人形の髪
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:人形の髪
ある日、マンホールに
子供が頻繁に落ちるという事件が起きていた
開いてないと思っていたマンホールの上を歩こうとした時、
何故か開いており、そのまま落下してしまう。
運良く助かる子もいれば、運悪くそのまま…という子もいた。
そこの工事を請け負った業者に当然
警察から捜査が入り、思いきり叱られ
責任を取らされそうになっていたが、
業者は全員が全員、口を揃えて
「マンホールのふたが開いているなんて事は絶対にない」
と断固、訴えていた。
でも確かにそうだろう。
マンホールのふたが開いているなんて、普通、工事の時しか考えられない。
それに開いてれば少し遠目からでもわかるだろうし、
空いてるマンホールに足を踏み入れる子なんてまずいないだろう。
そもそも、開いてるマンホールの上を
歩こうとすること自体がおかしいのだ。
「なんでこんな事件が起きてるんだろう?」
やがて疑問の焦点はそこになった。
そして僕は少しそういうのに興味を持つ少年だったから、
ある日から、最寄りのマンホール全てを調べようと思った。
自分はマンホールの上を歩く事は絶対にせず、
それでもマンホールの上を
平気で歩こうとする子だけにスポットを当て、調べてみた。
「あ!落ちた!!」
するとある日、また1人の子がマンホールに落ちた。
僕はすぐそのマンホールに駆け寄り、中を覗こうとした。
救助しなきゃ!と言う気持ちも当然持ち合わせた上で。でも…
「あれ?開いてないじゃん…なんで…?」
確かに開いてるには開いていたのだが
ほんのわずかしか開いていない。
マンホールの蓋がちょっとズレてる、程度の感覚。
「こんなわずかな隙間から子供が落ちるわけがない」
僕はすぐ近所のおっちゃんおばちゃんを呼びに行き、
警察とかレスキューとかも来てくれた。
その直後、僕らは恐怖のようなものを見たのだ。
ふたを開けると、下へ続く階段のような手すりのところに、
なぜか人形が1つ引っかかっていた。
しかもその人形、髪の毛で
その手すりに引っかかっていたのである。
そしてみんなが見た瞬間、するっと言った感じに
髪がほどけ、そのまま人形は暗闇の中に落ちていった。
さっき落ちた子は助かったようだけど、
一緒に見つかるはずの落ちた人形は
どこを探しても見つからなかったと言う。
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=Mb_KkuzViLc
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サクッと読める幻想小説です(^^♪
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