『獣妖』との出会い
長くなりました!
そして、読みにくいです!
すみませんでした!
一応頑張りました……。
読んでくださいね。
ザアアアアーーー
バシャ、バシャ
「くそ!いきなり夕立とかねぇだろう!」
俺は、未来と別れて自分の家に向かう途中、空を見て、(降るかなー)と思ってた矢先にいきなり降ってきたので、この上にいる神様を少し呪った。
なぜなら、自分は、雨に濡れるのが大の苦手なのだから。
「ああ!俺が家についてからでもいいだろう!」
あと500mで自分の家なので腹が立ちながら、全速力で走った。
ズッドォォォォン
「ちっ、雷まで落ちてきたか。……本格的にやばいなぁ」
俺は、少しビビりながらも、思いっきり走り、赤信号も無視して走った。
この時、未来にいる俺は、今ここにいる俺に信号を無視するなと警告を発していただろう。
ズッドォォォォン
「うわっ!」
目の前に落雷が落ち目の前が、真っ白になり、そしてその場に足を止めてしまった。
そして、近くを通ていたトラックに、轢かれた。
ドゴン
(あれ、俺死ぬの!?)
そう思った俺は、体の力が抜けていくのを感じた。
だんだんと目の前が暗くなっていくとき俺は、黒い猫を見た気がした……。
(んっ、ここはどこだ?)
自分は、なんだか暗い所にいた。
(ああ、ここが死の世界か……)
となぜか自分は、そう思った。
俺は、どこまでも続く闇をぼーと、見ていた。
(あれ、俺の人生ここで終わり!?なにもしていないのに、あっさり!?)
俺は、今まで自分がやってきたことを振り返った。
…………
(何もしてねぇ……)
(いや!まだクリアしていないゲームがあるじゃんか!それに読みかけの本とか!)
(うわー、死にたくねぇー、どうせなら全部終わってから死にたかったなぁ)
と、こんな風に、どうでもいいことをずっと考えていた。
1分だろうか、そのぐらいたった時に後ろから声が聞こえた。
(なんだ、吾輩が選んだ器の持ち主は、こんな糞野郎か)
?
(誰だ?)
(吾輩の名は、無い。が、しかしそこのボンクラに名乗るなら、『獣妖』と言おう)
(『獣妖』?)
そこにいたのは、目の前が暗くなったとき見た、黒い猫だった。
しかし、俺は、それよりもなんだか引っ掛かりがあった。
(吾輩は、おぬしに相談を持ちかける)
その猫は、威風堂々にそこにいて、俺に話かけてくる。
(吾輩の、器にならないか?)
(器?)
(そう、器だ)
猫は、いきなり出てきて、器になれといった。
(いきなりすぎて、追いつけねぇー。できれば、説明がほしいな)
(説明か?確かにそうだな、そのちっぽけな頭じゃわからなくもなるか)
(いや、あんたも未来みたいに、俺の頭の中を覗くな!)
(何を言っている。最初から頭の中で会話しているだろう。ここが、お主の体の中なのだからな)
(あ)
そうか、最初の引っ掛かりは、俺が何も話していないのに、会話ができているということか。
……どうでもいい。
(ここが、俺の体の中なら、俺は死んでいないのか?)
(いや、確かに死んでいる。お主らの世界で、体から魂が抜けると死と呼ぶならば、お主は今死んでい る)
(でも、ここは、体の中なんだろ?)
(確かに、体の中だが正確に言うと、ここは、器の中だ。)
(器の中ねぇ)
(お主が、死んだ体から。……いや、器から魂がぬけて死のうとしている。お主を吾輩が無理やりここに押し込んでいる)
(だったら、生きてるんじゃん)
(吾輩がここから出ると、お主の魂は、器から離れるぞ)
(死ぬってこと?)
(そうだ)
(……)
あっさりしたものだった。
(では、話に戻そう。吾輩はお主の器がほしい)
(なんで?)
