本日でちょうど、なろうデビュー1周年となるわけだが……
昨年の今頃、『何のために書くのか?(n4755jl)』という、なろうでの初投稿を行い、ちょうど一年の月日が経過した。ということで、今回はこの一年の振り返りエッセイである。
文章を書くという行為は、自分を再確認し、再修正をかけるのに役立つ。そう考え、作られたはずのアカウント「エンゲブラ」は、実際にはどう使われたのか?
何やら愚痴っぽいだけのエッセイや、好きな漫画を紹介するだけの連載、そして、まさかの小説連載まで始めてしまい、当初の予定からは大きく逸脱したアカウントになってしまったな、というのが率直な感想か。
幾人かの投稿者や読者たちとは交流をしつつも、あくまでもこれは「内省のためのアカウント」のはずであったのだが、本当に「初志貫徹」は難しい。
変わらないことが素晴らしいわけではない。
考えながら生きていれば、むしろ変わらない方がおかしい。
しかし、自らの意思が主体とはならず、「流される」というのは、少々居心地が悪くもある。
文章を書くという行為自体は、かつてブログや旧ツイッターなどでも行っていた時期があった。しかし、大きなブランクを経て、より文字数を増やした、なろうでの投稿に挑み、この一年でいったい私は何を得たというのだろうか?
九割が「脱線」だった気もするが、ままならぬのも人生か。
ふり返ってみたものの、結論は出ない。
とりあえず、次の一年は、もう少し真面目に考えてみよう。
そんなことを思う、一周年目の本日。
この一年、数多くの読者の方々に出逢い、感想や評価などを頂き、感謝。次の一年は、もう少しマシな文章を書いていきたいと考えているので、今後ともお見捨てなく。
―― どうせまた、脱線・脱輪するのだろうが。