前進 しますか?
あの……すいませんとしか言えないこの状況。
なんでしょうね、この前調子に乗ったのが恥ずかしいぐらいですよ本当に。
はい、ではいつもの長ったらしい言い訳はここまでにして、本編をお楽しみください。
22回目~F9~
一瞬の閃光が周囲を照らし、周りにある生物と物質の耐久を大きく削った。
まぁ、生物と物質っていうのは周りのコウモリやら岩なんだけどね。もうがんがん削られてますよ、ええ。
……え? ミノさん? もちろん元気ですよ。焦げた服だけ気にしてますけど。
まぁ、ミノさんが劣化金髪君ごときの放射状光線でそんなにダメージを喰らうわけ無かったんだけど、ほぼ無傷っていうのもどうかと思う。
一応最後の命をかけた爆発だろうに。相手が悪かったね。
跡形もなく、文字通り魂まで無くなったであろうダークマージさんの方を向いて手を合わせる。最後に一矢報いるその生き様、見事です。なんか共感できた。
さて、少し休んでから進もうか。一応、俺だって仲間的な者を盾にした事に良心が痛まなかったわけでも無い。
というわけでミノさん。何かして欲しい事がありましたら、一つだけできる範囲で叶えてあげるんで言ってくださいや。
……マッサージ? え、それは俺へのご褒美ですかね。それでしたらもう手が滑りまくっちゃったりしても不可抗力という事で……変なとこ触ったらパンツ取る? いや、ほんとそれだけは勘弁してください。というか、パンツに固執しないでください。お願いですから。
……なんで俺がパンツを守る方なんだ。普通逆だろ。
~F10~
はい、というわけで初踏破の新フロアです。
……え? ミノさんのマッサージシーン? 馬鹿、見せるわけ無いやろ。まぁでも、一言言うなら艶やかな喘ぎ声でしたね、うん。
……ハイ、嘘つきました。おっさんみたいな声でした。うぃ~とか、うぁあ~とか。
……大丈夫。うん、まだ大丈夫。忘れかけてた元の姿を思い出させてくれたいいキッカケだったって事にしとこう。大丈夫。見た目がアレでも中身はコレだったってか、笑えねぇよ。
まぁそんなどうでもいい事はおいといて、あらためて言おう。
新フロアである。
長かったね、うん。それもこれも全部美人さんのせいだ……いや、俺が弱いせいもあるけれど、多分それは原因の十パーセントにも満たないな。だいたい美人さんが悪い。俺はそんなに悪くない。結論はそれで行こう。
まぁいいや、とりあえず進もうか。この階はどんな奴がでてくんのかねぇ。もうちょいお手柔らかな奴だといいんだけど。
そう願いながら俺たちが遭遇したものは、牙の異常発達し、全身が鎧に覆われたサーベルタイガー的な何かでした。
……柔らかくねぇよ! 鎧着てるし! いや確かに手についてる肉球とかは柔らかいけども! そもそも俺が求めてるのはそういう物理的な柔らかさじゃねぇよ。
え、絶対この虎強いよ……だって虎だもの。こっちのミノさんあれだもの、牛と馬だもの。同じチートな動物なら無理ゲーだよ。
俺がそんな風に考えていると、ミノさんはゆっくりと虎に向かう。
あと数歩というところで足を止め、睨み合う。
……なにやってんのミノさん。なに緊迫してますみたいな雰囲気醸し出してるの。いや、相手からは感じられるけど、お前さんからは感じられないぞ。
違うぞ? その虎は敵だぞ? 撫でていい奴じゃ無いぞ? 馬鹿、お前……ほら噛まれた。
虎の頭、というか兜に頭を乗せようとして、かぷっ、と軽い音と共にミノさんの手に牙が突き立てられた。
血が噴き出すかと身構えるがそんな事もなく、噛みついた方も噛まれた方も微動だにしない。変化を言えば───虎の顔色が、俺にもわかるほど青ざめている事ぐらいだろうか。
虎はそっと、目の前の生物を刺激しない様に口を離し、傷一つ無い綺麗な白い手を舐め始めた。まるで、謝るかの様に。
ミノさんはそれを見て小さく笑い、今度こそ頭を撫で始めた。
……そういやミノさん、伝説の怪物ですもんね。絶滅種なんかとじゃ話になんなかったね。
……ミノさん、ちょっと俺にも撫でさしてくんないかな。鎧じゃ無くて、毛のあるところ。……ああ、うん、そうそう。
ほれほれ、ここか、ここがええんか! うりうり!
