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LL's.  作者: YUTADOT
5/5

「AB名」


 AB名は夢を見ていた。

 それは自身の作品が世にあまねく知られ、人生ベストと言えばこの作品だと人々

が口にし、自身はそれを陰でこっそりと聞きながら微笑んでいるという夢。AB名

はその幸せな気分を十分に味わってはいるが、それが夢なのだと自覚している自分

も同時にいる。

 それはとても不幸なことだ。

 思えば自分はいつも最悪の結果、というモノを何処かで考えて生きてきたのかも

しれない。

 だが、考えたからと言って自分はいつもそれに備える訳でも回避する訳でもなく、

ただ思うがままに流れてきた気はする。

 そしてそれが、自分の長所でも短所でもあるのだーーーー。

「…………!」

 AB名はうっすらと目を開けた。

 目の前ではジェイムズ・スペイダーとアンディ・マクドウェルが殺風景な部屋で

グラス片手に会話をしている。ソダーバーグ「Sexと嘘とビデオテープ」。今の所、

AB名の生涯ベストだった。

 そこはS市の環状線沿いの寂れた駅から少し歩いたところにある場末の映画館。

土曜のオールナイトの数回目の上映中で、既に時間は明け方近くになっていた。

「ふう……」

 AB名は無意識のうちにLLビーンのシャツの襟元を寄せて寒そうに身震いした。

 今日もこうして時間が過ぎていった。明日……というかもう今日の日曜は、1日

寝ていることになるだろうか。仕事が無い時はそんな生活を、かれこれもう四半世

紀は続けていることになる。

 AB名は一応映画監督だ。と言っても作品は数年前に低予算の16mm映画を一本

撮れただけで、以降は自分の作品は撮れていない。以降は時々映画雑誌で映画評を

チマチマと書いたり、たまに歳下の監督の元で助監などやったりして暮らしている。

ジクジたる思いは当然あるが、今の所は仕様が無い。

 自分は、結局波に乗り損ねたのだ。

 映像系の専門学校で8mm映画を撮っていた時は本当に楽しかった。仲間たちと

映画を観ては語り合い、撮影をし、編集に録音にと持てる時間の全てを注ぎ込み、

作品の隅から隅まで自分で作っている感覚を共有していた。まるでこの世の全てを

演出してでもいるかの様な気分でいた。

 そして仲間の中では唯一、ちゃんとした映画制作方面に進むことが出来た。それ

を仲間たちに告げた時は誇らしく、皆が羨ましそうな顔をしながらも祝福してくれ

たのがありがたかったものだ。

 仕事を始めると時間的な拘束がかなり長く最初は大変だったが、AB名には特に

苦でも無かった。現場でモノ創りに触れられる毎日が新鮮で、こうやって下積みを

続けながらいつか自分の作品を創るのだと息巻いていた。

 なのにーー何処かでその軌道は、ズレていった。

 就職してすぐにバブルははじけた。不景気の真っ只中で、名も無い映像作家の端

くれなどにそうそう仕事はこない。自分でシナリオを書いて方々を回っても誰も首

を縦に振らない。しかも悪いことに、AB名の目指す作品世界は割と心象風景とい

うかファンタジーと言うか、現実をそのまま描く方向性のものではなかった。つま

り普通にセットなりロケなりではなく、CGや映像表現を多用しなければ画面は持

たない。当時そういった技術は金がかかるので当然AB名の企画は敬遠されていっ

た。時が経ってようやくパソコンも普及し景気も少し良くなってきたと思えた頃に

は、その辺りの技術に長けた若手やCGクリエイターたちがこぞって映画界にやっ

てきた。そこにAB名の居場所は少なかった。ネット小説原作の大して面白くもな

い作品を何とか一本監督出来たものの、低予算作品だったのでやりたいこともロク

に出来ず評価も散々だった。

 今では若手作品の助監や原稿をチマチマと回して生きていくのが精一杯だ。

 結婚も一度機会はあったがAB名が仕事に忙殺されていたのと後は経済的な事情

で結局ご破算になった。会社員ではないフリーの立場は常に仕事があるとは限らな

い。無い時は本当に生活が苦しくなる。そしてボーナスも無ければ退職金もない。

