一度目の終わりの過負荷
俺は、人間が不平等な生き物だというのは知っていた。それに、おれ自身が不幸だからだ。今の人生に、幸せだったためしがない。
それは、偶然だった。
そこには、週刊少年ジャンプが捨ててあったのだ。何気もなく、ただ気になったからとって呼んだだけだった。しかし、そこに一人のキャラ・・・・・・いや、彼を知ったのだ。まるで自分のような、不幸のような少年を知った。彼の人生などは載ってる訳でもない、しかし彼の言うことにはなんとなく分かったのだ。
理解できるとか、自分と同じだから共感できるとかじゃない。
・・・・・・・ただの憧れ、妬みだ。
・・・・・・・・・しかし、そんな彼にもこの現実ではありえない、スキル・・・・・・・否
・・・・・過負荷・・・・・・欠点にしかならない物を持っていた。
しかし『僕はだんだんと彼のように自分の不幸をまるで恋人のように思えるようになってきた』
『でも、そんな彼でも絶対に勝ちたい負けたくないと言える相手がいた。』
『でも、僕にはいない。』
『それでも、僕は不幸の道を行く。』
『彼のようになりたいと思った。でも、彼じゃないから僕は僕だから彼にはなれない。』
「『でもこれはないと思うなぁ。』」
『修学旅行でフェリーに乗っていたら、事故にあって、気づいたらこの白い空間にいた。』
『でも、かわいい女子のために死ねた僕は幸せものだ』
『僕も、ジャンプの読みすぎかな?って思ったんだよ。夢かな?とも思ったんだよ。それだったら周りにクラスメイトがいるのはおかしいと思って、自分の頬をつねったけど痛かったからきっと夢じゃないと思った。』
『普通、こんな風な目にあったら不安におもうだろう?でも僕は違うよ。むしろこんな愉快で面白いことをやってくれたやつを、どういたぶれるのかな?って考えるんだ』
『周りが騒がしかったけど、なんだか神々しいヤツが現れてた。普通のよくジャンプで見た神様とは違ったけど、それでも神に違いはないのだろう』
神?がしゃべりだす
「人生と言う短い時を終えてしまった魂たちよ。君たちは選ばれたのだ。『地球』ではない別の世界に力とその知恵を持っていってもらいたい。」
『おっと、ジャンプでも見られない珍しい光景だな。まったく、そんなファンタジーみたいなことなんて・・・・・・わくわくするじゃないか。』
「君達にはもちろん拒否する権利がある。しかし、その場合は記憶を消して再び地球に戻ってもらうがね。」
『こんな条件で断るやつなんているのかよ。いたら、そいつは相当な聖人のようなヤツなんだろうな』
『いないのが分かったようで、名前をどんどん言って呼び出して、謎の光の玉が入っていってる。』
『・・・・・・僕が呼ばれないな。こんなに才能にあふれてて、こんなに良いヤツなんて僕以外いない位なのに・・・・・・・・ついに僕だけになったな。』
「・・・・・!未だ残ってたのか!?・・・・・・こりゃ、しまったな」
「『何か問題でもあるのかい?』」
「いや・・・・・特にはないのだが・・・・・もう、私からの加護や力がもう残っていないのだよ」
「『へぇ、別に僕はもんだいねぇぜ』」
「いや、そうでなくてな・・・・私が渡してたのは幸福もあるのだ。人との縁などに関わる物だったから絶対に必要な物なのだ」
「『へぇ、僕には関係ないね』」
「だから、0からでなくてマイナスからのスタートなのだぞ?」
「『別に不幸にはなれてるから、それに不幸に本当のそこはないんだぜ』」
そう、意味ありげで意味のない台詞を残して去って行った。
「なんなのだ?あれは?」