表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

往復所感 「返り討ちの韻」

作者: 天理妙我

 最近、作品の発表がない天理。何をしているのかというと、mさんの作品の感想欄で遊んでおりました。押韻バトル。なんかね、喧嘩売ってくるの、mさんが。

 なお、mさん側の作品についてはお手数ですが活動報告からどうぞ。

やりまくる 挨拶ついで アイラブユー 愛が降るまで かきまくるだけ

西東? 気にしないのさ 右左 オレは前向き 呼べば駆ける気



おままごと 他はボロでも おさなごの 未来に光明 期待に高揚

太平楽 人の迷惑 この性格 おままごとでしょう 幼子のメロウ

愚痴ばかり 口が開いてる 月明かり 秋の夜長に 愛をおかわり

無理じゃない 韻踏みなさい 口が先 虫が鳴いてる 月明かりです



ちょっと見たがそれがどうかいたしましたか

ひょっとしたらオレは生涯場違いかな

他所様の真似事ばっかで

世の中の腫れ物だったね

ボロ雑巾の退屈なマニュアルなら

この押韻の怪物が預かるから

暗闇と悲劇を掻き分けて開始せよ

再びの奇跡と抱き上げて愛してよ

いつも馴れ合いかもしれないけど

傷の舐め合いだと消えないねと

解っていたはずの溜息

変わってきた明日の駆け引き


もっとちゃんと探せば 手を掴もうじゃない

ちょっと難度高めだけど不可能じゃない



また馬鹿な 言葉遊びを 始めるか ただのプライド 意味を問う者 

ささやかな 愚かな恋も 愛せるさ 朝も暗いよ 息をのむほど 

完全で ごめんなさいね 押韻の 神に愛され この歌残す

三件目 おでん屋台で 暴飲も 寂しさ乱れ 鼓動は脆く


ほどよい ほろ酔い 上機嫌

許さん ぬる燗 承知せん

目指した 狙いは 甲子園

明日の 在処も もう見えん

 ①短歌で韻が踏めないと、ごく当たり前のことを嘆いていらっしゃったので、本歌取りついでに押韻しておきました。当たり前のように韻を踏んでやりました。実は難しいんだよ。

 ②基本、三音程度の押韻で満足しているようなので、これに喝を入れるべく返歌しました。五音、七音をまるごと取ってみやがれ、という発破。みやがれでできれば誰も苦労しない。

 ③詩の一節を全部使って韻を踏むという遊び。私はこれを全文韻と呼んでいます。呼んでいるからには当然にして私の得意分野です。ここで負けるわけにはいきません。悪いけど。

 ④どうやら決まった韻律と音律があるらしい遊び。ここでは全文韻の五七五七七と踏み返しの四四五ですね。それだけではつまらなかったので、最後の四行は脚韻にしておきました。


 別に喧嘩買いますって看板を掲げてるわけじゃないんですけど、かかってくる人、いますか?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] ほえー。 短歌のはずなのにラップ的なドラムが聴こえてくるような…… なんだこれ格好いいぞ。
2018/11/15 20:11 退会済み
管理
[良い点] 天理さんカッコイイです。③とか美しすぎて惚れ惚れ。
[一言] 売ってませんよーーー(。´Д⊂) 怪物を召喚して、太刀打ちできるかなーって、ちょっと思っちゃったりしたりして。まだLEVEL-1のひよっこでした。反省してます。 反省はしますが、懲りずにやり…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