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続拳脚彷徨星  作者: 東武瑛
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鄭と隆の悲劇

鄭ともう1人のお尋ね者、隆は金塊を強奪する作戦を練っていた。

賭博場の寺銭が金塊として隣街に住む胴元に届けられる事を知ったからだ。

李と別れた後、二人は屋台で食べ物を売り糊口を凌いでいた。

そして賭博場から金塊が運び出される日が来た。

金塊を乗せた馬車が賭博場を出発した

鄭と隆は用心深く馬車を追って行った。

馬車には屈強な男が乗り護衛していた。

やがて馬車は橋の前で停まった。

鄭と隆は、ここで馬車を襲撃した。

護衛達と乱闘し倒した。

しかし、橋の先から男達がやって来た。

再び乱闘が始まったが今度の男達は強かった。

先ほどの疲労もあり形勢は不利だった。

結局、鄭と隆は男達に蹴り殺された。

男達は馬車の金塊を運んで行った。

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