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悪道12

伸びている兵士達を纏めて近くあったロープで縛り上げて施設内へと進むと…


「だせーーー!俺達は無実だ」

「お前たちがやれと言ったんだろ」


屈強な男達が罵声を上げる。


ガタガタ

こわいです~


ボックが私の後ろに隠れながら震えた字を見せてきた。


「大丈夫よ、檻の中にいるから」


せっかくルナシャドーになったんだからココはダークヒーローらしくと…


「さわぐな!私は看守たちの仲間ではない」


ざわつき囚人たち


「お前たちに聞きたいことがある、ここにシスターの様なカッコをしたものは来なかったか」


すると囚人の一人が…


「アリサのことか!アリサは連れてかれた!助けてやってくれ」


「あなたは?」


「俺はあいつの父親だ!」


「そうだったのね…」


すると一番奥の独房から声が聞こえた…


「無駄だよ…全ては終わったんだ!」


そこには白衣を着た男が数名いた。


「なんだと!お前どういうことだ」


アリサの父が食って掛かる。


「お前たちは何をしたか覚えてるいるか…」


すると牢にいた一人が


「俺達は政府に言われて墓の発掘調査をしろと、そこで棺をみつけたとたん行き成りここにぶちこまれたんだ」


「ふははは、あれはな初代達の棺だ…そして我等はその初代達の細胞を移植して新たな強戦士を作る実験をさせられていた」


「…」


「そして、完成したんだ…今頃その兵士達の実験台になっているだろうよ」


「なんだと!」


「その実験をしていた貴方達がなんでこんなところにいるの?」


「口封じさ…アレは政府からの指示でもなんでもなかったんだよ、俺達も騙されてたんだよ」


「アリサはどこに連れていかれたの?」


「ふっどうせ闘技場だろうよ、痛めつけられてんじゃないか」


「これは急いだ方がよさそうだの」


「そうですね総帥」


「あんた!一緒の頼みだ!俺達を連れて行ってくれ、道案内も出来るし俺達は影の民だ戦力にもなる」


「そうね、こちらからお願いするわ」


私は近くにあった鍵で牢屋の扉を開けた。


「時間が無い、急ぎましょう」


「こっちだ急ごう!」


「やめておけ!あいつらは尋常じゃない強さだぜ」


私たちはその言葉を無視して向かおうとすると…


「バカな奴らだ…餞別に教えてやる初代の力を宿したのは5人だ、マインドコントロールと精神強化されてるから説得は無理だぜ」


「餞別ありがたく頂くわ」


そう言って闘技場へ走り出した。


シスター無事でいて!





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