キャラクタークリエイト
2話目です。今後も書いていくのでよろしくお願いします。m(__)m
《ただいま脳内スキャンおよび脳波を測定中。。。。。》
ピピッ
《スキャン完了。。。これより「FREE OR LIFE」を開始します。。。。》
。。。。この世界はガイヤと呼ばれており、人族、獣人族、エルフ族、ドワーフ族、フェアリー族、魔族、竜人族の七大族が中心となって国を治めています。。。。
。。。。あなたは今からこのガイヤへと降り立ち、新たな住民として過ごすこととなります。。。。
。。。。あなたに神と精霊の加護が宿りますように。。。。
「ん?ここは・・・・」
俺は白く広い空間に出ていた。
ブォン
「んお!?」
目の前に透明のボードが出現し、思わず変な声を出してしまった・・・・周りにあいつらがいなくて助かった・・・・聞かれていたらこれでいじり倒されてた・・・・
「えっと、この透明なボードでキャラクターを設定出来るんだな。さっきのプロローグのように選べる種族は7種類。また、獣人族は犬人族、猫人族、狐人族の3つからか。各種族によって基礎ステータス値は変わってくるけど何にしようか・・・」
まずは基本の人族、これはどのゲームと同じように突出している能力はないが逆に苦手とすることもない。いわゆる器用貧乏ということ。獣人族は力、俊敏性に能力が高いが魔力、器用値が低くパワーファイターとなりやすい。エルフ族は器用値、魔力が高く弓、魔法などの遠距離が得意のだが力、防御力が低い。ドワーフ族は防御力、器用値が高く、主に生産系が得意になる。逆に俊敏さと魔力が低い。フェアリー族はすべての種族と違い魔力を使うことにより短時間ほど飛行することが出来、また魔力値が高い。しかし、他の能力が極端に低く支援が主なスタイルとなりやすい。魔族は魔力、力が高い。その代わり、生産系のスキルは一切使うことが出来ないという使用になっている。最後の竜人族は防御力、力が強い前衛向き、代わりに魔法系は自身の強化しか使えないものとなっている。
「こうして見ると結構いろいろとあるよな~。前のゲームでは剣士スタイルでやってたから何か重量級の武器でも使ってみようか・・・・それを考えると獣人族、ドワーフ族、魔族、竜人族か・・・・」
自分的には生産もしてみたい・・・とすると、ドワーフ族、竜人族か。
「よし、どっちにするか迷ったがこっちにするか」
と透明のボードの竜人族を選択。
「えっと?次は容姿選択か。ここはいつものように髪の色を銀に肌はそのまま、目は青にしてっと。下手に身長を変えると慣れないからな。これで決定っと」
「次はスキル選択か。」
ブォン
「げ。スキルの数が多すぎる・・・この中から探すのか・・・ざっと見ても1000はあるぞ・・・」
容姿設定の次出たスキル欄のボードにはずらずらとスキルが並んでおり、基本の剣スキルから始まり鑑定スキルや走歩スキル、中にはスリや詐欺などの犯罪スキル、他にも引きこもりや物乞いなどよくわからないスキルなど存在していた。
「これ運営は何を考えてこんなスキル作ったんだ?まあ、一応検索で目的のスキルは探せるみたいだが。」
スキルは無数にあるが初期の段階で選べるのは12個、メイン10個に控えが2個となる。冒険中スキルの種を手に入れると控えの数が1つ増えると公式サイトに載っていた。
「まずは武器スキルか。重量級の武器で使ってみたいのは大剣か斧、大槌の3つ辺りだな。他に生産だと・・・鍛冶かな。あとは・・・」
俺はその後20分かけて12個のスキルを選んだ。その内容がこれ。
スキル
【斧】【鍛冶】【身体強化】【走歩】【採掘】【回避】【鑑定】【金属鎧】【体力自然回復】【STR上昇】【細工】【DEX上昇】
「とりあえずこんなものか。ガチ勢ではないが結構いいスキル構成なのではないだろうか。上昇系スキルは最初の効果は小さいが後々大きくなっていくしな。生産系は鍛冶と細工で鉱物を得るために採掘。基本鍛冶と細工を控えに回して生産活動するときにメインにまわせばいいか。」
「っと。最後に自身の名前と職業か。」
名前はここに来る前から決めていたからそれでいいとして職業はスキルから近いもの選ぶといいのか・・・
「えっと。職業は斧使いで名前はソージっと。」
名前が安直なのはあまり気にしないでほしい。逆に中二病的な名前やネタ名前であまり恥をかきたくないし・・・
「よし、最終確認も終えたし、行くか」
《これでキャラクタークリエイトは終了です。あなたに神と精霊の加護が宿りますように。。。。》