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僕と猫又  作者: 冬野ゆすら
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戦争で傷ついたのは、生き物だけじゃない。

妖怪が好きです。戦争は嫌いです。

一番嫌いなのは、戦争で傷ついた建物です。

(猫がいっぱいいるなあ…)

 そう気づいたのは、休耕田ですらなくなった空き地に、ちっちゃな影がいっぱいいたからだった。

 噂に聞く猫の集会って、これのことかな。騒がしくもないし、みんな好き勝手に遊んでるみたいだけど、こんな集会だったらいいなあ。


「仲間に入りたいなんて思うなよ?」


 !?

 耳元で聞こえた声は大きかったわけじゃないけど、僕はびっくりして声が出なかった。だって僕、自転車に乗ってるんだよ。

 慌てて振り向いたけど、――誰もいない。

 気のせいじゃない、確かに聞いたんだ。――なに、今の…?

 …夏なのに、寒い。早く、早く帰ろう。


猫の集会。行ってみたいです。ちょっと怖いけど。

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