続けて、乗客が増えていく」

 ヒロ兄さんが拳を握り締めるのが分かる。

 僕だって、握らずにはいられない。


「うまくいって、地獄……なんて」

 なんだよそれ。苦しい思いして、怖い思いして、…その挙げ句が、地獄?


「…まてよ、薄墨。変だろ、それ。さっき、…消滅するって言わなかったか?」

「本来のあいつなら、そうだ。けど、…な」

 薄墨は唇を噛みしめた。

 何かあるんだろうって、それは…わかるけど。


「俺は諦めねえ。…そう言ったら、協力してくれるか?」

「ああ、もちろんだ」

「当たり前だね」

 諦めるのは、全部が終わった後でいい。

「この子が死んだらね、代わりの子をつれてきて、はい、交換ってわけにいかないんだよ」

 修学旅行での戦争体験者のお話。そこだけ、覚えています。


 作中の戦争話は、祖母と大叔母の体験談です。平気な顔で話してくれる祖母は、強いなあとほんとに思います。健在ですよっ!

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