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おじさん道  作者: 西山春登


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14/30

第14話 いつでも夢を


おじさん道。


これはただ存在するだけで嫌われる存在のおじさん。

そのおじさんをいかに少しでも嫌われないように生きるのかを問う道。

剣道、柔道、茶道に華道。武士道、騎士道。

それぞれの道はあれど、この令和の世に心密かに新たな道を切り開く!


これぞ、『おじさん道』


鈴本さん「藤堂さん、今日もご精が出ますね」


藤堂さん「あー、鈴木さん。うん、近々書道展の応募があるからね」


鈴本さん「鈴木じゃなくて、鈴本ですぅ。。書道展あるんですねー」


藤堂さん「うん、いつかどうしても書道展で『佳作』でも取りたくてね。

娘に頼んで調べてもらって、ここ数年応募してるんだよ。

生きてるうちになんとかね…はははっ」


鈴本さん「そんなこと言って!藤堂さんお習字の練習毎日してるからまだまだお元気ですよ!」


(いくつになっても夢を持ってるって素晴らしいなー)

(夢と言えば、前の食品工場のパートさんでも夢を語るおじさんいたな……

名前…たしか……

そうそう内山さんだ!ちょっとオネエ言葉っぽいおじさんだったな……)



食品工場の休憩室にて


内山さん「いやーこんなところさっさと辞めて、また自分の店持ちたいわ〜」


おばさん「なに…内山さん、お店やってたの?!」


内山さん「うん、昔はラーメン屋だったんだから。まぁまぁ人気あったのよ。哀川翔もお忍びで食べに来たんだから。」


おばさん「えー、ならサインとかもらえたの?!」


内山さん「それが断られて……しゃべらなかったけど、でもあれは絶対哀川翔だった!」


おばさん方「えー!」


鈴本さん(えっ…大丈夫?!サインだまって断られてない?!)



別な日


内山さん「昨日パーラーキング行ったら、おにぎり担当の島田がすごい大当たりしててさ!

憎たらしいったらありゃしない!」


「で、帰り際、島田に

『内山さん、どっかおいしいラーメン屋知りません?』って聞かれたから腹立って

「他の店なんか行くわけないじゃん!」って言ってやったさ。」


鈴本さん(あれ…ラーメン研究してないの…?!)


内山の上司「話し中ごめん、内山さん。今日忙しいから残業お願いし…」


内山さん「ムリムリ!今日予定入ってるから!」


内山の上司「そんなこと言っすていつもじゃねーかよ(ぼそぼそっ)」


内山さん「(ぼそぼそ)昨日の負け、取り返さなくっちゃ」


鈴本(うわー……見たらいけないところ見てしまった。)



そんな回想をしつつも、介護施設のリビングで藤堂さんの書道を見つめる……

(……内山さん、きっとまだ食品工場で愚痴りながらパチンコしてんだろうな。

多分、元気だろう。まぁ、どっちでもいいな。…うん。)


(夢か・・・おれの夢ってなんだろ・・・)



おじさん道 今日の学び

「夢は多くを語るよりも夢に近づく行動を!」


最後までお読みいただきありがとうございました。

おじさん道 第14話でした。


なんだか急においしいラーメンが食べたくなりました。


あっさり系の塩が好きですが、味噌が食べたくなる時も・・・

あっ・・醤油な気分の時もあるかも。


ラーメン全般好きでした。

内山さんのお店でなければ。


更新は金曜23時です。

今後ともよろしくお願いします。

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