表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
背神のミルローズ  作者: たみえ
|序《はじまり》
1/33

はじまり

※読者様へ※

こちらの物語は本編『らぶさばいばー』の前日譚であり、

位置づけとしては番外編になります。

なので現在、連載投稿中の本編『らぶさばいばー』に関する

重大なネタバレが含まれている場面も多々あります。

本編完結後のほうが良いかどうかは各々ご自身でご判断、

ご了承の上でこの作品をお読み下さい。


 ――落日(らくじつ)も、天涯(てんがい)照らす紅鏡(こうきょう)


『――(ころ)せないよ、()()()()


 己の首に突き付けられた()()に怯むことなどなく、凪いだ眼を哀し気に細め、慈愛の聖母が如く現世の()は柔らかな微笑を浮かべて告げた。

 しかしそれも刹那、静寂に沈む陽に気付いて目線を逸らしたかと思えば「ううっ」と呻いて頭を抱える。


『それにしても、うう……これ、どうしよう!?』


 これ、と言われて辺りを見渡す。沈む陽の赤にしてはやけに濃い色が広がる辺り一帯のことだった。


『私、幽霊なんですけどー!』


 確かに、神といえど実体が無ければ現世のものには触れられないだろうな、と。

 片付け~片付け~と未だにうるさく呻いてじたばた転がる神に毒気を抜かれて狂気をそっと締まった。

本編『らぶさばいばー』の前日譚です。

今月末に完結予定なので、是非とも

最後までお付き合い宜しくお願い致します。


本編は下記URL。こちらも是非。

https://ncode.syosetu.com/n0415fk/

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