第13話 シャワーの温度
おじさん道。
これはただ存在するだけで嫌われる存在のおじさん。
そのおじさんをいかに少しでも嫌われないように生きるのかを問う道。
剣道、柔道、茶道に華道。武士道、騎士道。
それぞれの道はあれど、この令和の世に心密かに新たな道を切り開く!
これぞ、『おじさん道』
鈴本さん(ふぅー!熱かったー!)
(さて、シャワー浴びて水風呂行きますか。って、あれ……?どこのシャワーも埋まってるな…)
(水風呂に入る前はシャワーなどで汗を流す!これこそサウナーマナー!しっかりやっておかないと。)
ガチャっ!
(あっ、空いた空いた。すげーマッチョなお兄さんだな。)
マッチョ兄さん「あっ、すいません。」
鈴本さん「あっ、どうも。」
(マッチョでしかも好青年!素晴らしいな)
鈴本さん(さて…汗を流して水風呂へ。って冷たっっ!シャワーの水いつまでも冷たっっ!)
(あー、水温が1番低くなってんじゃん。いくらサウナ後の水シャワーが気持ちいいからって、水のまんま出てくのはちょっとな……みんながみんなサウナ後とは限らないんだし。ジムは年配の方だって利用してるんだから。その辺気を付けてほしいよなー)
(といいつつ、おれもサウナ後は少しぬるめのお湯から水にするのが好きなんだけどね。)
(ふぅぅ!汗も流したし、水風呂へゴー!)
ガチャっ
(あっ…おれの他にもシャワー待ちの人いたんだ。)
鈴本さん「どうぞ…」
おじいちゃん「おっ、ありがとうございます。」
ざばーん!(ふぉう…水風呂気持ちいいぃぃぃっ!)
と、その時、
「冷たっ!!!」
明らかに鈴本さんの出た個室から響き渡るおじいちゃんの叫び声。
(げっ…やばっ!おれも水のまんまだった!!さっきのマッチョなお兄さんのこと、心の中でディスってたのに…!)
(・・・水風呂にまっしぐらだったわ。ごめんなさい、おじいちゃん。)
おじさん道 今日の学び
「水風呂の誘惑の前には人は盲目になる。」
最後までお読みいただきありがとうございました。
おじさん道 第13話でした。
本業忙しくてジムもサウナも行けてないです。
今週こそはいくぞ!!この場を持ちまして勝手ながら宣言させていただきます。
更新は金曜23時です。
今後ともよろしくお願いします。




