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獣妖者  作者: unya
7/11

犯人との接触

遅くなりましたかな?

頑張りました。

読んでください!

 「ただいまー……ハァー」

俺は、警察から解放され、空と一緒に未来の疑惑を何とか誤魔化して、空の誘いからも逃げて帰ってきた。

服はボロボロで所々火傷や傷がたくさんあったけど、それも今じゃあまり目立たなくなった。

(というか、制服どうしようかなー。……買いなおすのを姉ちゃんに頼むのもなー)

と、憂鬱になりながら、俺はリビングに入った。

「おっ!やっと帰ってきやがったか…」

「お兄ちゃん!フロ掃除と茶碗洗いと晩飯お願いね~」

「……」

入った瞬間に姉に睨まれて、妹にパシリにされた。

(いつも通りちゃ、いつも通りなんだろうけど……。もっとほかにも言うことがあるんじゃない?)

と思うも、言葉にしないで、妹の命令を実行する。

家は姉の海、妹の泉、自分の3人家族だ。父と母は、自分が中学1年の頃、事故で亡くした。

その頃姉は、小説や脚本でデビューしていて、俺たちを養ってくれた。

それに妹は、まだ小学年だ。早くに親を亡くしてしまったので、家事全般のお手伝いもしていないので、何もできない状況だし、小学生に料理とかができるはずがない。

しかし、最近の妹は姉に俺のことを「ただの奴隷だ」と教え込まされて、今では、命令して普通になってきた。

(これは、何とかしなくてはなー)

俺は、ため息つきながらフロ掃除を終え、茶碗洗いに移ろうとしていたとき、姉が俺の姿を見て言葉をかけてきた。

「そういやあんた、どうしたんだ?あの服、ボロボロじゃん。……喧嘩でもしたのか?」

「いやーー。何でも無い」

「そうか?……まさか!お前、そこら辺のチンピラに絡まれて、やられて逃げてきたのか?」

「……」

姉に本当のことも言えず、俺は黙っていた。本当のことを話した瞬間、俺の頭を病院に持ち込むか、バカにするぐらいしかないから、黙秘権を実行した。

「あんたも弱いねー、もっと鍛えなさい?……てっあんた!今月の生活費とか取られてないでしょうね?」

「取られてねーよ」

「あんた!うちの生活費やりくりしているの誰だと思っているの!?」

俺だよ!と言えず、ジト目で睨み返した。確かに生活費のやりくりは、俺がしているが、稼いでいるのは、姉なので言い返せない。

(だいたい、弟がボロボロになって帰ってきたら、心配ぐらいしないのか?)

と思いながらも、テレビを見ている妹に視線を向けたら、興味がありませんてな感じで、見ようともしない。

「あー、なんかいいネタとか無いかなー」

と頭をかきながら姉は、考え事をしていた。

ん?なんか天から、姉の性格変わってない?という言葉が聞こえてきたような……。

まっそれもそのはず、姉は外では、優しくふるまうけど、自分の事を知っている奴には、暴力的になる。

俺は、姉の言葉を無視して、茶碗を洗い終わり、何を作るか考えながら、冷蔵庫を開けた。が、

「げっ、空っぽじゃん」

使える材料があまりなかった。

「買い物に行くか……」

俺は、いやいやながらも、暗い外に出て行った。


買い物の帰り道、俺は運よく特売の肉がまだあったことに感激し、期限が良いまま帰っていた。

(あの戦いの後から、猫は眠りやがるし。いろいろ話したいんだけどなー)

と思いながら、歩いていると、十字路の右側で言い争っている男女の声が聞こえた。

(痴話喧嘩か?どうせなら建物の中でやれよ)

と、右側を見ると男が女に手をかざし、砂煙みたいな物をかけていた。すると、だんだんと女の右手から、石化していった。

(まさか!あいつは!)

「キャァァァァァァイヤァァァァァ」

女が叫び声をあげた瞬間、俺はとっさに体が動いていた。

俺は男にとび蹴りを食らわして、遠くに飛ばした。

男はびっくりするも、逃げ出してしまった。俺は、びっくりして気を失っている女の人が気になり、追いかけなかった。

「おい!大丈夫か!?」

声をかけてみるも、気を失ったままで、右手を見ると肘あたりまで石化していた。それも、少しずつ浸食しながら進んでいた。

(ん?この服装は……)


その服装は、自分と同じ高校の制服で自分と同じ学年だった。



泉「始まりましたーキャラあとがき第6っ回!」

海「ドンドン、ぱふぱふ!」

命「……」

泉「いやー、麟さんが急に出られなくなったので、私たちが呼び出されましたー」

海「もう、あの悪魔はいないのね!」

泉「お兄ちゃんよくやった!よくやったよ!」

海「うんうん!よく殺ったわ」

命「……」

泉「ん?何々、手紙!どれどれ……」

ぱら

麟『命に迷惑かけたらどうなるかわかっているよな?』

泉・海「……」

命「どうした?」

泉・海「あー!思い出した!そういえば、用事があったなー。……それじゃ後は任せた!」

命「いや!俺一人でどうするんだよ!」

空「……私がいます……」

命「おわ!いたんだ!」

空「……はい……最初から……」

泉・海「それじゃ、いいわね?……さようならー!」

ズゥドドドドドドドォ

空「……」

命「……」

空「……えーと、何します?」

命「さぁ?わからないけど、麟からね手紙がもう1通あるらしい」

空「……なんですか?」

命「えーと何々、空ちゃんにコスプレさせて撮影して、俺に送ってやー。だって、ちなみに希望コスプレは、ミニスカメイド服らしい」

空「……え?」

ガラガラ

命「あっ来た」

空「こんなの着れるかぁーーー」

命「いきなり交代!?」

空「おい!命!お前なぁ、主人に何着せようとしているんだよ?アァ!?」

命(俺じゃねー)

空「私はお前にイライラしていたんだ、ちょっと表に出ろ!」

命「いやー、でも仕事は?」

空(ギロ!)

命「……」


そのあと、爆発がスタジオで何度もなった。

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