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詩集<Cold Seep>

不協和音

作者: papiko

言葉が足りないの

紡ぐための言葉


あなたに届けたいのに

のどの奥にひっかかって

出てこようとしないから


心の中で

不協和音が鳴り響く


パンク寸前の

風船みたい


優しさなんて捨ててしまえと

自由という勘違いされた言葉が

泣きながら叫んでる


何をしても許されるのが

自由じゃないのにと

何をしても許されないのが

自由なのだと


心の中の不協和音


並べ直して

アレンジ加えて

楽器を変えて


もう一度

かき鳴らせば


響いてくれるのかしら

奏でてくれるのかしら

調和を取り戻せるかしら


足りない

足りない


本当に?


紡ぐための言葉なら

あふれんばかりに

あふれかえって


問題はアレンジの不具合だと

誰かが囁いた


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― 新着の感想 ―
[良い点] 人に自分の想いを伝える事の難しさを再確認しました。 それでも努力していれば伝わると信じたいです。 ご執筆ありがとうございました。
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