 既に五十代が近づいているというのに、自分の立場は一向に変わらない。AB名

自身も自分が一体何処に向かっているのかよく分からなくなってきていた。

 そんな時、AB名の足はよく映画館へと向かう。それも大々的なシネコンではな

く、場末のリバイバル上映をしている様な場所へ。まるで自分と同じ様に世間から

取り残されている場所でお互いを慰め合うかのように。それは弱さだ、とは分かっ

ている。それでもAB名はその場所を好んだ。派手な超大作を見て自分の身の程を

思い知らされるよりは、既に知っている名作に浸るのが心地良かった。

 そして今日は自分が就職したての頃に観た生涯ベスト、「Sexと嘘とビデオテー

プ」が上映されるのをネットで見つけてやってきたのだった。

 それを初めて見たときは衝撃だった。ある青年が撮った性体験をインタビューし

たビデオテープを通してそれぞれの内面が抉り出されていく様を、自分のことの様

にAB名は体感した。

 そして更に、この監督が若干二十六歳でこれを創り上げ、カンヌでトップに立っ

たということに更に驚いた。

 当時ようやく童貞を捨てたばかりのAB名は思ったものだ。数年後に自分はこれ

を撮れるだろうか?技術は何とかなっても、この人間の奥深さは会得出来るだろう

か?まだ若くて未熟な自分を自覚していたAB名には、それはとても遠い場所に思

えた。

「…………」

 薄暗い映画館でAB名はフーッと息を吐いた。

 あれからしばらくーーいやかなりの時間が経った。今なら、全然やれる。その機

会さえ与えられれば。

 だがーーーその機会は来るのか?

 そして、本当に自分はやれるのか?長い時間の間に、あったと思っていたものは

自分の中には既に無くなってしまっているのではないか?

 AB名は時々そういう風に考えてしまうこともあった。少しの自信とその喪失の

繰り返し。それがAB名の日常だった。

「…………」

 AB名はまた目を開けた。眠い。徹夜独特の疲労感が体を包んでいた。

 既に映画はクライマックス近くだった。

 画面の中では、ジェイムズ・スペイダーがアンディ・マクドウェルの旦那に殴ら

れていた。ここからだ。旦那はジェイムズ・スペイダーを閉め出して彼が撮ったビ

デオテープを流して妻の告白を聴く。AB名の好きなシーンだった。

 アンディ・マクドウェルの妹と浮気をしている横暴な夫とかりそめの家庭を過ご

していたところに、誰かがやってきてその状況をノックする。それによって何かが

変わっていく。だがそのノックした人間もまたーーー。

 そうだ、自分が創りたかったのは、こういう世界だ。

 仕事が来なくて焦るあまり人と違う部分を見せようとしてばかりで、何故自分は

そこをもっと掘り下げなかったのだろうかーーー。

 画面が白くなり、アンディ・マクドウェルのビデオが流れ出した。

 その時、目の前がグラリと歪んだ様な気がした。

「………?!」

 一瞬、画面の中に更に画面が見え、その手前に自分たちがいる様な観客席が見え

てAB名はハッとした。

「ん……?」

 何度か瞬きをすると、それは消えた。

「…………」

 AB名はタメ息を吐いた。

 ダメだ。今はイマイチ集中出来ていない。ここ最近はそういうことが多くなって

きている気がする。ーーーもう限界なのだろうか?

 とはいえ、既にこの日の上映は三回目だった。一度目に見た時は初めて観た頃の

キラキラした気分を再び体感出来た。またやるぞ、という気分になれた筈だった。

そこで帰っておけば良かったのだ。

 二回目は途中で少し寝てしまった。後ろを通り過ぎたホームレスにブツかられて

起こされた。そこで帰っても良かったのだ。

 それでも自分は此処にいた。

 その選択は、間違っていただろうか。

 ーーーAB名は今まで自分の選んで来た道を、そう後悔はしていない。

 何処かで間違ったのかもしれないが、それはそれで受け入れることを選んできた

気がする。

 それぞれの選択を終えた直後にはその方向性に不安を覚えても、それは時間が経

てば何とかなっていることが多かった。

 だが今はーーーこの人生は、結局どうだったろう?