(吾輩は、こちらの世界では、『獣妖』と呼ばれている。『獣妖』は、この世のどこにでもいる。しか し、生き物の目には、映らない。なぜなら吾輩達には、固体がないのだからな。しかし、吾輩たちは、 生物や物の器に入り、そして、実体を得る)
(なるほど、それで?俺の魂は、このまま消えて死ぬしのか?)
(いや、器に入るには、その器にあった魂しか、入れない。なので、吾輩の魂とお主の魂を混合して新 しい魂を作り、器に入れるのだ。)
(そうしたらどうなる?)
(簡単に言うと、人外になる)
(ほー)
(と言っても、姿形は変わらない。それに、暴れだしたり暴走したりはしない。ただし、生物や物に入 ったものは、力を得る)
(力?)
(そう、簡単いうと、お主らが言う妖怪みたいな力を持つことになる)
(妖怪ねぇ)
(お主らの言っている妖怪とは、まさに吾輩達の力のことだ。それを、みた人々がこの世にはいない 者、妖怪と言ってるだけだ)
(なるほど)
(吾輩が、お主の中に入っても、お主の人格は変わらないし、入れ替わりはあってもお主の同意がなければ、入れ替わったりはしない)
(つまり、俺は生き返り、そして、力を持つということか?)
(だな)
(それにしても、なんで、器に入りたいんだ?そして、なぜ猫?)
(『獣妖』は、何らかの生物の形をし、ただ何らかの器に入るように魂が呼びかけるのだ。だから、吾輩も、生まれたばっかりだ)
俺は、なんだか引っ掛かりを感じが、どうでもいいと感じ、すぐに忘れた。
(えっ、じゃあ俺が死んだら、お前は、次の器を探しに行くんじゃなく…)
(死ぬな)
(……)
(……)
(そっか、ならどうでもいい。俺に、何のデメリットもないからな。)
(……そうでもない)
(ん、何か言ったか?)
(いや、何でもない。では、お主の中に入ろうではないか)
そして、自分と『獣妖』は、一つになり俺は、生き返った。
目を覚ますと目の前は、灰色の空で雨が降り続いていた。
「大丈夫ですか!」「目を覚ましたぞ!」「救急車はまだか!」
という言葉が何度も聞こえてきた。
俺は、その声を聴きながら、灰色の空を眺めていた。
「はー、めんどくせぇ」
そして、悲劇の幕が上がった。
未来「それでは、いよいよ始まりましたーあとがきコーナー!」
命「いえーい、ドンドン、パフパフ」
未来「何最初からテンションが低いのよ?」
命「いやー、だってさ、………めんどくさくねぇ?」
未来「でも、作者が前のあとがきで言ってしまったし。しょうがないよ!」
命「……」
未来「それでは、第1回キャラあとがきのミッションを作者から手紙でもらってきましたー!」
命「それで?なんて書かれているの?」
未来「えーとですねー。…題名やキーワードになっている『獣妖』実は、読み仮名が決まっておりません!」
命「……」
未来「……」
命「は!?」
未来「へ!?」
命「いやいや、決まってないて…。」
未来「それは、ないでしょ!」
命「じゃあ、何か俺とあの猫との会話で『獣妖』の部分は、アニメとかなら、『ピー』とかはいてるわけ!?」
未来「いやいや、作者さんそれはないですよね?」
命「いや。ガチらしいぞ……」
未来「なんで?」
命「そこのスタッフが縦に頭を振っている……」
未来「……」
命「ん?なんだ、手紙の下になんか書かれているぞ?」
未来「えーと、なになに、…感想ページにこの『獣妖』の読み方を読者の皆様に考えるか。あなたたちで考えてください!…だってぇ!?」
命「作者、投げやり!?」
クルクル(手)
未来「え、もう終わり!?もうシメに入れって!?…えっと、じゃあみなさんどうか『獣妖』の読み方を考えて感想ページに書き込んでくさい!作者が見てそして、それをで決めるかも知れないので、よろしくお願いします!」
命「それか、俺達で決めなければならない……のか?」
未来「……」
命「……」
未来「それじゃ、またお会いしましょう!」
命・未来「それでは、バイバイニャー」
命「作者……ひでぇ。」
未来「うん……」