ネタバレ全集(※閲覧注意※)
【ネタバレ注意っ!!】
【キアラ・フォン・オランジェット】(キア)
メロンディナ公爵令嬢→キャルロット公爵令嬢→オランジェット公爵夫人
冒険者ランクはB。
冒険者ランクはほぼベテランに近いのに、書類仕事もできると言う結構な才女。
公爵夫人としての仕事もこなしつつ、冒険者として領民たちのために東奔西走するみんなに愛される公爵夫人。
母の名前は、オランジェット。
フィーの新領地・オランジェットは国王陛下が亡き従妹のオランジェットを思って名付けた。
【フィーオ・フォン・オランジェット】(フィー)
ラディーシア王国第3王子→オランジェット公爵
魔力は強いが病弱。
たまに魔力を放出しなくてはならないため、キアラが冒険に行っている最中のキアラの行動把握を全力で行ったり、キアラが魔力提供を頼んだ際に全力で供給したりしている。
だが、ほぼキアラ観察のために使っており、その執念とクレアの知識を合わせ、腕にはめた魔道具より、空間魔法モニターを投影し、魔動通信モニターシステムを開発するのはまた別の話。
仕事面は普通に優秀。
領地経営の面でも、キアラと日々いろいろ議論を重ね、日々領内の発展につなげている。
母は側妃・キャルロット公爵妹のシルフィーユ
【マティアス・ブラウ・ラディーシア】(マティ)
ラディーシア王国第1王子・王太子。
弟のフィーを溺愛しているが溺愛が過ぎると口を利いてもらえなくなる。
完璧超人な王太子だが、唯一弱点があるとしたらフィーに口を利いてもらえなくなる危機的状況。
クレアとは隣国の王族皇族同士。交流するうちに本人の探究心旺盛なところを気に入る。
だからクレアが嫁いできてからもすぐに仲睦まじく過ごしている。
特に串焼きをおいしいとはむはむしているところがお気に入り。
クレアとふたりっきりの時は、“マティ”と呼ばれる。
帝国皇太子とは、友人同士。
母は側妃・キャルロット公爵妹のシルフィーユ。
【レナン・パンプディン】
ジュリアとは実の姉弟。
ジュリアはラディーシア王国民らしい外見だがレナンには南方の珍しい血が入っているらしい。
両親は共に冒険者だったが、依頼の途中で命を落としており、両親が懇意にしていたアーロン・パンプディンに養子に迎え入れられる。
キア、リア、アリー、ショコラのことはそれぞれ“姉”を付けて呼んでいる。
因みに、シスコン。
リアのためにキア観察日記を定期的に姉のリアに横流ししている。最近はリア公認のもとフィーにも提供している。
冒険者ランクはB。キアとはコンビを組んでいる。
魔法も武術も得意。
【ジュリア・パンプディン】(リア)
王都冒険者ギルド受付嬢3人娘→オランジェット冒険者ギルド受付嬢
キアがジュリアの養父・アーロン・パンプディンの弟子であるため、幼い頃からキアと親交があり、キアが大好きなキアファンである。
本人は体が丈夫ではないため冒険者として養父の跡を継いだレナンにキアのことを任せ、また、キア観察日記を付けてもらっている。
キアと会えない時間は観察日記を読みふけっている。
このキア好きはフィーとも共有しており、キアを愛でるために互いに協力関係を結んでいる。
両親に関しては実の弟・レナンの項を参照。
アーロン・パンプディンの養女。パパっ子。ブラコン。キアコン。
【アリア・ルッコル】(アリー)
王都冒険者ギルド受付嬢3人娘
因みにリアがオランジェットに異動になったあとも、リアは名誉会員なのでそのまま3人娘で通している。
貴族などではない平民の女の子。
ごく普通の女の子。婚約者は職場の同僚。
冒険者ギルドの宿屋担当の男性である。
因みにアリーは基本、他者を“さん”付けで呼んでいる。
冒険者たちと話す時の癖が普段も出ている。
なおそれはそれでアリーのかわいさだと評判。
【ショコラ・フォン・キャルロット】
一見、公爵令嬢とは誰も思うまい。
