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タコタコタコ

ラゴスの言葉使いが少々違いますが、その理由は次話で。

「タコだ。たこ焼だ。酢ダコだ。タコマリネだ。タコの竜田揚げだ」


既にラゴスの目はタコ一点。


手からは青白い炎が上がっている。


「まて、ラゴス。それじゃあタコが跡形も無くなる。食べるところが残らないぞ」


レオの的確なアドバイスにラゴスが自身の手を見やる。


「しかし、今の俺には剣もなければ槍もない。それに、会得している魔法で今現在使えるのは何故か炎系だけなんだぜ。後は発動しない」


「そうだな。多分それはラゴスがゲームの時に頻繁に使っていた魔法が炎系だったからだろう。使用頻度で発動させられる率が違うようだからね」


苦笑いしながらレオはそう言う。


「かく言う僕も魔法を平均的に使っていた訳じゃないからね」


レオはそう言うと自身のコマンドを確認する。


ここは私が……と、言いたいのだが、魔法のレベルが高いので、例えば『切り裂く風』がどのレベルまで切り裂くのか怪しかったりする。


それと言うのも吸血鬼の時の威力を考えるとタコが無事に我々の口に入る位残せるのか、正直自信がなかった。


そんな事を言っている内にタコが凄い勢いで私達までの距離を詰めて来る。


「『ウインドカッター』」


レオの魔法がタコに向かって発動する。


「少し甘いか……もう一度、『ウインドカッター』『ウインドカッター』」


タコに魔法が直撃すると同時に次の魔法が発動する。


それも2連続で。


多分、その間コンマ云秒。


タコは無数の風に切り刻まれ浅い傷を作った所へ次の攻撃魔法が届く。


更に深さを深めたタコはバタバタと暴れまわり水面へと沈みこんだ。


「『回収』」


レオが右手でOKサインを作ったそこへ、タコがバタバタと吸い込まれて行った。


「え?何があったの?」


本当にそこに尽きる。


まるでそれはマジックを見ているようだった。


これこそが魔法なのではないだろうか?


そんな思いでレオを見てしまう。


「おっしゃ~!!早くタコ食おうぜ」


ラゴスはバシャバシャと水面を音を立てながらレオの元へと駆け寄る。


「ちょっと待とうかラゴス。取り敢えず陸に上がろう」


冷静なレオの言葉にラゴスは「おー」としょんぼりしながら言った。


陸……とは言っても結構あるな。


ここは遠浅なのかしら?


お読み頂きありがとうございます。

また読んで頂けたら幸いです。

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