「…………」

 AB名は辺りを見回した。

 周りはホームレスや終電を逃したサラリーマンやカップル、それに映画オタクっ

ぽい人たちがチラホラといるだけだった。

 土曜の深夜、皆それぞれの事情で、此処にいる。

 自分もそうだ。

 此処はーーーこの場所は、二人でいても何処か孤独感を感じる……と思うのは自

分が歪んでいるからだろうか、それともこの場末感が醸し出すものだろうか。

 だがそれでも、自分はこの雰囲気がたまらなく好きなのだった。

「…………」

 そんな取り留めもない思考を巡らせながら、AB名は再び目を閉じた。

 だがその時、ぼうっとした頭の中で、何かが、囁くようにAB名の感覚を撫でて

いた。

 それは微かな希望の様な、暗闇を照らす小さな一筋の光のような、とても綺麗な

感覚だった。

 時々、AB名はこんな感覚に陥る。

 脳内麻薬がしわりと染み出て、世界が凛と澄んだ中に独りいるような感覚。

 こういう時に、これだ、というアイデアは生まれたりする。天才と呼ばれる人達

は、恐らくこの感覚を頻繁に出せるのではないかとAB名は思っていた。

 そしてこの感覚をもし、映像で表現できたなら。

 その時に思い浮かんだ夢のような物事を、そのまま形に出来たら。

 それはモノ創りなら誰でも望むことだ。

 この透き通っていく感覚を、総て創作に活かせていたのならーーー自分はまた少

し違った立場にいられたのかもしれない。

「………そうだ」

 AB名は呟いた。

 その頭の中には、新しい映画のストーリーの欠片が生まれ始めていた。

 そこは場末の映画館。

 そこには世間から隔絶した世界があり、それぞれがそっと生きている。

 AB名は先ほどの休憩中に見た光景を思い出していた。

 性格の暗そうな大学生のバイト君が売店の中でタブレットで何か書いていた。集

中していて、こちらが声をかけるまで気がつかなかった。

 あれは、まるで昔の自分の様だった。

 まだ自分が何者なのか分からずもがいていて、何かを表現したくてたまらないの

に、それを自分の中からうまく出す方法が分からない。それ故に悩み、苦しみ、で

もだからこそ、やりがいもあって美しい。

 彼も、いろいろあるのだろう。あったのだろう。

 その書いている何かが、いつか形になればいい。

 その側にいて彼に助け舟を出していた、もう一人の顔立ちは整っているが少し影

のある青年もいた。

 彼も抱え込んでいるものが相当ありそうだった。

 何があるのかは知る由も無いがーーー病気、とかはどうだろうか。それにそれぞ

れの性格からくるものをプラスして。

 AB名の脳はフル回転していた。

 それぞれの事柄に、これからどう対処していくのか。

 自分はうまく出来なかった諸々を、彼らならいつかこなせるようになるのかもし

れない。 

 廊下ですれ違った、映画よりも暗闇でくっついていることの方が目的らしいカッ

プルもいた。

 おそらく今右後方の端でゴソゴソやっている。

 別に映画自体に興味がなくてもいいのだ。ここはそういう場所だ。

 ーーー二人が幸せならばいい。

 その二人にも、これから色んなことが起きることだろう。

 お互い思うこともあるだろう。

 自分もかつてそういうことがあった。その頃を思い出すと、とても恥ずかしく、

同時に甘酸っぱい気分になる。

 その感覚もうまく、表現出来ればいい。

 そう言えばトイレに入った時、ドアの外でバイトを怒鳴りつけている支配人らし

きおっさんがいたっけ。

 自分と同じくらいの年代だろうか。

 そりゃあ仕事を始めればうまくいかないことも今まで沢山あっただろう。

 自分は経験出来なかったこともかなり経てきた筈だ。

 自分など生活が苦しいだのうまくいかないなどとは言いながら、少なくとも好き

な仕事には就けているのだ。そうでない大多数の思いは、想像するに余りある。

 結局、全てがうまくはいかない。

 それ故の奥深さ、そして哀しみ。

 違う世界の自分がいたら、どうやって過ごしているのだろうか。

 ーーー違う世界の自分?

