プロローグ
平凡な毎日、「あーあ生まれ変わって一からやり直したい」そんなことを思いながら、私は、死んでしまった。
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気が付いたら、ベットにいた。頭がズキズキするな。周りを見渡してみると、私を心配そうに見ている女の人と目が合った。えぇ。なんか泣いてしまった。これどうしたらいんだろうか。あっ、イケメン入ってがきた。見覚えがない部屋だし、。二人は一体誰でここはどこなんだろう?勇気を振り絞って聞いてみよう。
「あの、だれですか?」
二人は、顔を見合わせて驚いた表情をした。そこからは大変だった。すぐに、病院に連れて行かれ良くわからない機械やらでさんざん検査された。診断結果としては、記憶喪失と判断された。
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最初にあった二人は私の両親だった。
「あなたの名前は、真衣。鷹司真衣というのよ。私は由紀子、あなたのお母さんよ。わかるかしら」
「真衣、僕は護。君の父親だ。不安だろうと思うけど心配いらないよ。」
二人は優しそうな声でそう言った。
両親の話によると、私は、五歳の誕生日にはしゃぎすぎて、足を踏み外して階段から落ちたそうだ。どうりで頭がズキズキする。どうして私がこんなに冷静なのかというと、私は、階段から落ちたショックで前世を思い出したからだ。そうは言っても覚えているのは、私が前の人生で平凡に生きていて、もっと頑張ればよかったという漠然な後悔があったという僅かなことだけだ。後、多分若くして死んだんだと思う。生まれ変わった今世は、鷹司真衣として後悔のないように頑張ろうと決心した。
小説書くのって難しいですね