ソックス・ハイライト
「はい、OKです!おつかれさまでした!」
「ありがとうございました!」
「撮影のチェックを行うので、“マキノ”さんはそのまま休憩しててください!」
「はーい!」
無事にショート丈の白ソックスバージョンの撮影が終わり、素足にローファーのままでワゴン車へ移動する。素足のままローファーを履いているのは気持ち悪いので、脱いでスマホをいじって待っていると、OKが出たらしいとスタッフさんが教えてくれた。すぐさま次のバージョンの撮影に移る。セーラー服に、新品の、真っ白なひざ下までの白ハイソックスを履くと、先ほどと同じローファーを履いて、昇降口へ。ソックスの種類は変わっても、撮影の内容は一緒だ、そのまま紺ハイソ、白ニーソと進む。白系のソックスはどれもしっかりと足裏が真っ黒になったが、紺ハイソは逆に砂などで白っぽい汚れになった。これも監督さんのフェチ心に響いたようで、紺ハイソの真っ白な足裏に監督さんは大興奮だった。個人的には、白ソックスで真っ黒、の方が好きなんだけどね。
シーン11紺ハイソバージョン
放課後、教室の自分の席に、上履きのない紺ソックス姿で座っている主人公。足を前の方へ伸ばし、机の棒にのせている。足の指をくねくねとさせながら、ノートを書いている。そこにクラスメイトが来たらしく、こちらを向いてにっこり。
「どうしたの?もうみんな帰っちゃったよ」
「え、頼み・・・?ってなにかな?」
クラスメイトからの頼みを聞いて、怪訝な表情をする。
「足の裏を、見せて・・・?ってなによそれー。一日中ソックスで歩いてたから、すごく汚いよ?・・・それでもいい?むしろそれがいい?よくわかんないなー」
クラスメイトが繰り返し頼み込むと、主人公は笑って見せることにした。
「くすっ。いいよ、別に減るもんじゃないし。ってなによその格好。私の前にひざまづいて、王子様みたい・・・…この方がよく見えるの?言っとくけど、スカートの中は見ちゃダメ、だからね?」
そして、主人公はこちらに体を向けると、スカートを押さえながら足を浮かせて、クラスメイトの目の前にソックスの足の裏を両方とも見せつけた。白ソックスの時ほど汚れは目立っていないが、足が床についていたところは足の形に真っ白で、土踏まずや五指の間も、紺色が薄まっていた。足裏の横の方から顔を出した主人公が、恥ずかしそうに頬を染めて、
「ほら、真っ白でしょ?…実は、このままトイレにも入っちゃってさ、すごく濡れてるの・・・。気持ち悪いんだ・・・」
そう言いながら、主人公は激しく足の指をくねくね。汚れもそれに合わせてうごめく。クラスメイトはそこで更なる要求をした。
「え、ソックスを脱いで、素足も見たい?もう、キミってヘンタイさんなの?・・・まあいいよ。でも、こんなに足裏が汚いってこと、ほかのみんなには言わないでね?」
そう言って、主人公は足をイスに上げて、片方ずつ手で紺ソックスを脱いだ。足を上げたことで、スカートの隙間から白い下着が顔を出す。そして、今度は素足を両方とも見せる。ソックスを透過して付いたのであろう、素足も床についていた部分は灰色に汚れていた。素足の指の間には、紺ソックスの繊維の塊も残っている足の指をくねくねと動かしながら足の裏を見せていた主人公だったが、やがて素足をイスに載せて、体育座りになった。下着が足の隙間から見えている。
「はい、そこまでー。あんまり長く見られるのもすごく恥ずかしいんだよっ。ほら、早く帰らないと日が暮れちゃうよ!」
もっと足裏を見ていたかったが、クラスメイトは、素足のまま、脱いだ紺ソックスを手に持って席を立った主人公の後について、教室を後にした。ちょうど真っ黒になった素足の足裏が見えていた。
シーン9白ニーソバージョン
トイレに入り、足の裏がぐっしょり濡れてしまった白ニーソのまま廊下を走り、教室へ着くとすぐに授業が始まった。最後は世界史。この授業は、最後ともあってかなり眠くなる。しかし、白ニーソの足裏が濡れていて気持ち悪い。椅子の下から足をまげて足の裏を確認してみると、濡れたニーソで廊下を走ってきたせいで汚れがこびりつき、薄手のニーソの足裏には真っ黒な足形が付いていた。暑さも相まって、主人公はとうとう白ニーソを脱ぐことにした。主人公は周りを気にしつつ、身をかがめると、まずは右足から、太もも部分にあるニーソの履き口に手をかけ、椅子の下で足を器用に曲げて、するすると白ニーソを脱いでいった。白ソックスや紺ソックスの時よりもスカート丈が短くなっており、少しでも足を上げると一気にスカートがめくれてしまうほど。最後は濡れたつま先部分を人差し指と親指で挟み、スポンと脚からニーソを取り去る。ニーソはいったん床に置き、素足になった右足は、じっとり湿ったソックスからの開放感でくるくる動き、指もくねくねと動く。左足も同じように白ニーソを脱いでしまうと、両足とも素足になった主人公は、ニーソを机の下においたまま、素足を机の棒に乗せてノートをとり始めた。その後、終礼が終わるまで、主人公は素足のままであった。足の指で机の棒を挟んでみたり、足の裏をこすり付けてみたり、素足のつま先を床につけて、椅子の下で組んでみたり。白ニーソは素材がそれまでのソックスよりも薄かったせいか、素足の裏はこれまで以上に、透過した汚れで灰色に汚れている。
「おつかれ様でした!いよいよラスト、冬服セーラーに黒タイツでの撮影です!準備お願いします!」
白ニーソを履いてのシーン10の撮影が終わると、再び素足にローファーを履いたままワゴン車に移動する。準備されていたのは、厚手の冬セーラー服と、50デニールの黒タイツ。30だと薄すぎるし、80だと厚すぎるということで、間をとってこれになったらしい。依頼者さんのこだわりを感じる。
「着替え終わりましたか?それでは”マキノ”さん、最後の撮影です。疲れてるかもだけど、あと少し頑張って!」
「ありがとうございます!」
監督さんの声に導かれ、ワゴン車から降りる。時間はお昼過ぎ、まだまだ日は高く、夏のいちばん暑い時間帯に冬服、黒タイツ、は厳しい。何もしないのにじんわりと汗をかいてくる。中に保冷剤を仕込んであるのが救いだ。それにしても、黒タイツは蒸れて蒸れて仕方ない。時折夏でもタイツの女子を見るが、こんな思いなのだなと、実感する。
「では、黒タイツバージョンのシーン1からはじめます!よーい、アクション!」
つづく