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短編集

僕とひとりぼっちのミドリガメ

作者: 黒崎吏虎

これ、マジな実話ですwww

亀飼ってる人、大抵こう思ってる説www

 ある日のこと。


僕は電車で一時間くらいのペットショップに足を運んだ。


現在、僕は実家暮らしのフリーター。


この日はバイト先からの給料日で、どんな生き物が置いているのか、とか、僕の部屋で家族には内緒でイシガメとケヅメリクガメの2匹を飼っているので、その用品を揃えるためにそこに訪れたりしている。



 そんなある日のことだ。



 熱帯魚やイモリとかの両生類が売っているゾーンで、それは見つけてしまった。



 衣装ケースに入っている、大きいミドリガメだ。



 ミドリガメは「ミシシッピアカミミガメ」という名で呼ばれ、ヌマガメ科の生き物だ。


現在日本では、飼いきれなくなった人間が捨てた影響で、大量に日本の河川で増殖されているのが問題視され、「要注意外来生物」に指定されてしまっている。


コイツはまあ、とにかく大食らい。


マジでなんでもバリバリと食ってしまう。


日本の在来種なんて特にそうで、ニホンイシガメの小亀がコイツにバクリと食べられることが多いとのことだ。



 それはさておき、僕の掌より大きいそのミドリガメは、値札も貼られず、ただ、ポツンと、動かないでいた。


誰のかはわからないし、もしかしたら店員さんの飼っている亀なのかもしれない。



 引き取りたい。


そんな想いがよぎってくる。



 実際問題で言ってしまうと、僕の部屋は結構狭い。


家で飼えるなら喜んで飼いたいのだが、そもそも母が爬虫類NGということもあって、自宅のリビングではとてもじゃないが飼えない。


正直イシガメとリクガメの分でギリギリ埋まっているくらいだ。


そして意外にも凶暴だったりする。


扱いを間違えたら、ただでさえ骨折や脱臼を繰り返してきた僕の指なんぞ、簡単に持っていかれるかもしれない。


怖さはあるし、第一こんなデカい亀を持ち帰ったらそれこそバレる。


葛藤がよぎる。


しかも店員さんに話したら、買わされるかもしれない……そんな想いも交錯していた。



 僕は暫くこのミドリガメを目で愛でたあと、買い物を済ませて店を後にした。



 十分なんだ、うん。


十分だ……と自分に言い聞かせながら。



 いつか家を出て一人暮らしを始めて、もし大きいミドリガメを飼うことになったとしたら……その時は「ボス」とでも名付けて責任を持って飼おう……。


僕はそう誓ったのだった。

亀は可愛いけど飼育するのは根性と成長をいかに見守れるか、だと思ってますww

あのサイズだと……4、5000円はするかな……ミドリガメは。

僕が見たのは16センチくらいのメスですね。アレは。爪が短かったので……。

一人暮らしをしたらいつか飼いたいですね。

皆さんは、とにかく、亀は飼いきれなくても近くの川に放逐とか絶対にやめてください。亀2匹の飼育者として警告しておきます。

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