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三度目の人生の過負荷  作者: 球磨川 雪
4/4

地上

『さて、服をもらって(盗んで)きたはいいものの僕はこの世界についてよく知らないからどうしようかな?』


町の大どうりであろう場所に出てきた。


「『これ、日本だったら補導されかねない年だよな。』」


今の体の年齢は3だった。『若いのはいいけど勘弁して欲しいよな』


『と』


『言っても』『このぐらいどうにでもなるけど』


『髪の色とかは気になるなぁ』


現在の球磨川の見た目としては顔などは前の人生前の前の人生の時とあまり変わりはないが髪の色が白で目の色は紫色になっている。


『確かにこういったのも』

『かっこいいけど』

『やっぱり僕はこっちだ』


球磨川の髪と目の色が変わっていった。黒色に。


「『さてと、どこに行こう・・・・あれ?』」


その先にはなにやら揉め事が起きているようだ。


「や、やめてください。」


「うるせぇな、ちょっとやらせてくりゃいいだけだからよぉ」


「そうだぜぇ」


『かわいい子がなにやら絡まれてるな』

『パンツは何をはいてるんだろうかな?』



「『へぇ、水玉か。悪くない』」


「「!!!」」


球磨川は絡まれていた女の子のパンツをめくる。


が、しかし吹っ飛ばされてしまった。


「『いたた。まったく酷いじゃないか。何もしてないこの僕を攻撃するなんて』」


球磨川を吹っ飛ばしたのは、パンツを見られた女の子だった。


「てめぇ、どっから出てきた!?」


「『・・・』」


「『さぁ?』」


「『そんなことどうでもいいだろ?』」


「何言ってんだぁ?さっさと死んどけ!!」


一人の男が剣を振り下ろそうとしたその時。


「!!」


巨大な螺子・・・しかしこの世界では螺子が存在しないが・・・


「『勘違いしないでくれよ。安心して!死んでないから、だから僕は悪くない』」


しかし、巨大な螺子は消えていた。


「な、なんだよ・・・おまえ・・・・」


「『僕は僕だよ。』」


「もう・・・やめてくれ・・・」


「『おいおい、この程度で折れるなよ。僕は混沌より這いより過負荷だ』」


一人の過負荷が地上に顔を出した。


球磨川はどこかに去っていった。



球磨川は町の外に出ていた。


「『さっきの女の子かわいかったな。』『さてと』『普通の道があるけど』『普通はこっちから他の町に行くのだろうけど』『僕らは違う』」


そう言うと、森の中に消えていった。

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