「…………!」

 AB名はゆっくりと目を開けた。

 そこには先程見たと同じ様に、画面の中に更に観客席があり奥に何かの画面が見

えていた。

 よく見ると画面の中は楽しかった頃の自分たちの姿だ。

 AB名はその手前の観客席の中を探した。

 何かの予感があった。

「あぁ………」

 その観客席の真ん中には、肩と後頭部だけ見えていたが確かに自分がいた。

 ーーーそうだ。

 これはいつか観た夢だ。

 別世界の自分。

「あ…………!」

 観客席からくたびれた姿の自分がゆっくりと立ち上がって、観客席に沿って横に

ハケていった。

「……………」

 AB名はその姿をぼうっとした頭のまま見送った。

 自分は、恐らく世間からはああ見えているのだ。

「……………」

 ーーー分かっている。

 それは仕方が無い。

 でもーーー。

「………」

 AB名はゆっくりと画面に目を戻した。

 まだ予感は続いていた。

 観客席の真ん中には、また別の人間が座っていた。

「…………?」

 AB名は目を細めた。

 それは服装は違っているが、間違いなく自分に見えた。

 先程よりは少し小綺麗な格好をしていた。

「………そうか………」

 AB名は思った。あれはまた違う人生を生きた自分だ。

 よく見れば少し垢抜けた業界人風な姿だった。

 おそらく、もっと自身の映画を創れて、それなりに成功した自分の姿なのだろう。

 だがその後ろ姿はどこか影があった。

 成功したとしても、それなりに悩みはあるのだろうか。

 AB名はその姿をじっと見つめていた。

 彼もまた、やがて席を立って先ほどとは反対側の画面外へとフレームアウトして

いった。

 その顔はうつろで、何かを抱えていた。

「…………」

 ーーまだだ。

 予感は、その透き通った感覚はずっと続いていた。

 AB名が再び画面内の観客席に目をやると、そこにはまた別の自分がいた。

 そして彼は独りではなかった。

 後ろ姿だけだが、隣に女性がいる。

 伴侶がいるのだろう。

 二人は寄り添って、奥の画面を見つめていた。

「……………」

 そんな自分も、何処かにいるのだろう。

 椅子の向こうで、二人が手を繋いだのが分かった。

「あぁ………」

 いつしか、AB名は涙を流していた。

 AB名は幾多の自分を見ていた。

 それは無限の時間の様だった。

 その全てがもの哀しく、そして愛おしく思えた。

 だがーーーAB名は涙を流しながらも、自分の中に同時にまた違う自分がいるこ

とも自覚していた。

 ーーーそれはやはり、この感覚をどうにかして話に出来ないか、映像化できない

か、と考えてしまっている自分。

 今涙を流しているこの感動すら、そのまま浸らずに表現に出来ないものかと思っ

ている。

 本当にーーー度し難い。

 AB名は涙を流しながら少し苦笑した。

 でも、自分はずっとこうやってきたのだ。

 所詮これが、自分なのだった。

 こればかりは、一生付き合っていかなければなるまい。


「あ………」

 気がつけば、目の前の画面はラストシーンになっていた。

 ジェイムズ・スペイダーとアンディ・マクドウェルが小さな家のポーチの前で座

っている。

『雨になるわ』

『降り出したよ』

 ただ、それだけの会話を交わすのだ。

 それでも、二人の間には穏やかな空気が漂っている。

 AB名はその雰囲気が好きだった。

 やがてクレジットが流れ始めた。

「フゥ………」

 AB名はそっと涙を拭った。

 まだ頭がぼうっとしていた。

 だがAB名の頭では色々な思いがうごめいていた。

 先ほどの白昼夢のような映像体験。

 ただの夢かもしれないがーーーー忘れないでいよう。

 そして、いつかちゃんとシナリオにしよう。

 また、始められる。

 今までと同じ様に。

 いや、これまで以上に。

 AB名はゆっくりと深呼吸をした。

 後方のドアが開き、掃除のおばちゃんたちが入ってきた。

 もう外は朝だった。

 AB名は小さく頷いて、ゆっくりと立ち上がった。

 その時、背中から声がかかった。

「………AB名?」

「……ん?」

 AB名が向くと、掃除のおばちゃんたちに混じってよれよれのスーツを着た中年

体系の男が大きなゴミ袋を持ってこちらを向いて立っていた。

 AB名は素早く涙を拭うと、自分を見つめている男の顔を見つめた。

 確かに、何処かで見たことのある顔だった。

 ええと、何処で会ったのかーーー

「………E田?」

 彼が学生時代の映画仲間の一人であることを、AB名は思い出した。

「おぉ!」

「久しぶりだな」

 AB名は笑いかけた。

「変わったな」

 AB名はE田のバーコードになった頭とかなり出てきた腹を見ながら言った。

「お前もだろ」

 E田は腹を撫でながら返した。

 確かにAB名も目尻のシワや白髪の多くなった髪に年齢がにじみ出ていた。

「どうしてる」

「俺はまぁ……ボチボチだ。AB名は」

「俺もまぁ……それとなく」

「何だよそれ」

 二人は笑った。

「そうだ、来月の同窓会……行くか?」

「同窓会……」

 そう言えば、案内のハガキが来ていたっけ。

「行こうぜ、AB名が来るなら俺も行くから」

「……そうだな」

 少し迷ってからAB名は頷いた。

「ホントか?よっしゃ、なんか元気出てきた」

 E田はすっかり青春時代に戻った様に肩を組んできた。

「そうか、此処で働いているのか……」

「あぁ、いつ潰れるか分からんがな」

 AB名は既に明るくなった場内を見渡した。

「此処、いい映画館だな」

「ん?あぁ、小汚いけどノスタルジックでいいだろ」

 AB名は目を細めて頷いた。

「あぁ、いい」

 AB名は灰色に落ちたスクリーンの方を見上げた。

 あそこには、人々の夢が映る。

 またいつか自分も。 

 そしてAB名は、「このエピソードも足そう」などと性懲りも無く考えている自

分に気づいて再び苦笑した。

 




                (    終    )


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