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おじさん道  作者: 西山春登


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17/30

第17話 雌雄決する


おじさん道。


これはただ存在するだけで嫌われる存在のおじさん。

そのおじさんをいかに少しでも嫌われないように生きるのかを問う道。

剣道、柔道、茶道に華道。武士道、騎士道。

それぞれの道はあれど、この令和の世に心密かに新たな道を切り開く!


これぞ、『おじさん道』




遅番終わり。


みんなが寝静まったリビングに一人。ささやかな晩酌。


けどもう一品、つまみがほしい。。


そう。。。困ったときの「冷凍つくね串」





……乾いた砂ぼこり……観客の熱狂……


長年の激戦で染み付いた……


汗と血の匂い……


高鳴る心臓音


ドッキン…


ドッキン…ドッキン…


お前は……おれを受け入れるのか……


はたまたいつものように拒絶するのか……



CUT……



OR……



…… MISSTAKE


グラディエーター姿の鈴本さん「はぁ…はぁ…絶対負けんぞ。」


立ちはだかるミノタウロス。。その首には巨体に似つかわしくない小さな名札。。

刻まれたその名は。

「マジックカット」



グラディエーター鈴本「長年の敗北……今日で断ち切る!!」


(幾人もの同志が敗北を味わった。。

涙を飲んできた。。


そしてハサミを手に取った。。)


グラディエーター鈴本「今日こそ負けんぞぉぉぉぉぉぉ!」




「あーっ!今日もきれない!


なんなんだよこのマジックカットってやつ!


何が「どこからでも開封できます(キリッ)だよーー!」




「ブーーーン・・ッチン。」



鈴本さん「つくね。。うまいな。。」



最後までお読みいただきありがとうございました。

おじさん道 第17話でした。


マジックカット。昔から苦手で。。

ただの不器用?


更新は金曜23時です。

今後ともよろしくお願いします。

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