悪道11
「じゃあいくね」
私が怪人製作をアクティブにすると…
種族:人食い箱 レベル5
HP50
MP30
スキル:マジックBOX、閉じこもる
<コードネーム設定可>
スキルはマジックボックスこれってなんだろ、そのスキル名に触れると…
マジックボックス:最大MPに比例してモノを生物以外のモノを収納出来る (現在20/30)
こうやってスキル確認が出来るのか、それにしてもマジックボックスって便利ね、となるとこっちの閉じこもるは…・
閉じこもる:蓋をして閉めて完全防御、攻撃は出来ないが物理ダメージ軽減50%
ふむ、これは予想通りね。
「さて、名前は何が良いかしら?う~ん…箱だから~ボックスアルティメット~」
「長いわ!5文字までと言ってるじゃろ!」
「あ、そうでした!は ハコイザー!」
「えっと ○○イザーってすきなのかな?それにちょっと弱そうじゃぞそれ」
「ふむ、ワンパターンですかね…じゃボックで」
「まあ、単純だが良いか…今日より前は怪人ボックじゃ!」
カキカキ
ありがと よろしく
さて怪人も増えたし行きますか!
「スキルアクティブ!ルナシャドー!」
すると空から黒い光が降り注いだ。
『説明しよう!ルナシャドーは遠き異世界の星 月に眠りし悪の波動を受けることにより己の身体を高めるメタルスーツを纏うことができるのだ!』
いつものナレーターさんの声が聞こえる!などと喜んでいるのも束の間。
「誰だ!」
先ほどの変身の光で看守にばれてしまった。
「ええ!お約束じゃないの変身は」
「そんなこと言ってる場合か来るぞ」
「よし!みんな行くわよ」
「ピィー!」
カタカタ
看守たちがこちらにやってくるとスキル欄の孤軍奮闘(小)が発動した、
「大人しくしろ!何者だお前は」
看守たちが武器を構える。
「無粋な…我の名前はルナシャドー!ちょっとそちらに用があってね、通してもらおうか」
「ここは通さん!怪しいヤツめ!捕まえ…グハ!」
有無を言わさずカイザーが高速移動で相手を足払いし、さらにそこへ高速でタックル!
「え?あ、え?カイザー」
一瞬で敵を片すカイザー!
「ピィー!」
「えっと私の出番は!」
『説明しよう!ルナカイザーは名乗っただけだった!』
「恥ずかしいからそのナレーションは止めて!」
「まあ、なんというかちょっと恥ずかしい感じじゃの」
「総帥まで!」
カタカタ
(たたかわなくて よかった)




