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星を護る者達  作者: かたな
第1章ー第8居住惑星管区編
4/12

第二話ー区長と大統領の会話

短いです。


勉強ムリ……ははは…まじで

第8居住惑星管区 太陽系外において8番目に人類が居住を始めた星系で、人類が居住し始めて10年は経っている。


恒星を除けば惑星は1つしかなく、後は準惑星に分類される星が幾つかある程度である。


そして、この星系唯一の惑星は第8居住惑星と初期は呼ばれていたが、現在は第8居住惑星管区の初代区長の名を惑星につけ、現在では、惑星”シルヴィア”と呼ばれている。


この第8居住惑星管区の人口はコロニーに住む人も含めて4億人が居住しており、”シルヴィア”には3億8千万人が居住し、”シルヴィア”周辺にある10基のコロニーに約2千万人が住んでいる。


惑星管区の区長は、コロニーや管区内の惑星の都市から出される代表からなる区議会議員と同じように選挙を行い、住民投票に寄って選出される。


簡単に言えば、日本で言う県知事選挙のような感じで、連邦法により、コロニーと地上が不平等にならない様に法制化されているため、どこぞのアニメの様にコロニー落としなどのあったコロニーの独立戦争の心配はない。


例えば、コロニーに課せられる税金だけが高くなり、地上の税金が安い、とかの場合では、コロニーや地上の行政の責任内でしていたら問題はないが(日本で市町村によって住民税が違うのと同じ)だが、区の行政が徴収する税金がコロニーだけが高く徴収されているという場合は、連邦法でその区議会は直ちに改善しなくてはいけない事になっていて、もし改善がなければ、連邦政府は命令という形でそれを強制できる。



と、話が逸れたが、現在、その第8居住惑星管区の代表である区長、マルコ・フォード(59)は管区守備軍から先程、第8居住惑星管区の領域に進入してきた勢力が会談を要請していると聞いて、その会談の準備を秘書に指示した後、地球の連邦中央政府に報告のため量子通信によるリアルタイム映像通信を行っていた。



『それで、フォード君…君が守備軍から聞いた限りでは相手側に敵意は無いと言うことでいいのかね?』


画面に映し出されている初老の英国紳士風の男性が問いかける。


「はい、大統領閣下、しかし気がかりなことがありまして…」


『気がかり?』


「はい、なんでも、彼らの星は謎の敵の侵攻で占領され、彼らも何度かの追撃を受けながら逃げてきたとのことで、詳しいことは会談をして聞いてみないと何とも言えないのですが…」


フォードの言葉に画面に映される大統領は難しい顔になり顎に右手を当て瞑目し考え込む。


『……先程も聞いたが、彼らに敵意は無いのだろう?また、その敵が地球や太陽系外の各居住惑星管区に侵攻してくる可能性も有る、彼らの星が突然侵略された様にな…ならばする事は1つ、彼らからできる限りその敵の情報を聞き出し、対策を練る事だ。

会談後にまた報告をしてくれ、場合によっては彼らに地球に来てもらい、私自ら会う必要もあるかもしれないからな…あー、あと1つ、偶にはお袋さんに顔を見せに来てあげたらどうかね、心配していたぞ?』


「…はぁ、すいません大統領、私も区長という立場ですのでなかなか時間が取れず、今年は正月には一度地球に戻ろうと思うのですが…。」


『ああ、わかった。お袋さんには伝えとく、地球に来たら昔見たく飲みに行こう、報告を待っているぞ、フォード君』


「はい大統領、いえ、先輩。」


そして、通信が終わって数十分後、フィル達が惑星”シルヴィア”に到着したとの知らせを受け、マルコ・フォード区長は出迎えに向かうのだった。

試験対策が思う様に進まず、現実逃避な今日この頃。


感想待ってます。

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