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2話

俺の前に現れたそれはテンプレモノなら毎度おなじみのステータス画面であった。


「これはやっぱりステータス画面…か?」

俺の前に現れたステータス画面は透明の薄い板のようなものが浮いている感じだった。


「えーとなになに…」


ステータスに書いてあった俺のステータスはこんな感じだった。


《ステータス》


《名前》小川 翔太

《種族》人族

《性別》男

《年齢》17歳

《職業》無職LV1

《能力》

LV 1

体力 50/50

魔力 5/5

攻撃力 6

防御力 5

魔法攻撃力 2

魔法防御力 2

俊敏4

知力7

運 50

《スキル》

異世界言語LVMAX、ポイントショップ



(やっぱり此処異世界なんだ‼︎ん〜!なんかテンション上がるな!)

最初は喜んでいた俺であったが…このステータスを見て思うことがあったそれは…


(能力が低い‼︎俺の能力低すぎだろ⁉︎まぁ最大値が低いならまだわかるけど絶対そんなことないだろうし…てか職業もひどくない?なに無職とか俺は好きで無職になったわけじゃないんですけど…てか無職じゃないんですけど学生なんですけど!


後運!なんで運が高いの⁉︎いや嬉しいんだよ?嬉しいんだけど運だけが高いって…なんか悲しい。


それとスキル…異世界言語はなんとなくだけどその効果は予想がつくけど…このポイントショップってなによ…これはどうしろっていうわけ?


はぁ…なにかヘルプ機能があればいいのに)


俺はそう思い…ステータス画面のポイントショップの文字につい触れたすると…


ポチッ…「えっ?これ触れられたの?」


ステータス画面に触れられたことに驚いているとステータス画面の表示が変わり触れたポイントショップの詳細が書いてあった。


それを自分なりに纏めるとこんな感じである。


まずこのポイントショップはこの世界では恐らく俺1人しか持っていないほどの超激レアなスキルであること、そしてこのポイントショップはポイントさえあればなんでも買えることなどがわかった。


最初の持ちポイントはまさかの0!これはひどい…0からのスタートというわけである。


しかしこれも全くと言っていいほど大変なことではなかった。


何故ならこの能力、ショップと名がついているだけあって買うことの他にも売ることもできるのであるしかも売却値が0はないとのことなので…利用価値もないと思える物でも売ることができるのである。


例えばこの今俺がいる所から一歩出た所にある土、こちらも売ることができる売却値は10gごとに1ポイン

トとこれまた微妙ではあるが危険がないだけましだ。


しかもこのポイントショップ買えるものはこの世界の物、スキルなど様々でありなんと!俺がいた地球の物も買えることがわかった。


地球の物とこの世界の物を比べると…スキルや機械などは片方の世界にしかない為差がないが例えば小麦は俺のいた世界の方で買った方が品質ポイント共にお得である、そういった形で差がある為商品のチェックはした方がいいだろうと俺は思った。


そして…俺が今すべきこと…今俺がしたいことそれは!


ダダダダダ!「トットイレ〜‼︎」バタン!


「ふぅ〜間に合ってよかった…もう限界ギリギリだったぜ、お腹がスッキリしたら…今度は腹が減ったな。


だけどこの家には探した限り水はあっても食料はないからな…こんな時は!」


ブチブチブチブチ!「ふふっふっふ〜ん…ふふ」


ポイントを得るために俺はまず家の周りにある邪魔な石や草を刈ったりとったりすることにした、今してるのは草むしりである。


「ふぅ〜こんくらいあれば…いいんじゃね?」


草むしりそして小石取りが一通り終わったのでまずは結果発表といきたいと思う!


だがそこで気づいた…あれ?これどうやって数えるの?…と。


そこも能力がうまく解決してくれた、ポイントショップで物を売る際売る対象をまずは自分の所有物から選択するそうしたら選択したその品々が透明な板に現れるのでそれを見ればわかった。


結果は…

雑草Gランク10156本

雑草Fランク1596本

雑草Eランク2本

毒草Fランク121本

毒草Eランク11本

毒草Dランク1本

薬草Eランク2本

石(微小)54個

石(小)40個

石(中)5個


これらの結果を見てわかる通りただの草だと思ってとった草の中にもとても危険な毒草が混じっていたりするみたいだ、それと…


(雑草に優劣があるのか?…あっ!そうだ!タッチしてみれば!…おおっ!でた!)


雑草Gランク…何処にでも生えている草、生命力が高いため大抵の場所なら何処にでも生えてくる。


利用価値や希少価値の無さから大抵草食系の動物に喰われて死ぬか…


(長えよ!ええっ!どんだけ書いてあるんだ!次行こ次)


雑草Fランク…何処にでも生えている雑草の中でも5年以上生えていたことにより希少性がましたただの雑草…


(もういいわ!次だ次…)


雑草Eランク…何処にでも生えている雑草が運と生命力を頼りに10年以上育ってきたことにより希少性がました、長い間生きてきたので能力も強化されており特に仲間を傷つける者には草を使って攻撃する…かもしれない。



(えっ⁇)クルッ…

俺は後ろを振り返って周りを見てみたが何もなかったので安心した。


(ふぅ…売却リストに入れたとき何処かに転送されたお陰で助かったな…後の説明はいいか)


今回売る対象の物は全て低ランクであるからとても買取ポイントも低いみたいだった。


例えば雑草Gランクは10本で1ポイント、雑草Fランクは3本で1ポイント、毒草Fランクは2本で1ポイント、

毒草Eランクは1本で1ポイントといった感じであった。


これを売らないという選択肢はないのですぐ売った。


ポイントは1600と少し手に入ったのでこれを使って朝食を買いたいと思う。


まずは家に戻ってガスと電気を確認する…

確認した所ガスと電気は共にあるようだった、しかしこれもいつまで使えるかわからないので早めに自給自足をできるようにした方が良さそうだ…


次にショップで食料をチェック…………

(おっ…水もあるのか、大量に買うとお得?どのぐらいお得なんだ?これ…まぁいいやとにかく今は飯を。


探した限りかなりポイントを使わなければいけないことがわかった…

(くそっ!こんなに苦労してポイント貯めたんだそ⁉︎それを食事だけで無くしてなるものか!こうなったらできるだけ美味しくてポイントが少ない物を…おっ⁉︎


そこで俺は見つけた、インスタントラーメン60ポイントという文字を…

(これっきゃないだろ!)ポチッ‼︎


インスタントラーメンを押したら透明だった画面が光った、光が収まると足元には選択したインスタントラーメンがあった。


俺がインスタントラーメンを眺めていると…画面が点滅し始めた。


「ん?なんだ?」

画面にはデカデカとこう書かれていた…

初めてポイントショップをご利用なされましたので今から18時間ポイントショップにてセールを開催いたします!


(…セール?しかも18時間か…今からだと今日1日って感じだな)

なんとなく予想はできたけど一応画面を押して詳細を見てみると…売却値の増大と買取値の減少がされるらしかった。


「そうと決まったら…!」バッ‼︎

「ポイント稼ぐぞ〜‼︎」バシバシ!

頬を叩いて俺は気合いを入れた。


まず俺がポイントを稼ぐのに考えたのが…ショップで買ってショップで売ることだった。


?と思うかもしれないが聞いてほしい。


例えばこの世界では見た感じ…緑が多そうだ!だからショップで先ほどのように石や草を売ってもたいしたポイントにはならないと考えた。


だが…買う時に向こうの世界とこちらの世界のどちらを選ぶかを選択できたように売却時にも世界を選択できたらと考えたのだ‼︎




















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