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22-転生
ボピ「輪廻転生とは、肉体が滅んでも魂が
別の肉体を得て生まれ変わるということ
でちゅ」
海斗「そうだね。ここでは魂のことを自我
とかアートマンって呼んでいるけどね」
ボピ「その自我が肉体と同質のものであれ
ば肉体の滅亡と共に自我も消失すると考
えるのが妥当でちゅ。では、肉体は何か
らできていまちゅか?」
海斗「えーと。肉体というのは宇宙を構成
している材料からできているよね」
ボピ「そうでちゅ。なので、肉体も自我も
宇宙を構成する材料と同質のものならば
肉体の滅亡と共に自我も消失すると考え
るのが妥当なのでちゅ」
海斗「でも、さっきの君の説明によると、
アートマンというのは宇宙を構成する材
料とは異質のものだったよね」
ボピ「はい。だからこそ、輪廻転生という
考えが成り立つのでちゅ」
海斗「なるほど。肉体が滅んでも、自我は
肉体とは異質のものだから滅びずに残り
続ける。だから、輪廻転生という考えが
生まれるんだね」
ーつづくー




