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第三話 ゾンビの群れにご用心

 はぁ、テスト終わりました。

 だるぃ。

 そんなことより、第三話完成です!!

 過度な期待はせずに、ゆっくり、子供のお落書きを見る程度に、暇つぶしな感じで見てくださいね!!

 

 それでは本編です。

 どうぞ!

 ピンチだ。

 洞窟内は真っ暗。

 辺りの気温は5度以下。

 体温を保つための道具は残り1つになったランタンの炎だけだ。

 油が少しになり、ランタンの炎が微かなものになっていく。

 「これって大丈夫?」

 手をこすり合わせながら僕は声を出す。

 すると前方で寒そうにランタンに手を近づけながら歩いている三人が同時に自分を睨みつける。

 「大丈夫なハズねぇだろ!!、どれだけ寒いと思ってんだ!!!、お前がもっと役に立つジョブを選んでればこんな目に遭うことはなかったんだよ!!!!。」

 三人の内の一人が声を上げる。

 「いや、僕の方が寒いんだけど、火にも当たってないし・・・、そろそろランタン貸してよ。」

 僕はランタンを貸してほしいと言うが、そんなこと知ったこっちゃない、と言うように無視をされる。

 ことの発端を言うと、こいつら三人がこの洞窟に入ると言い出し、入ってみたらゾンビだらけ、僕達が驚いて逃げ出したら、出口が分からなくなり洞窟内をウロウロしているというわけだ。

 そんなこんなで、もう2時間以上も歩き続けている。

 ランタンも限界のようで、炎が逃げるよう消えた。

 真っ暗だ何も見えない。

 僕は学ランから携帯を取り出す。

 カメラのフラッシュを起動させ、その光で周りを照らし歩いていく、後ろに三人も続く。

 今更だが、フラッシュを使うと10秒ごとにバッテリーが1%ずつ減っていることに気付く。

 俺は慌ててフラッシュを消す。

 また真っ暗になる。

 「おい!、早くライトを付けろ!!、おい!!。」

 三人がアタフタしている。

 するとどこからか微かに、声?のようなモノが近ずいてくる。

 ゾンビだ。

 俺は確信した。

 しかし、なぜこんな時に?、ゾンビは自分たちがランタンの灯りが消えるまで後を追ってきたのだろうか?。

 いや、違う。

 ゾンビがそんなことできるはずがない。

 そんなこんな考えていると知らない間にゾンビの声が一匹から大勢(20匹は居る)に変わっていた。

 おかしい。

 なんでだ。

 するといきなり、デブ2が申し訳なさそうに声を出す。

 「ごめん、俺が悪いんだ、俺が魔獣を呼び出そうと思ってスキルを発動させるとゾンビが大量に俺達の周りに出現したんだ!、ごめん!!、ごめん!!。」

 それを聞いたのっぽが。

 「おいてめぇ!、ふざけんじゃねえぞ!!!。」と言う。

 今は仲間割れをしてる暇なんてない。

 そのとき、デブ1が手元から爆弾を取り出し前に投げる。

 が、爆弾は壁に当たり跳ね返ってデブ1の足元に戻ってきた。

 デブ1の近くにいた、のっぽとデブ2が爆弾から距離を取ろうと走る。

               バァン!!!!

 逃げ遅れたデブ1と距離をとれなかったデブ2が爆発に巻き込まれる。

 のっぽはゾンビを攻撃しようと走っていったが、ゾンビの圧倒的な量に敵わず攻撃をくらって倒れる。

 残りは自分だけだ、武器はない、数的に圧倒的不利、だが逃げても追いかけられる。

 そうだ、逆に言えば、仲間がいない=一人で戦える、ということだ。

 そう、もう、”僕”じゃなくていいのだ。

 ”俺”は声を上げる。

 「おら、来いや・・、顔中、安全ピンだらけにしてやるわ・・・。」

 俺はゾンビの群れに飛び込んでいった。

 

 

 

誤字脱字の指摘、アドバイス、質問、お待ちしております。

 見てくださりありがとうございました!!。

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