1話 転生したら天使になってました
【注意】
・自己満でやっています。
・作者はストーリーを文章に表現するのが超苦手です。
・作者は細か所が気になり過ぎるタイプですのでほぼ100%編集します。
・文法や言葉の使い方、語彙などがおかしい場合があります。(←ココ超絶重要)
・作者が設定を忘れてる場合があります。
中学三年の夏、突然医師から癌を宣告された。末期のね。
その日から闘病生活を余儀無くされたが、むなしく二ヶ月後には今日を生きられるか?というぐらいまで病衰してしまった。そして悟る。自分の死期を。
今思い返してもこの人生に後悔はない。現に死ぬ間際には家族だけでなく友人も二人が来てくれた。
平日の昼間にコイツらは学校を休んでまで僕の最期を見に来てくれたのだ。本当にお前らは...そう思うと涙が止まらなかった。
僕は極度の人見知りだ。あの二人と出会うまでは他者とは一切会話しない一人を好む性格だった。そんな僕でもボッチにならなかったのはこの二人のせいともおかげとも言える。
この二人との出会いは小一の頃、突然話かけて来たのがコイツらだった。妙に馬が合い、よく行動を共にするようになった。その頃にはいつの間にかツッコミ役の立ち位置を確立していた。
恐らくクラスメイトの誰もが僕のことを"陽キャ"と評価するだろうが実際は違う。僕は太陽、つまりは友達がいないと光らない月のような存在だ。
だからもし、この二人との出会いが無かったらと思うと…いや、やめよう。歴史にIfなんてないのだから。
あー苦しい。痛い。
目も殆ど見えなく精々薄目を開けるぐらいしか出来ない。身体も殆ど動かない。
横では友達二人が必死に僕を「ちーちゃん」と愛称で呼びかけてくるが返事をしようにも口は少ししか動かせない上、声も出せない。
そうこうしてる内に遂に目が完全に見えなくなり、身体も指先まで全て動かなくなった。横では友達が大泣きしている。
多分耳元で泣いているんだとは思うんだけど正直もう殆ど聞こえない。最後に「お前の仇は必ず…。」と聞こえた辺りで僕の意識は途切れた。
本当、最後の最期までうるさい友達だったよ…。
———さよなら———
ん?何か変な感覚が…。なんだこれ?
うぅ、眩しっ。
ん、ここはどこだ?
気がつくと神殿の様な場所にいた。とても美しく神秘的な内装でいかにも古代西洋の建築物を更に発展させたような造りだ。
ここは…あの世?…なのか?そうだとするならなんで古代西洋風な建物が?
ふと正面を見ると階段がありそれを降りた先には家族と思しき四人がいた。一人の美女、一人の美青年、一人の美少女がいる。全員整った顔立ちをしている。
おそらく大都市なんかを普通に歩いていたらすれ違う人たち全員が振り向いてしまうだろうか?
でもなんか美女と美青年の方はなんか顔色悪いけど大丈夫か?
特に美青年の方は随分とフラフラだけど。でも美少女二人は特に気にしてないっぽいし、無視でいっか。
そうした雑念に囚われているとあることに気付いた。自分の身体が縮んでしまっていることに。薄々勘付いてはいたが今確信に変わった。
なにせ目線がだいぶ低くなっていたからだ。目線から大雑把に推測するに、今の僕は百四十センチぐらいの子供にしか見えないだろう。
『……。』
それに声を出そうとしたが出せなかった。舌が思うように動かない。
だがそんなを気にも止めず、混乱した脳中では『転生したのか?それともここは死後の世界なのか?あるいは———。』といった思考を巡らせる。
恐らく『転生しただろう』と結論を出した頃だった。
「新しい子が出来たよ。それも女の子!よかったわね、妹が出来て!」
突然正面に立っていた美女がこちらに近づきながら言うと後ろにいる美少女二人が歓喜した。
【注意書き】
①この物語は"異世界物語あるあるネタ(テンプレネタ)"は出来る限り避けて書きます。(基本的にお決まりパターンで書く気はありません。)
②毎日投稿は一切考えていません。(←ココ超重要)
③自分は完璧主義なので少しでも表現に違和感が有れば編集します。誰でも伝わるように表現はなるべく簡単にしたいと思っています。
④主人公の恋愛や学園系は入れる予定はありません。
⑤タイトル回収までかなり時間がかかります。設定を固める話しが続くので、面白いかと言われれば…(作者の本音)
⑥本作品は処女作です。
⑦作者はチート設定が大嫌いです。
⑧確率や主人公補正なんて知りません。
⑨作者は昔の喋り方についての知識が乏しいので、大体のキャラは"標準語"で喋らせます。
⑩特に無し
・最後にこの後書きは"作者のぶっちゃけ枠"や"報告"、説明能力を疑ってる作者による"補足"、そして"使用ネタの解説"として利用します。