第九話 動物と無機物は嘘付かない
ここからが始まり。終わりはまだ見つけていない。
色々雑、誤字、脱字、ミスあるかもしんない
昨日…
そるとはホワイトと町で散歩をしていた。
「毎度アリー」
「はい、パン」
「ありがとう」
もしかしたら犯罪が起こりうるので周囲を警戒していた時。遠くに白い物が見えた。
「なんだ…あれは…」
「ん?なんか見つけた?(モグモグ」
そこに近づくと怪我した白猫がいた。
「猫か」
「怪我してる…」
俺は持っていた医療キットを使い応急処置。
「パンあげる~」
「少量で与えろよ」
「何で?」
「猫は肉食だからだ」
「りょーかい!」
その後連れて帰り、塩のリボルバー、そして家が爆発。家を直しているうちに夜なり猫と共に就寝したが…
朝になると、女の子が隣で寝ていた。
起こして話をエグゼと聞いた。
「お前は誰だ」
「猫です!」
「確かに耳と尻尾あるからそうかも」
「…まさかあの白猫?」
「はい!ご主人様!」
「ご、ご主人様?」
「ほら!そると!ここはなりきっ…ゴフッ!」
「名前は?」
「無いです!なので付けてください!」
この前俺やったな…このくだり…
塩のようにダサい名前ではなく普通でいこう。そうだな…白いから…
「…ユキ。お前の名前はユキだ」
「ありがとうございます!」
ガチャ
「そると~朝ご飯だぞーって誰ー!?」
「あ、塩」
「昨日の白猫だ。ユキという名だ」
「成長期だ!」
確実に違う。
「かわ、かわいい~!」
「おお~!」
真雨とルルがユキに釘付けだ。あのようすなら仲良く行けそう。それより…。
「チャッピー、これどうやって捕まえた?」
真雨を仲間にしたときの赤いやつをチャッピーが捕まえてきた。
「外でうろついてたから一応」
「でもなんか大人しい…」
「私の使命は破壊…」
「うわぁ急に喋るとびっくりするよ!」
「しかし状況が変わった」
「塩への返答は無しなのか…」
「私をオリキャラという物に入れてくれないだろうか」
…無理なんだけど
「状況が変わったとはどういう意味だ?」
「あのアーティファクトを取られ、破壊が非効率的になり、今は命令が出されるまで待っている。私の予測だとこれからのオリキャラの生存確率は0%に等しい。しかし私がいれば13%まで上がる」
「そこ100%じゃないんだ…」
「どうする?」
「…しょうが無い!そう言われたら入れるしかない!チャッピー開けて」
「ああ」
遮断カプセルを開けた
「感謝しよう。しかし塩。あなたの生存確率は不明。あなたはただの変数ではないのです」
「うーん…」
「考え中に失礼します。私に体の元もしくはサンプルとなるものが欲しいです。それと名前です」
「じゃあ084の姿っぽく」
「こんな感じですか?」
「紙はなにもかかずに…服は…赤いダウンジャケット!ズボンは適当にデニムで」
「…私がウイルスだからってこんな季節外れな服着せないでください(大体7月)」
「許して!名前は適当にerror084!じゃあ武器は頼んだ!チャッピー!」
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「よろしくお願いします。そると」
「ウイルスだから要らないかもだけど訓練…だけどチャッピー…武器、レールガンか…」
「撃ちます」
ドカァァァァン!
「正確さはよし…多分問題ないから他の皆と話してみたらどうだ?」
「そうしてみます」
「こんにちは真雨、ルル、ユキ」
「暑くない?それ」
「なんかいやな雰囲気…」
「シャー!」
「ユキは私のことを嫌がっています。それは何故ですか?」
「なんか、なんとなく!」
これは次から話しかけることを最小限にしましょう。
「こんにちは。ロッド」
「チャッピーが言っていたエラーか」
「何の本を読んでいるのですか?」
「これからどんな魔法を覚えようかなって」
「あなたは半分嘘をついています」
「え?」
「あなたの本は魔法の物では無い」
ガチャ
「それロッドの趣味~!」
「ちゃしばか…」
「ちゃしばの趣味はなんですか 」
「植物の観賞かな!」
なるほど…ロッドは人を選びますがちゃしばは雰囲気的にも接しやすいですね。
「お!エラー?」
「ホワイトですか」
「チャッピーから聞いた瞬間話したいと思っててさ!町からすぐ帰ってきたんだ!」
「そうですか」
なんとここから2時間ずっと色々なことをホワイトは話しました。私はその忍耐力などを認めなければならないのかもしれません。
「それでまたキッチンを爆発させちゃって~」
「ホワイト…いや、ホワイトさん」
「ん?」
「友達というものになってくれますか」
「うん!」
「…まるで迷いが無かったような言い方ですね」
「だって…話しやすい相手が増えるから!」
これは私の初めての敗北になるでしょう。
そんな感じでトラブルを起こしたり解決したり、新しい発見をし続け塩も何故仲間を集めたのか忘れていた。こんな日々が続いて欲しい誰もが思う。しかし現実は甘くは無い。塩は破壊神の影響で塩の作った世界が全て消えていたことに気づかず、そこでまた塩が…いや、俺がこの大きな千切れやすい繋がりを作ってしまったのかもしれない。誰かがいなくなれば誰か居なくなる。そんなことがこの更に先、起こってしまう。
そうして、時が来た。
To be continued…
次回。滅びと創造の終わり編。(ダサいか?ダサくて悪かったな!)
この作られ破壊される物語を終焉へ。