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名門出身の武闘士が、魔法使いにあこがれて魔法使いになろうと頑張る話  作者: 信礼智義
第1章 クサツタカシの戦い
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第13話 結婚

あと一話閉話を投稿したら終わりです。お読みいただければ幸いです。

 グレタさんを連れて、僕らは迷宮を出た。倒した魔物たちはギルドに売った。

 そして、助けた冒険者たちとともに殺された冒険者の遺品をギルドに提出した。

 助けた冒険者のうち、半数以上が飢えや渇きで死ぬ寸前だった。残り半数もかなりふらふらの状態だった。彼らはすぐに病院送りにされた。

 遺品を集めて提出したことで、若干だが報奨金が出た。

 魔物の死体は高値で売れた。また、10階までの地図情報もかなり高値で売れた。


 僕は儲けた金で、4人との結婚を祝うため宴会を行った。

 みんなで飲めや歌えの大宴会でとても盛り上がった。

 ちなみに、グレタさんに魔法を見せ、魔法使いになったことを知らせたら、すごく喜んでくれた。努力した甲斐があった。


 クサツ公国に戻り、王として結婚式を執り行った。4人には、最高のウエディングドレスを新調した。ミニナさんにもウエディングドレスを新調しようとしたが、強く固辞されたので、普通の、でも最高級のドレスを用意した。

 グレタさんは「えっ、タカシ君って王様になっていたの!」とびっくりしていた。

 「逃げたら許しませんよ」と僕は笑顔で言った。

 フィーも「逃げたらだめなの。兄さまが悲しむの。グレタには、お兄さまを食べるとき、お肉一番多く分けてあげるの。だから逃げちゃダメなの」と言って、フィーなりに引き留めていた。

 グレタさんの顔が引きつっていたのは、まあ仕方がないかな。


 僕の隣に正室のフィーが並び、3人は僕の後ろに左から順番に並んでいた。その後ろにミニナさんが並んだ。ミニナさんは正式な妻ではなく、愛妾の立場であるので、最後尾に並んでもらった。

 結婚式には父やお母様たち、兄弟姉妹たちが来てくれた。魔法小隊、今は改編され、魔法部隊のお姉さんたちも参列してくれた。どうもユウシに付いて来たみたいで、ユウシにまとわりついていた。また、ダイワ王国からも王子が派遣されてきて、結婚式に参加してくれた。クロム連合国からも多くの使者が来た。亜人達も族長クラスが来て、祝ってくれた。特にダークエルフはネスカの兄弟姉妹が来てくれて、部族全体で祝ってくれた。また、亜妖精の族長たちも来てくれてお祝いしてくれた。


 余談だが、僕らの結婚式を見て、フィーの妹のフゥーがユウシに結婚をせがんだらしい。

 また、ユウシは魔法部隊のお姉さんたちと良い仲になっており、誰を側室にするかで悩んでいるようだ。


 母たちも結婚式に触発されたのか、父ととても熱い夜を過ごしたようだ。さすがの父も翌日ふらふらして、「くそ、この俺も老いたな」と嘆いていた。


 僕もすっかり搾り取られ、今日はベッドから動けません。

 「旦那様大丈夫ですか」と言って、ミニナが面倒を見てくれた。

 リンダさんが「これ飲んで」と怪しげな薬を持ってきた。僕も男です。飲みました。

 ネスカさんが来て、薬を差し出してきた。「これはダークエルフの里に伝わる精力剤だ。とっても効くぞ」やむをえません。飲みました。

 グレタさんが来て、魔法をかけてくれました。死体も元気になるという魔法だ。

 最後にフィーが来た。フィーは布団に潜り込んできて、「兄さま、元気になるの。フィーが癒してあげるの」と言って、抱き着いてきた。何故か僕の服を脱がし始めた。

 他の三人もやってきて、ベッドに潜り込んできた。ミニナは躊躇していたようだが、皆に引っ張り込まれた。

 明日まで生きていられるだろうか、という思いとともに、この戦いに身を投じた。


お読みいただきありがとうございました。もし少しでも気になりましたら星かブックマークをいただければ大変ありがたいです。

星一ついただければ大変感謝です。ブックマークをいただけたら大大感謝です。ぜひとも評価お願いいたします。


ここまでお読みいただきました読者の方、本当にありがとうございます。なんとか終わりまで持ってくることができました。感謝以外言葉がありません。

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