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第二話 『死神としての仕事か』


「死神として……?」


私は藤原(ふじわら) 美咲(みさき)

至って普通の女子高生。

今は死に、閻魔の前にいる。

「死神として現世に行くと言うことは、

 人間をこっちに連れて行くと

 言うことじゃ。こんな仕事ができるのは、

 ごく小数の人間だけじゃ。」

「つ…つまり…?」

「人を…殺すんじゃ。」

「ひ…人を殺してまで行きたくはない…」

「なら、天国にー」

「でも…死神って、かっこいい…と思う。」

(うつむ)きながら言った為、顔を上げると、

閻魔が驚いておる。横にいた悪魔もだ。

「お前…本当に言ってるのか!?」

「は…はい。」

閻魔はため息をついた。

「こんな人間は初めてじゃ…良いだろう。

 これから死神として働いてもらうぞ。」

こうして、死神としての仕事が始まった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「こいつらが、お前の同業者じゃ。」

そこに居たのは、見たことのない服装をした

見たところ未成年の集まり。

少し大人っぽい女の人が喋り出した。

「自己紹介するね〜。私は、无尋葱(むつみ) 爹怒砥(てぬと)

 年齢は〜…今で、ざっと200歳は超えてるね〜。」

「2…200!?」

「そうだよ〜?死神は歳を取らないからね〜」

次に、青年が喋り出した。

「僕はナット。

 年齢は、300歳くらいだね。」

「3ッ…300!?」

(まさか…上には上がいたのか……)

次は、少し背が高い…

六年生くらいの子に話しかけられた。

「君は新しい人かな!ようこそ!

 僕は沼他(ぬまた) 裂罅(れっか)!宜しく!」

「は…はい…よろしくです…」

次に、閻魔が喋る。

「お前ら…一気に紹介するな!

 覚えにくくなるじゃろ!」

『は…はい……』

「さて…本題じゃが…」

閻魔は私を指差し、言った。

「今からお前に能力を授ける。」

「は…はぁ…」

「お前らの世界で言うなら、能力を

 ガチャで決めるようなものじゃ。」

「そんな適当で良いんだ…」

周りの人達が口々に言う。

「おー!」「何の能力だろう〜?」

「気になるね〜」

と。

「よし…お前に授ける能力は…

 風じゃな……ってえぇぇぇ!??」

『な…(ならわし)…!?』

私含め、閻魔以外の人が言う。

私は、「って強いの?」と付け足したが。

「風は、能力の中で3番目に強いんじゃ…」

「さ…三番目…!?」

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