うわばかなにするやめ
23回目~F9~
はい、撫でて調子乗ってたら噛まれて死にました。ミノさんより弱いけど俺より遙かに強かったとです。
というか、セーブポイント更新か? 更新なのかこれ。一定にしてくれ。というか条件がわからん。
ちょっと久々にスキルでも見とくか。
【スてータす】
名前:???? ナオキ
Lv:71
HP :ーーーー
MP :ーーーー
攻撃力:ーーーー
防御力:ーーーー
魔攻撃:ーーーー
素早さ:ーーーー
賢さ :ーーーー
幸運 :ーーーー
経験値:ーーーー
【スきる一覧】
『悪運』lv---:幸運がどのランクであっても、すんでのところで幸運が起きる。
悪い事がおきるほどlvが上がっていく。
『鈍化』lv---:痛み、嫌悪、呪い系統の攻撃及び魔法の効果を限りなく弱体化させる。精神系の効果を持つ物を全て無効にする。好感情、期待、羨望などに気づき辛くなる。
傷つき、嫌悪感を抱かれるとlvが上がっていく。
『嫌悪(特)』lv---:このスキルを持っているとほぼ全ての人間と魔物に嫌われる。
好感情を抱かれるとlvが上がっていく。
『セーブ』lv---:セーブする。最初の方は自動。
lvが上がるとバリエーションが増える。
セーブLevel:@
保存内容:1、?????
2、仲間の記憶。
3、同郷人の記憶の一部
4、やり直しの一部分(人間の記憶含む)
5、自分
6、自身の位置座標のこ自動更新。(一定周期)
『自己客観視(大)』lv---:心の歪さがスキルまで昇華された物。
何事も他人事のようの受け入れることができるため、精神強化(大)と同じ効果を持つ。
心の持ちようによってlvが増減する。
スキル『鈍化』、『精神強化』、『達観』を持っているとlvが+1される。
『フラグ建築士0級』lv---:普通のフラグが建てれず、死亡フラグやら男色フラグやら凄いフラグが建ったりする。
スキル『悪運』があると何かが変わる。
『究極なる永遠凍結魔法・偽』lv---:相手は死ぬ。その後、自分も死ぬ。
使う度にレベルが上がっていく。
『逃走心
とうそうしん
』lv---:逃げ出したくなる。逃げる時のみ素早さのランクが2段階上がる。
『スキル閲覧』lv---:対象のスキルを1つ覗き見する。キャーえっちー。
一定回数使う度にレベルが上がる。
『能力喰らい・バグ』lv15:自分がスキルを覚える度にそのスキルを高確率で消し、レベルが上がっていく。
スキル全てによる自分への攻撃などの影響を低下させる。
レベルが上がるほど受ける影響力が低下していく。
一定時間に低確率で自分のスキルをランダムで喰らう。
【称号】
『伝説の魔物使い』:伝説の魔物と何度も触れ合い、戦い、屈服させた者のみに与えられる称号。
伝説の魔物をテイミングしやすくなるが、普通の魔物をテイミングできなくなる。
『憐れみの施し』:発動できません。
……あれ? バグ直って無くね?
ステータス確認できないステータス画面とかなんて呼べばいいのかわかんないんだが……
スキルもレベルわからなくなってるし、どうすればいいんだこれ。
……ミノさん、一応シリアスなふいんき……間違えた、雰囲気なんだから、虎さんを撫でくりまわすのはやめなさい。
……っていやいやいや!? なんでここにいんのこの虎!?
え、一応ダンジョンてなんかこう、魔物は階を動かないとかお約束的な何かがあるんじゃあ……あ、ない? 動くのが面倒くさかったりその階が気に入ってたら動かないんだ。そうなんだ……。
ああ、ごめん、ちょっと俺の中の前提が崩壊しただけだから。
うん、まぁいいや。そういうもんならそういうもんなんだろうし。めんどくさいことはほっといてさっさと次の階に──ああ、いや、実質次の次の階か、虎さんいるし。とりあえず先に進みますかね。
……あ、ここダークマージさん階じゃん。
はい、いつもの駄文でございます。書かなすぎてもうこの長さが短いのか長いのかわかんなくなってます。
もう俺、月刊ペースって言いきろうかな……。
読んでいただき、ありがとうございました。




