行方不明事件
最近暇なので、結構淡々と更新しています。
自分にもう少し文書能力があったらと思ったう今日この日。
作者のプロフィール 趣味:ゲーム、ラノベ、アニメ、漫画、です。
俺は、あのあと病院に送られて、入念に検査をされたが、何もなかった。
そのあと病院に姉と妹がきたが、何もないことを聞いた瞬間。
「はー、何もないんだったらささっと家の手伝いしてよね!……たっく!」
「……何もないんだ?……ふーん?」
と一蹴されて何の心配もなく、来て30秒もせず、帰って行った。
(一応、けが人扱いだし、それに明日にも退院するて言われても、それはないんじゃね?)
と思いながら、何もない病室で眠りについた。
次の日の、昼休みぐらいに学校へ行き、席に着いた途端、未来がダッシュで来た。
こいつとは、違うクラスなんだが……、暇なのか?
「あんた!昨日トラックに轢かれたって、本当?」
「ああ」
「大丈夫なの?」
「ああ」
「……」
「……」
「私に、10万円くれるって?」
「いや?」
何言ってんだ?
「あんた、ちゃんと聞いてるんだったら、ちゃんと答えなさい」
(と言われても……何もないんだけな)
そこへ、第3者の声がしてきた。
「おー、聞いたでお前、昨日トラックに轢かれったてー?」
と言いながら俺の前の席に男子が座りやがった。
来た!幼馴染2。桃川 麟俺の親友だ!
なんだか知らんが、エセ関西弁をしゃべろうとしている、俺の唯一の友だ!
こいつは、自己紹介をやってもいいよな!
こいつの家、桃川家は由緒正しき武士の家らしく、とっても厳しいが、しかしこいつは、お気楽な奴だ。
そして、趣味がなんと俺といっしょだ!
武士の家らしいが、なんだかオカルトみたいな蛇払いとかもやってるらしい。
(……オカルトねぇ)
俺は、自分の中にいるもう一つの魂を思い浮かべる。
(昨日の夜からいろいろ聞いたなー)
それで知ったことだが、俺の力は……。
・驚異的な身体能力と動体視力
・硬く鋭くなる爪
らしい、この内の身体能力は『獣妖』と一つになったら、上がるらしいが。
しかし、この猫の場合は、ほかの『獣妖』よりも異常に上がるだそうだ。
(……)
「おーい、聞いとるかー?」
「え?」
「だがらね!5日前からニュースになっている大量失踪事件の事よ!」
「なんだそれ?」
「あー、……あんた今だニュースとか見ないの?今、ここらへんじゃ有名よ」
「へー」
麟が大げさに体を動かして説明してくる。
「何でもな、ここ最近じゃいきなり行方不明になった人が多いて話なんよ。しかも女ばっかりな」
「そして、行方不明になった女の人たちの共通点もなしだから、とても大騒ぎなのよ」
「それが、なんと!昨日な事件に前進があったらしんや!」
「どんな?」
「それがー、バカらしいけど、いきなり女の人が石になって動かなくなったんだって」
「しかも!その女の人の後ろに手を向ける怪しい人がいたそうなんや!」
(石?)
そして2人は、一緒にその現場ので起こった事を彼らなりに考え演技した。
麟が手をあげ未来に向け何かごにょごにょ言った後、未来は本当に石になったかのように動かなくなってしまった。
「……」
「ね?ばかげているでしょ?」
「この後、この怪しい人が石になった女の人を抱えてどっかに行ったらしや」
(……まさか!)
もしや、と思い頭に意識を集中して猫に聞いた。
(今の聞いていたか?まさか俺たちみたいのがいるのか?)
(……)
(おい!聞いてるのか?)
(……)
寝てる……。
「だけど、行方不明の事件はちゃんとあるんだから、あんた気をつけなさい!」
「トラックに轢かれるまぬけやからな!」
「うるせぇ」
学校が終わって未来と一緒に帰ろうとしたが、二人は何だか用事があったらしく、今日は一人だ。
麟は、弓道部所属なので、いつもは一緒に帰らない。
(聞いていたぞ小僧、その怪しい人物は私達と同じ『獣妖』だな)
いきなり、しゃべりだした。
(聞いていたのかよ)
(ああ、とても暇なんでな。…で、お主はどうするのだ?)
(は?)
(倒しに行くのか?)
なんで俺が、倒しに行かなければならないんだ?
(めんどくさい)
(そうか、確かにお主と一緒の意見だが、……そうも言っておられんのう)
(は?)
(後ろに、獣妖者がおる)
!
俺は、素早く後ろを振り向いた。
そこにいたのは、メガネをかけた弱弱しい女の子だった。
しかも、俺と一緒の学校の制服。
(スカーフが白ということは、3年か?)
「気配で気づくとは、なかなかやる猫だな」
(ふん、この力の形は兔だな、しかも白色)
何だ?ここいる女の子が獣妖者なのか?
(……)
普通の女子だ。
「失礼、自己紹介がまだでしたね?この子の名は、山野 空よ」
(山野 空……)
「あなたたちを、最近起きている行方不明の容疑者として、殺させてもらうわ」
「は?」
(いや、殺すって……)
(……)
空の目が真っ赤な色になりこちらを睨んできた。
泉「始まりましたー!第2回キャラあとがきー。ドンドン、パフパフ!」
海「いや、ちょっと待ちなさい泉!私たちまだ作中に出て来てないわよ!」
泉「いやー、作者がねー、もう出てもいいんじゃね?と言ったから。」
海「でも、自己紹介をちゃんとやってからしないと、駄目じゃない!だって、みなさんまだ私たちのこと知らないのよ?」
泉「あーはいはい自己紹介ね、……んっん、えーと私の名前は、桜坂 泉だよー!よろしくね!」
海「桜坂 海です。」
泉「まー、桜坂でわかるように命の関係者でぇ、私は妹で。」
海「姉です。」
泉「私たちは、三人暮らしで過ごしています!」
海「これで、わかってもらえたかしら?」
泉「なんで私達かというと……、命兄ちゃんたちはこの前の読み仮名のことで忙しいから、私達が来ましたー!」
海「あれ、本当にひどいわね……。」
泉「そんで私達は、なにをやればいいの?」
(カンペ)
泉「えーと何々、……適当に雑談してください。…だって。」
海「いきなり投げやり!」
泉「なんで私達のときは、無いの!?」
‐(ー_ー)‐
海「いや、『さー』て言われても!」
泉「なんか喋ろうよお姉ちゃん!時間がないよ!?」
海「え!?」
泉「ほらもうこんな時間!」
海「じゃあ、何を話すの?」
泉「えーと、じゃあ、いきなり山野とか名乗る女がでてきましたが。」
海「この女は、敵なんでしょうか?味方なんでしょうか?」
泉「それも次回で!」
海「回しちゃうんだ!」
泉「だって、出てきたばっかりなんだもん。」
海「でももし敵で、命になんかしたら許さないですからね!」
泉「お兄ちゃん無事でいてよね?」
海「……」
泉「……」
海「………これでいいのかしら?」
!(^^)!
泉「いいらしいよ。もう終わりらしいね。」
海「それでは、」
泉「みなさん」
海・泉「バイバイニャー」
海「あー!急いで原稿書かなきゃ〆切が来ちゃう!」
泉「お兄ちゃん達まだ終わらないのかな?」
海「というか、私達の扱いひどくない?」
泉「ね?」
海「あとで、担当者殴ってくるわ!」
泉「うん。」