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後日談
今回のオチ。
「えっ、カレンさん。衛兵に捕まったんですか?」
あれから数日後――
マギとレイカが、事務所を訪ねてきたかと思えば、そんな話から始まった。
「まさか。エド様のことが?」
「いやいや。アンタがアフターサービスだって、あの子の葉っぱくれただろ」
マギが指差す先には、紺色の新しい植木鉢の中で、日光を浴びて気持ち良さそうに寝ているユーちゃんの姿。
「あれ乾燥して紙に巻いて吸ってたら、違法薬物じゃないかって衛兵に見つかってよ」
「どこで手に入れたかって言われて――」
「えっ」
カランカランッ。
「ここか! 禁止薬物指定されているドリアードの葉を提供したという事務所は!!」
鎧を着た男たちが事務所へ詰めかけて来た。
「ちょ――」
「すまねーな! まぁリーダーも留置所にいるし、仲良くやってくれ」
「アタシ、あれから男娼館行くのハマってるんだよねぇ」
「ちょっ、待って!?」
こうして私は衛兵に連れ去られ、馬車で連行され――街の留置場で一晩明かすことになったのだ。
今回の教訓は――もっと異世界の法律、詳しく調べとこう。
ちょっとすえた匂いのする個室の窓から見える夜空を見上げ、そう誓うのであった。