ただ母も冒険者令嬢、婚約者も冒険者。
母はキャルロット公爵領を中心に冒険者活動をしており、領民たちのために日々走り回っている。
婚約者の冒険者の名前はルーク。
ルークは王都を中心に活動しているため王都の冒険者ギルドで一番近いところでルークに行ってらっしゃいとお帰りを言うため冒険者ギルドの受付嬢をやっている。
その件については母が冒険者でもあるため父も兄も歓迎しており、彼女自身の接客の素質も買っている。
【エリオット・フォン・キャルロット】(エリー)
キャルロット公爵の異母弟。
因みに、末っ子。後妻の子。
だが、よくある昼ドラ的な家庭環境ではなく兄、姉とは仲良しで、更には後妻の母と兄姉も普通に仲が良かった。
幼い頃から自立心が高く将来は冒険者以外考えていなかった。
若い頃にSランクを獲得し伝説に名を遺す。
そして今は王都冒険者ギルドのギルマスをこなす秀才。
兄からは“エリー”と呼ばれていて、ひと前でその愛称を呼ばれることをなにより嫌がる傾向にある。
【シーザー・フォン・キャルロット】
キャルロット公爵。
変人であり、また天才でもある。
服の趣味が壊滅的。
エリオットが普段身に着けている冒険者マントは趣味がいいがシーザーの趣味の吸血鬼マントは趣味が悪い。
また見方を変えればユニークともいえる。
妹と異母弟をなにより大切に思っている。
妻は元々伯爵家の冒険者令嬢だったが、姐さんみたいに豪快で強気なところが大のお気に入り。
キアラのことは昔から娘にほしいと思っていたらしい。
【コンラート・フォン・キャルロット】
キャルロット公爵子息。
両親の破天荒さを見て育ったため、それに反比例するように本人は素朴で普通のテンション・落ち着いた服の趣味の青年に育った。
普段は領地におり妻のジャスミンと共に領地経営に精を出している。
【ジャスミン・フォン・キャルロット】
コンラートの妻。
元辺境伯令嬢。実家はキャルロット公爵領のすぐ隣の辺境伯家。
その辺境伯の領地を超えれば帝国に至る。
実家が武闘派揃いなので、彼女もほんわか美人な一方で万が一の際は武器を振り回して無双できる。
【ジークフリード・フォン・レイタス】
レイタス辺境伯の次男。
実はジャスミンの兄。
フィーの専属騎士になったのは偶然。
フィーの専属騎士を選ぶとき、病弱な王子よりも将来有望なマティアス、または正妃の子・ヴィクトリオを選ぶものが多かった。(のちにヴィクトリオのバカさを理解してほとんどはその傍を離れている)
そんな中、ジークフリードだけはフィーを真っ先に選んだ。
理由はマティアスの相手は疲れそうだしヴィクトリオは偉ぶっていて嫌い。
それなら病弱でも優し気なフィーにしようと決め、それ以来フィーと一緒にいるうちにその魅力にすっかり取りつかれ、今ではフィー一筋の忠騎士。
槍使い。
武人としての腕は辺境伯家で鍛えられたこともあり王都でも5本の指に入る。
ヴィクトリオにフィーに仕えるより自分に仕えろと言われ、キレてヴィクトリオのこめかみすれすれに槍を投げつけ失禁させたことがあり、自分に恐れをなす主君などいらんと一蹴している。
王妃はそれに怒ったが、国王は一途に息子を守るジークフリードを称賛し、また彼の腕については帝国側も称賛していたので王妃に手を出すことは無理だった。
【ルーク・フォン・キャルロット】
エリオットの息子。
まだ若い20代前半だが、Sランクの冒険者。
ショコラの婚約者。
冴えない見た目からSランクの冒険者にはとても見えない。
また実年齢より若く見られることを気にしている。
ショコラに手を出されるとキレるので、冒険者ギルドたちの間では受付でショコラに癒されるのはいいが絶対にナンパしてはいけない、というのが鉄則である。
好物はシシカバブ。
因みに母親も冒険者。母親は現在東の国にいるらしい。
【アーロン・パンプディン】
SSランクの伝説級の冒険者。
