第八話 呪術師
色々雑、誤字、脱字、ミスあるかも
、
ウォッチと会った大都市にて…
「あいつがいるはず…」
「呼んだ?」
「うおおお!?びっくりした…」
「何かようで?」
「俺の仲間に…」
「なる!」
「…」
え?即決?今までに見たことない速度で答えてきたんだけど…そういえばウォッチ追ってたよね。ウォッチと会いたいからなのかな…
だとしてもおかしいけど!と、とにかく帰ろう。
そう思った途端バグったブラックホールみたいな出てきた!出てくると同時に吸い込まれそうになり、即決した女の子は空き缶に足をすくわれそのまま吸い込まれてしまった。
「キャアー!」
「なんだ!?一体!?」
気を抜いたら俺まで持ってかれそうだ…そう思っていたらチラシやポリ袋が飛んできた。
「わあああ!邪魔!」
それらを振り払おうとすると瓶が凄い勢いで背中に直撃。そのまま吸い込まれてしまった。
「あああああ!」
「グベッ!」
「あ、来た」
「どこだここ…」
「分かんない…」
ここが目立たない場所でよかったがどうやら魔法などがある異世界に落っこちてきたようだ。
「どうやって帰ろうかな」
「諦めるのは早いって言ってたけどもしかしてなにも手がない?」
「無いから考えてる」
「そう?あとそろそろ人が通ってくるわ」
「可能性は低いけど…」
本当に向こうから人がやってきた。
「上に登れそう?」
「弓がいる…」
戦うしか無さそうだ。084からもらった神剣もあるから戦える…
「ここは任せて」
「え…じ、じゃあお言葉に甘えて」
くだものナイフ1本で行けるのか心配。
「なんだぁ?」
「女の癖に戦うか?やるか?」
「あまり私を舐めないで」
「おお!そんなちっこーいナイフで俺らと対抗?笑わせるな!」
「3対1だぜ?諦めろ!こっちはcランクの弓使いと双剣に槍だぜ?」
フッ…
「い、居なくなった!?」
「いや…上だ!」
「バカめ!打ち落としてやる…ガッ!?」
「ベル!何をした!?」
「…呪いよ」
「呪いだと…」
「これでこいつは動けない」グキッ
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
「てめぇ…本気で殺す!ビルドアップ!」
「クイックシュル!目にも止まらない速度で切り刻む!」
「「てやぁ!」」
ナイフを地面に刺す。
そこから出た紫色の光が二人を吹き飛ばした。
「なんだ!?いまのは…」
「カースウォール…防御と攻撃を同時に行うものよ」
「なにを言って…ボアァッ!?」
「き、貴様…この吐血も…」
「そ。呪いよ」
…強い!下手したら自分より強いのでは?
「いきましょ」
「了解!このまま壁を越えるよ」
そうして警備していた人と目は合ったが壁を超えることに成功。しかし歩き始めてしばらくした時に突然女の子が血を吐いた!
「大丈夫!?」
「さっきの戦いの時の呪いの反動よ。呪うと呪う分呪われるの」
「諸刃の剣だな…」
その後ひたすら歩いた末あのブラックホールをまた発見した。
あれで元の世界に戻れるかも?
「入ろう」
「元の世界に戻れる?」
「保障はないかな」
これ以外どうすることも出来ないのでブラックホールみたいなやつに自ら飛び込んだ。
「いて!」
ここは…いつもの町!帰ってきた!真夜中!
「どこ?ここ」
「家の近く!」
「あ、そういえばだけど…」
「どうした?」
「名前…」
「あ…えっと塩っていうんだ」
「私はルル」
「じゃあ帰るか」
ーーー次の日ーーーーーーーーーーーーーー
実は昨日チャッピーに頼んでいたものの報告を朝から聞きに来た。
「そういえばルルは?」
「ウォッチの部屋の前で出待ちだ。ウォッチは死亡確定で誰も助けない雰囲気。俺はやばくなったら助けに行く。あいつは正直嫌いだ」
「チャッピーにすら嫌われるんだ…」
「醸造の材料を全て無駄にされたからな」
ウォッチはあとにして本題へ
「で、あれは?」
「あのチップ。創造と破壊のアーティファクトの破片だと分かった。誰かに当てるとその能力をコピーする」
「俺に当ててみて」
「分かった」
チップが俺に当てられると何かに引き込まれた。懐かしい風景だ。天界なんて見るのはいつぶりだろうか。しかし白黒で時が止まっている。
「ホロメスが次復活したらどうする?」
知ってるはずなのに思い出せない人…
「次こそ終止符打ってね。創造神さん」
「…ぉ…しお…塩!」
「ん?俺寝てた?」
「はぁ…チップを当てた瞬間倒れたんだぞ」
「え!?そうなの!?」
「ああ。それとチップ関連でこれを渡そう…」
チャッピーはリボルバーをのようなものを取り出した。
「これ…」
「そのチップの力を使えるリボルバーだ。シリンダーを回転させるとまた違う事が起こるようにしておいた」
「試し打ちしてくる~」
「おう」
塩…俺が勝手に話を進めたのにすぐ起き上がったな。倒れたばっかなんだがな。
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「にゃ~」
「説明が理解できん」
「ホワイトはどう思う?」
「銃ってなに?」
「塩、聞く相手が悪い」
塩がそるとにチャッピー作のリボルバーとかいう銃とかいうものの説明したけど、そるとは受け入れられないらしい。
「とりあえず試し打ちするね」
「はいはい…」
そういえばさっき拾った白猫…そるとの頭から離れないな~。やっぱあの時怪我を手当てしてもらったからかな?そるとのために料理を作ってあげよう!
そるとチップを付けて…
バンッ
「威力が上がっているな」
「あ、エグゼ」
「どした?」
「チップ~」
エグゼチップを手に入れた!
「これを付けて撃ってみよう」
バンッ
「ほぼ真ん中か」
「なんか凄い狙いやすかった」
「それ、ホントにリボルバー?」
「チャッピーが作ったから!」
「チャッピーが作ったで説明付くのどうにかして欲しいな」
「あとはシリンダー…」
ドカァァァァン!
「ばばば、爆発!?」
「急ぐぞ」
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「チャッピー?」
「ああ。消火してる」
「さすがだな」
「しかしなぜ爆発がおこったんだ?これ」
「犯人ならキッチンに」
「え?」
「あ、どうも」
爆発させたのホワイトかぁ…どうやって?
「お前…どうやって爆発させた?」
「料理してた」
…今までで見たこと無いくらい料理が下手…いやもう下手レベルじゃないよね?
「…話は家を直してからだ」
次回!終わる!