三つの誓い
本当に不定期です!
ものすごく空きました
と言っても誰も読んでなかった。
ですがごめんなさい!
(これから読む人はどうでもいい謝罪)
あと、器とか獣妖のところがややこしくなんて来てます。
(最初からだけど)
「あの夜、詳しく教えてくれないか?」
「……」
俺は、珍しくも真剣な目で時音を見た。
「言いたくなかったらそれでいい。お前だって整理できてないかもしれないしな」
時音は、自分の石化している右腕をかばうように体を丸めて震えだした。
涙が流れたような気がした。
「い、いきなり現れて……ぼ、ぼ『僕は芸術家なんです』と言い出して、私にモデルをやってくれないかと頼み込んだんです。……でも、あの人の目を見た瞬間、寒気が走って一刻も早くこの場から逃げなければならないと思って逃げ出そうとしたら。……い、いきなり人間離れしたジャンプで、私の前に立って……………ハァハァハァ」
そこまでだった、時音は大量の汗を流しながら眠るかのように気絶をした。
悪夢でも見ているような寝苦しい顔で……。
俺はその場から立ち去ろうとして立ち上がって、聞こえているかいないか判断せずに彼女に語りかけた。
「わかった。それ以上は全てかたずいてから聞いてやる。……お前は夢の中でテスト勉強でもしときな」
部屋から出た瞬間、いつも雑務をすべて俺に押し付けて料理もしない姉がおかゆを作って持ってきてた。
姉はすごく強い、気迫な目で俺を見ていた。
「どこ行くんだい?」
「……さぁな」
姉の横を通りぬけて玄関に進もうとし瞬間、姉に足で道をふさがれた。
「どこ行くんだ?」
「…族は引退したんじゃなかったのかよ?」
「ああ、引退してもな体が覚えていたりするんだよ」
「……」
姉は、昔結構なほど有名な族の頭だった。ここら辺の男でも勝てないほど強く獣のようで、「海狼」と呼ばれるぐらい強い。しかし姉はただ強いだけでは無く優しかった。そんな姉のに心を持って行かれた女子たちが姉のもとに集まって自然に族が出来上がった。
そんな元頭が両手におかゆを持って、片足だけできれいにバランスを取って道をふさいでいた。どかそうと結構力を振ったがびくともしなかった。
(俺今人間じゃないんだぞ?)
「何もかもめんどくさいと投げ出すお前が、一つだけ自分だけで何でもやろうとしてボロボロになって帰ってくることはなんだと思う?」
「……」
それは、自分がよくわかっている。
(助け)
自分でもわからないが、ものすごく困っている人や動物を見かけると。どんなに無茶でも危険でも、目を逸らすことができないのである。
昔からそうだった、これらの話は時間がある時に話そう。
「私はなぁ、あんたがどんな事になっているのか今起こっている事件がどんなのか、あんたの話とあの子を見ていたらわかる。どれだけ危険か。……骨折ぐらいならいいかもしれないけど、あんた死の戦場へ行く目をしている」
「……そりゃ、あんたと違って俺は喧嘩沙汰なんてこれっぽっちもやったことないからな、それがいきなり初の喧嘩が、殺人?……いや、わからないけどそこら辺の奴らと違うのはわかる。そんな奴とやる時はそりゃ死の戦場になるわな。……そこを退いてくれないか?」
今の俺ならばこんなの何の妨害にもならないが、どうしても無理やり行ってはならない気がした。
姉は深く息を吸いながら「三つ」と言ってきた。
「三つ、約束しな」
「一つさっさと帰ってきてご飯作れ!、二つあんたの小説のネタを考えろ!、三つ明日から出かけるんで、一人で留守番よろしく!……か?」
ズッドン!
鳩尾に蹴りを入れられた。
(ものすごく痛ってぇ)
「帰れ、生きろ、落とし前つけてこい」
それだけだった。
たったそれだけで、何もなかったように時音の看病に戻った。
(わかったよ)
心の中だけで返事をして、俺は情報収集と準備のため走って外に出た。
(おかしい)
山野 空の中にいる兎は、頭をひねっていた。
(あの猫の言っていたことが適当というかおかしいところがありすぎだ。そんなことは絶対あり得るはずはない)
ありえない理由……自分たち獣妖は、『死なない』のだ、器の自分たちは確かに壊される。今現在の人間の体(器1)の中に自分という器(器2)とそいつ自身の魂が入っている。器1と魂は同じ物はない。
器2だけが取り替え可能なのだ。器2はもっと簡単に言うと器と言っているがただ単に器1と魂をつなげる紐と考えればいい。紐は生まれた瞬間についているが、その紐は弱い、壊れやすいなので人は簡単に死ぬ、魂が体から簡単に離れる。それを私たちがつなげるのだ。
しかし、私は壊されるが時間がたてば元に戻れる。ただ単に言ったら精神の塊みたいなものだからだ。
なので、自分たちが何者なのかいったいどんな存在なのかを忘れることは、絶対にないのである。
(なのにあの猫野郎が言っていたことは、おかしい……)
「ねぇー、シロどうしたの?」
(……)
「シロー?」
(……)
「チェ、無視なんてひどいなー。…………ん?」
自分はあの猫と事を考えていたので、空が自分に話しかけていたこと、それと目の前に立っている男に気づかなかった。
「ねぇ僕のモデルにならない?」
命「第10回キャラあとがき始まります。」
未来「え?やるの?前回、作者自身でも気づくぐらいのひどさとネタのなさなのにまだやるの?」
命「やるらしいよ?だって、やらないとここページがさみしくなるじゃん?」
麟「確かにそやかもしれないけど、どうするん?」
命「なので作者が、これから読む人たちに自分たちがどんなキャラなのか、どんな人物なのか、質問に答えながら進めようとここに手紙を送ってきました。(それにこれだけ時間が開いたんだからこんなことしようと考えてたりしてたらしいよ)」
未来「は?あの頭の悪いそれにキャラクターに統一性というか、安定もしていないのにそんなことをするわけ?」
麟「確かに、未来とか命姉さん、それに自分の関西弁という設定があんまりにも不安定すぎますからなー」
命「だからそんなことは、作者の今後の成長を温かく見守って、自分達で自分達を紹介しようということですよ」
第一問
Q1.身長、体重、髪の色、髪型、ここワンポイント。というところ
命「180、55ぐらい?、黒、男としては長めの無造作ヘアー、いつも眠たそうにしている」
未来「157、……、茶髪、ショートカット、実はメガネをかけています」
麟「185、67、金髪、短め、実は金髪は地毛である」
Q2.特技
命「ゲーム」
未来「ピアノが弾ける」
麟「蛇払い、弓、剣道」
Q最後.どんな性格
命「めんどくさがり屋、しかし困っている人はほっとけない」
未来「冷静、周りをよく見る、しかしノリがとても良い」
麟「テンションが高い静かなところが目に浮かばないぐらい高い」
命「まー、こんなところじゃないの?」
未来「そうねー。自分でもびっくりだけど実は、メガネっ子だったなんて。」
麟「あとは服装とかあるが、それもいつかしようかい」
未来「というわけで、バイバイニャー」