ジュリアとレナンの養父で、キアラの師匠。
割と子煩悩。
元は旧メロンディナ公爵領を中心に活動していてジュリアやレナンともそこで暮らしていた。
たまたま王都の冒険者ギルドに立ち寄って絡まれていたキアラを助ける。
そして冒険者の技術を習いたいと言うキアラを公爵家のお嬢ちゃんなのに面白い、と気に入り弟子に取る。
更にレナンを連れて、度々キアラの修業に付き合う。
ふたりが活動を王都に移すとジュリアも王都の冒険者ギルドに務めるようになり、ちょっぴり寂しかったところにキアラが公爵家を追放になり、更にキャルロット公爵からとある話を持ち掛けられて了承。
彼のゲート魔法で一気に領民たち、冒険者たちがキャルロット公爵領へ移動。
家屋なども全て魔法で移築しいずれ赴任してくるだろう弟子夫婦のためにみんなで領主邸を建てた。
現在はオランジェット公爵領で娘、息子と暮らしている。
【クレア・ルピナス・ラディーシア】
マティアスの妻。ラディーシア王国王太子妃。
元は帝国の第3皇女。
とても美人だが本人は開発大好きなちょっとユニークな女性。
なのでキアラの出す大衆料理も是非食べてみたいとリクエスト。
最初の晩餐会以来、串焼き系にドはまりしている。
フィーの車いすの開発者もクレア。
類まれなる頭脳で、王国でも様々な研究開発を行い、日々国民のために便利な発明品を生み出している。
そんなちょっぴり変わった部分があるため見た目でつられる男性は多いが彼女に真についてこられるひとはなかなかいなかった。
だが、昔から交流しているマティアスは彼女のことを不思議と理解してくれて、父である皇帝もそれは認識していたため、王国からの例の打診があった時真っ先に彼女を薦め、そしてクレアも了承したと言う経緯がある。
【アンドリュー・ノエル・オーツ】
帝国の第1皇子で皇太子。
クレアにそっくりの見た目の美男子。
既婚。
姉が2人いてどちらも既に嫁いでいる。
末っ子の妹であるクレアを溺愛していて嫁に出すと聞いた時は荒れた。
そのため聖国が王国から譲り受けた領土に侵攻してきた時は、帝国の死神と呼ばれるくらいに暴れまくってついでに聖国もその手に収めてしまったが、さすがにやり過ぎだと姉に怒られたらしい。
【オーツ帝国】
ラディーシア王国との国境は旧メロンディナ公爵領と、レイタス辺境伯領。
実質、旧メロンディナ公爵領を手に入れ聖国もその手に治めたため、ラディーシア王国とは多くの国境で接しているが昔から仲がいいし、更には豊かな肥沃の領地をくれたためさらに仲良くなった。
むしろ聖国とは仲が悪い。
ラディーシア王国に聖国出身の王妃がいるから侵略は控えていたが、ラディーシア王国のGOサインに遠慮なくいただいたらしい。
【ラディーシア王国】
世界的にも結構歴史のある王国。北方には帝国と元聖国。
南方や他方面には他国が広がる。基本周辺国とは仲良くやっている。聖国とも王妃を娶るくらい仲良くしていたが、王妃とバカ王子がいろいろとやらかしたため聖国離れが進んでいた。
【ダイ・コーン聖国】
聖王の治めていた国。
ポーションを高く売りたたいたり帝国が不作の時に高く食べ物を売りたたいたりしたため、帝国からは嫌われている上にちょくちょく帝国領土にちょっかいを出していたため両者の仲は険悪。帝国に滅ぼされる。国民は贅沢をする聖王一族とは対照的に、貧しい暮らしをさせられてていた。帝国に占領されてからは1日3食食べられるようになったため、帝国大歓迎、そして聖王一族許さない。因みに奴隷に堕ちたエスメラルダとヴィクトリオはその血を引くとして怨まれながら元聖国民にこき使われている。ついでに元メロンディナ公爵一家はマリーアンナがクレアをバカにしたが故に皇太子やその姉皇女たちから日々過酷な罰を受けているらしい。
今回で終了となります!
お読みいただきありがとうございましたっ<(_ _)>




