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暗殺者の非日常  作者: きつねさん
クロとの出会い
20/43

これから

さてクロを洗脳・・・じゃなくて催眠・・じゃなくてカウンセリングをした後私はクロの体の古傷を治していきました。

せっかく体についてのコンプレックスを消したのにまた再発されても困ります。

普通はクロの体の古傷を消すのは無理でしょうけど私には前世の魔法使いの知識があります。

治すのは簡単です。

そうしてなおした後は眠っているうちに健康診断をしておきます。


そうして健康診断をしたのですがクロの体はボロボロでした。

耐性をつけるために飲んだ毒や拷問に耐えるための訓練で相当体にガタが来ていました。

それもクロが寝ているうちに。治しておきました。

魔法でクロの体を改造しようかとも考えましたが、

やめておきました。

ある意味人間をやめるということなのでクロにはまっとうな人間として幸せになってほしいのです。


クロはとってもやさしいから。

このまま成長すればきっといい人生を歩めるでしょう。

その時クロの近くにいたいものです。

私の初めてのお友達ともいえますからね。


そうそう両親とお話もしないといけないですからね。

クロを学校に通わせると決めたのですから両親からの援助も必要です。

いえお金だけなら町に出て魔道具を売った感触からおそらく学費を払えるのでしょう。

なんでかはわかりませんが魔道具の買い取り価格が昔よりか上がっているのです。

しかし奴隷を学校に通わせるとなると話が違います。

両親からの援護がないと難しいでしょう。

いえ知識だけを詰め込むだけなら家庭教師でも雇えばいいのでしょうがクロには友達をつくってほしいのです。

子供には友達が必要です。

いえ子どもの私が言うのもなんですけど。

ええ、私にも友達と言えるものはクロしかいませんけど何か。


まあ子供の成長には友達との触れ合いが重要です。

特にクロの精神年齢は幼いので特に必要でしょう。

今は私に依存しているような状況です。

だから私離れをできるようにと。

それはそれで少しさびしいような気もしますがクロの幸せのためには必要なことです。

まあさすがにクロ誰も知らないところに放り込むのは酷だと思いますので私とおんなじ学校に通わせるつもりです。

とはいっても私は曲がりなりにも貴族なのでそこそこいいとこの学校に行かないといけません。

そこにクロを連れて行くのは大変です。


クロの学力のこともありますが、貴族ばかりのところに奴隷のクロを放り込むことはできません。

なので学園都市の学校に行こうと思います。

学園都市の学校は平民と貴族の両方が通うところ。

一応私たち貴族が仕えるこの国の土地ってことになってるけど実際は中立を決め込んでるんだよね。

ほかの国からも留学生とか結構入ってるらしいし。

普通は国の技術は隠すものだからね。

それですら他国の生徒にも教えてるけど国から文句は言えないっていうある意味一つの国ともいえる。

まあそんなとこだから世界最高峰の教育をしている。


そこでは身分など関係なくただ実力のみがものをいう。


実際は貴族ということが無関係というわけではないけどね。

貴族は相変わらず威張っているらしい。

まあそれでも身分の差による差別はまだましらしい。

だからクロをそこに通わせようと思う。


そこに通おうと思ったら受験しなければならない。

世界最高峰の教育をしているぐらいだからその受験は難しい。

クロがそこに一発で受験にうかるかはわからないけどまあ何とかなると思う。

知識の詰め込みは得意だろうし。

暗殺の事前情報とか結構な量詰め込んでたし。

わたし?私は前世の私の知識もあるし魔法について研究するぐらいの頭もある。

というより頭も魔法で改造してあるから楽勝。

覚えたいことは完璧に覚えられる。


よしじゃあこれからはクロの教育だね。

私が先生になってクロに教えないとね。




ふふ、先生って呼んでもらおう。


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